年上男性とのお付き合いで幻滅しちゃうことって?

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年齢差のある恋愛は、今や当たり前。ひと回り以上年の離れた男性が好き、付き合いたい、付き合ったことがある――という女性もいることでしょう。でも実際に付き合ってみると、「イメージや予備知識と違っていた!」となることも。勝手な理想や思い込みを持ってしまい、後で「こんなはずじゃなかった……」とならないために、実際に交際経験のある方からの意見を集めてみました。
まずは「年上男性」編からご紹介します。

目次

年上男性との交際で“いいところ”


まずは、実際に付き合ってみて思った「いいところ」は? 共通で挙がってきた意見は以下でした。

・いろんなことを教えてもらえる(仕事や社会のこと、上の世代の文化など)
・人生の先輩なので、素直に頼れる
・女性側が子どものように甘えても、不自然な感じにならない
・デートや決め事で、リードしてくれることが多い

「こういうときは、こうしたらいい」と言ったアドバイスをもらえるのは、やはり年上男性との交際のいいところ。兄弟間でも、第二子・第三子は長男長女の生きざまを見ているので、世渡りが上手、なんてよく言いますよね。年上の彼氏は、仕事のやり方や人間関係、会社との付き合い方から人生のことまで、相談にはもってこいの相手。「上の世代の文化(音楽やアートなど)を教えてもらって楽しい」といった意見もありました。

また、年上の相手には「自然に頼りやすい」のも魅力のひとつ。「女性に頼られるとうれしい」という男心を無意識にくすぐることもできやすいようです。甘えたいときも、子どものようなワガママを言っても、不自然な雰囲気になりにくい。デートや恋愛経験からデートのリードが自然だったり、上の世代の男性は「男が引っ張らなきゃ」と考える傾向も強く、いろいろな決めごとを任せて安心! という良さもあるようです。

年上男性との交際で“悩ましいところ”


しかし一方で、年上との交際で「ちょっと悩ましい」「やりにくい」と感じる点も。以下のような項目が挙がってきました。

・対等な口を聞くと機嫌を損ねがち
・相手の幼い部分を見たときや甘えられたときなどに「かわいい」と思えない(幻滅しやすい)
・年寄り扱いをすると、本気でキレることがある
・将来設計における感覚が違う

対等な口を聞きにくいというのは、頼りやすさの反面という感じもしますが、無意識に「年少者や女性に、生意気な口をきかれるのが嫌い」という年上男性は少なくないのかもしれません。世代の価値観もそうですし、年下の女性と付き合う男性には、もしかしたらもともと尊敬されたがりなタイプも多い……のかも!? (もちろん個人差はあると思いますので、あしからず!)。

「ベタベタ甘えてくると、ちょっと冷める」「甘えたくて年上と付き合ったのに、甘えられて幻滅した」なんて厳しい意見(!?)もありました。年長の男性にだって甘えたい気持ちはあると思いますが、「年上男性と付き合う=自分が甘えたい、頼りたいから」という女性は少なくなさそう。だからこそ、逆の立場になると幻滅しやすいのかもしれません。

「ジェネレーションギャップを冷やかすと、たまに本気で切れる。普段は自分でおじさん、とか言ってるくせに(笑)」なんて意見もありました。世代の違う相手と付き合うと、不安やコンプレックスも多少はありますよね。自虐はよくても、人に指摘されると傷つく……というのが人の心の常。ましてや好きな女性ならなおさらでしょう。お互いさまですが、相手の”地雷”(触れると嫌がるポイント)がどこにあるか、というのは関係を築くなかで見極めていく必要がありそうです。

そのほか、結婚や出産の時期、親の介護問題など、「将来設計の感覚が違うので、意見が割れることがある」といった意見もありました。

年上男性といっても“人それぞれ”なところ


最後に、ひと口に年上男性と言っても「人それぞれ」だと思う点について。以下2点が挙がってきました。

・お金の面。年上=気前がいいとは限らない
・仕事の順調度。年齢が上だからと言って、仕事が順調で安定しているとは限らない

若い女性からすれば、年上男性は一般的に「自分よりもお金を持っていて、仕事も安定しているだろう」というイメージですよね。しかし、節約家だったり、収入が少なかったり、仕事が不安定で悩んでいたり……ということは、年上男性にだって十分ありえること。「年上だからおごってくれるだろう」「仕事の面では心配がないはず」なんて勝手に思い込んで交際すると、あとで「思ってたのと違う……」とギャップを感じてしまいがちかもしれません。

以上、実際に年上男性と付き合った経験がある女性たちからの意見でした。年上と付き合ってみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみては? 次回は年下男性編について、ご紹介します。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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