コミュ障なのに意外と目立ちたがり屋 ひとりっ子男子のトリセツ

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「ひとりっ子男子」って面倒……。そんな風に思っている女子は多いのではないでしょうか? 前回の記事「さみしがりやなひとりっ子男子のトリセツ」でもお伝えした通り、ひとりっ子男子ってすごく独特な生き物なんですよね。

だけど、そんなレッテルを貼られてしまい、泣いているひとりっ子男子がどれだけいることか……。かくいう僕も、そのひとりです。

そこで今回お届けするのは、「自ら目立つことは苦手なのに、注目されたがり」という、これまた不可解なひとりっ子男子の生態について。ぜひ彼らを理解してください!

目次

目立つことは嫌い……じゃなくて好き!?


ひとりっ子は、幼い頃から同世代の人たちとの交流が少なかったため、比較的コミュ障なことが多いです。そのため、自ら積極的に目立つことが苦手。大人数が集まる飲み会では発言を控えますし、知らない人ばかりが参加する交流会のような場はもってのほか! とはいえ、放置されるのも嫌なんです。

それはなぜか。ひとりっ子は、幼少期から両親をはじめとする周囲の大人たちの愛情を、一身に受けて育ちます。何をしても「すごい」「かわいい」「この子は天才だ」と、常に輪の中心にいることが多いんです。だから、自ら何もしなくてもチヤホヤされるのが当たり前。それがそのまま大人になってしまうと、それまでの待遇の差に違和感や不満を覚えてしまうんです。

もちろん、大人ならば、それまでの環境が特別だったことに気がつき、特別扱いされない自分を受け入れるようになります。けれど、ふとした瞬間に、やはり不満が出てしまうのも事実。僕もこんなことを言われたことがあります。

「五十嵐くんって、物静かだけど案外目立ちたがりでしょ?」

ドキッ! 図星でした。その当時、いじられキャラだった僕は、飲み会などで周囲からいじられるたびに「僕のことはいいから」と言いつつ、内心喜んでいたのですが、それがまんまと見抜かれていたようです……。

けれど、僕をいじっていた人はもちろん、僕のことをしっかり見抜いていた子にも好感を持ったことは間違いありません。だって、それだけ僕自身を見てくれていたということですから。

「構ってほしい欲」を満たしてあげること


ひとりっ子男子をおとしたい場合、このように「私はあなたを見ているよ」と感じさせることが重要かもしれません。「注目されたい」「自分を見てもらいたい」という気持ちをくすぐるってことですね。「構ってほしい」という気持ちを満たしてあげるという意味では、ある種の“母性”がカギなのかも。

つまり、「母性本能をくすぐられたい」と願っている女子からすると、ひとりっ子男子はうってつけな存在というわけです。というわけで、ぜひともひとりっ子男子との恋愛をエンジョイしてみてくださいね~!
(五十嵐 大)

この記事を書いたライター

五十嵐 大
ライター/エッセイスト。インタビューや書評の仕事がメイン。ゲームやマンガの世界に逃避しがちな、引きこもり系男子です。

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