積極的な既婚男性からの誘いの断り方 “相談に乗るよ”は要注意!

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若い世代の男性がどんどん恋愛から離れる一方で、ためらいなく若い女性に声をかけるのが30〜50代の一部の既婚男性たち。同世代の男性たちがしないような積極アプローチに戸惑ってしまう女性もいるようです。

一時の夢は見せてくれるかもしれませんが、その多くは単なる下心。既婚男性との恋愛にハマりこんでしまったら、その先に待ち受けるのは“いばらの道”です。既婚男性に誘われてどうしよう……と困っているときは、以下のポイントに気をつけていきましょう。

目次

1.とにかく既婚男性と「二人きりにならない」を徹底する


まったく知らない相手ならば徹底無視すればいいだけの話ですが、知り合い、上司、仕事関係の相手などの場合、あからまさに拒絶するのは難しいですよね。「どうも言い寄られているな、どこかで牽制(けんせい)しないと危ないな……」と気づいたときは、「とにかく二人きりにならないこと」を守っていきましょう。

たとえば、食事や飲みの誘いを断りづらいときは「◯◯さんも呼んでいいですか?」「◯◯ちゃんたちも誘いますね」と周りを巻き込む。帰り道でも、なるべく別の人にくっついて歩く。前後不覚になるほど飲まないことも重要ですし、帰り道が一緒になりそうだと思ったら「コンビニに寄る」「トイレに行く」など理由をつけて輪からさっと離脱する。タクシーの相乗りもしない(複数人でも、途中から二人きりになってしまう可能性がある)……などなど。

社内の相手の場合でも、二人きりになりそうな場所には近づかない、二人きりになってしまったら早目に立ち去るよう気をつける。少しでも相手に魅力を感じている場合は、なおさらこのルールを守らないと「いつのまにか禁断の関係に……」なんてことにもなりかねないので注意です。

2.既婚男性に何度も「おごってもらう」のは危険!?


やむをえずご飯やお酒の席を一緒にすることになった場合、年上だからといって「何度も平気でおごられる」のは危険信号です。金銭は「対価」。「平気で何度もおごられる=近づいてもOKなのだな」と勘違いされてしまうこともあります。

上司部下の関係の場合はある程度仕方がないでしょうが、言い寄られる危険を感じるならば、おごられる機会を何度も重ねるのは避けたいもの。そもそも二人きりでおごられるような機会はできるだけ避けるのが賢明です。

3.既婚男性が言う「相談に乗るよ」には注意!


若い女性の「相談に乗ること」で距離を縮めてこようとする既婚男性も少なくありません。社会経験が多い分、相談相手としては頼りになる部分があるかもしれませんが、相談はこちらの弱みを見せることにもなるので、相手につけこむ“隙”を与えてしまうこともしばしばです。

なんとなく相談しているうちに言い寄られるようになってしまった……というときは、「もう解決したので大丈夫です!」「あとはもう自分でできますので。ありがとうございました!」などと即座に逃げましょう。

4.既婚男性が家庭の話をしていても、安心すべからず


いつも家庭の話をしているし「この人なら大丈夫だろう」と思っていたら誘われてショックだった……なんてケースもしばしば聞きます。独身女性を安心させて距離を縮めてこようとする人、遊びたい前提で「こちらに家庭があることは分かってたでしょ?」と前置きして寄ってくる人もいるので要注意です。

「愛妻家(恐妻家)キャラ、子煩悩キャラを必要以上にアピールしている人ほど危ないよ!」なんてアドバイスをくれる先輩女性もいるほど。家庭の話をしているからといって「この人は大丈夫」と気を抜きすぎないようにしましょう。

5.既婚男性のプライドを傷つけないよう「対象外」をアピールする


既婚男性の多くは、年下の女性に「プライドを傷つけられること」を嫌う方が多いです。彼らは自分が言い寄っていても、あからさまに嫌悪されたり拒まれたりするのは絶対に嫌なので、「脈が1ミリもない」と察したらスッと諦めてくれることも。

先制攻撃で、「私は年下としか付き合わない」と暗に対象外であることを伝えたり、「軽い男性は嫌い」「親を泣かせるようなことは絶対にしない」などと真面目キャラをアピールしたりしておくといいかもしれません。

なお、無責任な関係を望む既婚男性は、こちらに恋人がいようといまいと気にしないので、「私、彼氏がいるので」という断り文句ではあまり効果がないかも。「それでもいいよ、気にしない」なんて反応が返ってくるだけでしょう。

断る口実としては、「恋人」より「婚活」のほうが効果があるかもしれません。「『私、いま真剣に結婚相手探してるんで!』『既婚者は対象外でーす』と明るく伝えると大体去ってくれるよ〜(笑)」と教えてくれた友人もいますので、参考までに。

あの手この手で口説いてくる既婚男性もいますが、とにかくこちらも“隙”を与えないことが肝心です。既婚男性の誘いをトラブルなく交わしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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