彼氏に迷惑がられるサプライズ 女子がやりがちなタブー行動

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女性は記念日やイベントが大好き。
さらにその際にサプライズを仕掛けることを思いつくこともあるハズ。
サプライズするときは相手の反応を想像しながら内緒で準備する時間さえもワクワクドキドキして楽しいもの。
しかし「好きな彼を驚かせたい」「喜ばせたい」という気持ちから仕掛けたとしても、それが一歩間違うと相手にとっては“迷惑なサプライズ”に変わってしまう可能性が潜んでいる。
男性への「サプライズをハズさないためのポイント」を男性のホンネから学んでみよう。

目次

人の部屋に勝手に上がり込んでサプライズパーティ


・「彼女が『俺の誕生日を祝いたい』って言ってくれたけど、俺はちょうど新しいプロジェクトを任され休日出勤しなきゃいけないほど忙しい時だったので『ごめん、その日は仕事なんだ。気持ちだけ受け取っとから……』と断った。でもその日帰宅するといきなりクラッカーの音が。俺の合鍵で部屋に入った彼女と二人の共通の友達数人が上がり込んでいて部屋はすっかりパーティ仕様に。俺のためのサプライズパーティなんだろうけど正直こっちは疲れて帰ってきて早く休みたかったし、翌日だって仕事だし、マジ迷惑!でもまさか帰ってくれともいえず……。みんなは『久しぶりに集まったから』と盛り上がりお開きになったのは午前様」(30代・機器メーカー)

……「人の家でサプライズパーティするってどうよ?」という意見。部屋の主に許可なく留守中に勝手にあがりこんで料理されたり部屋の物をいじられるのはたまらない迷惑行為。
また男からしたら友達を招いてパーティなんぞ開かれるよりも自分の仕事や体への気づかいをされた方が何十倍も嬉しいハズ。
サプライズは相手の環境を見極める事が大事。彼の仕事の状況や健康状態をまず考えよう。

両親とサプライズ


・「俺の誕生日に彼女のアパートにはじめて招待された。彼女の部屋に上がれる嬉しさで心も股間もソワソワ。しかし、部屋で俺を待ち受けていたのは彼女だけでなく彼女の両親も!『え~~~~っ! そんな聞いちゃいないよ』と心の中で雄叫びをあげるも、はじめて対面するご両親になんて挨拶していいのやら、なにを話していいのやらで汗びっしょり。彼女にプロポーズだってまだしていないし結婚の約束もまだなのに……。この不意打ちはあり得ない」(30代・教育関連)

……このサプライズはまさに不意打ち行為のなにものでもない。
サプライズとは関わる人が多い分だけその場が盛り上がるとは限らないのだ。

サプライズ手料理


・「オレは仕事が遅いのもあるし面倒だから家では一切自炊せず……食事はほとんど外食かコンビニ! だから家にはヤカンしかないくらい(笑)。冷蔵庫に入ってるのはビールとスポーツドリンク。彼女と付き合いだして間もない頃……はじめてオレの家に遊びに来た時のこと、彼女はサプライズで手料理をふるまおうと考えていたらしく、食材をたくさん買い込んでやってきた。でも調味料はもちろん、鍋もない状況! 結局、料理は出来ず2人で微妙な空気のままその食材を冷蔵庫に入れて、そのまま外に御飯を食べに行きました」(20代・観光業)

……「手料理で驚かせちゃおう!」と彼が普段食べないような食材で手の込んだ料理やメニューを考えそれを披露したいと思う女子は少なくないはず。
でも一人暮らしの男性なら“私の手料理をきっと喜んでくれるに違いない”というのは浅はか。
この彼のように料理器具が一切ない男性もいるし、自分の部屋の台所やガス台を汚したくない男性だっている。または作ってもらうのは構わないけど片付けを手伝うのが億劫……という理由もある。外食のほうがありがたい男性だっているのだ。
手作りは結婚してからいくらでも、そう、飽きるほどできるもの。
手作りで愛を表現したい場合は注意しよう。

見知らぬ人を巻き込んだサプライズ


・「彼女が予約してくれたレストラン。そのディナーコースの最後に出てきたのは花火がバチバチしている派手なケーキ。しかもお店の人が“今日誕生日を迎えた俺”を店内のお客さんに紹介。もう恥ずかしいのなんのって……。たまたまその場に居合わせた人の視線がつらかった。しかも店員さんはお客さん全員でのバースデーソングを促し大合唱」(20代・エンジニア)

……お店の人や見知らぬ人を巻き込んだサプライズは恥ずかしがり屋の男性にとってはまさにありがた迷惑な行為。
知らない人に祝われてもちっとも嬉しくない男性もいるはず。
お店絡みで彼へのサプライズを提供するなら、彼氏の生まれた年のワインを前もって用意したり、開封したワインのエチケット(ワインに付いているラベルのこと)をお店の人に頼んで剥がして記念にもらったり、ケーキやデザート皿に彼へのメッセージや愛の言葉を書いてもらうなど……スマートな“オトナの演出”を心がける方が賢明。

または、注目されるのが好きでない彼には人前でなく二人きりの場所でのサプライズを仕掛けてあげよう。

サプライズ投稿



・「俺の誕生日祝いにとった記念の動画を彼女がなんとFacebookに投稿!しかも彼女は俺をしっかりタグ付けし、さらに公開範囲は友達限定でなく全公開! 職場の上司や取引先の人にもバレバレ。『ラブラブっぷりすごかったね~』『めちゃ彼女に愛されてるよね』などと冷やかされ、『結婚しないの?』『早く年貢を納めろよ』とまで言われる始末……非常にやりにくい」(40代・技術職)

……軽い気持ちやそのときのノリで彼とのラブラブ画像やラブってる写真をSNS上にアップしてしまう女子も少なくないハズ。
大好きな彼をお披露目したい気持ちも分からないではないが、そのサプライズはまさに危険行為。なんの断りもなく自分の写真がいきなり全世界に向けて公開されてしまったら……そう、された方はいい晒し者となってしまうのだ。
自分の個人情報が流出されてしまうのはたまらなく心外なことである。

ふたりの記念写真や画像投稿は決して“サプライズ”であってはならない。

サプライズで大切なのは相手の気持ち


相手へのサプライズ、不意打ちはまさに“両刃の剣”!
サプライズは成功すれば大きな効果や良い結果をもたらす反面、失敗すると大きな打撃を受ける恐れがある。

ただ攻めるだけでは「喜んでくれると思ったのに……」という残念な結果になりかねない。
あなたが良かれとやったことが「……俺、こういうこと好きじゃないんだよね」と言われてしまったら元も子もないのだ。

サプライズをする時に大切なのは自分でなく“相手がなにをされたら嬉しいか”が一番!

自分がされて嬉しいことや自分目線でプランを立てると相手に喜んでもらえるどころか逆に不快感を与えてしまうことになりかねない。

自分中心でひとりよがりなサプライズにならぬよう、相手へのリサーチをしっかり行いタイミングを見極めて決行しよう!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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