むくみ解消にはハト麦茶がおすすめ　お悩み別ダイエット効果のあるお茶

普段なにげなく飲むお茶ですが、その種類によってはダイエットやむくみ解消効果が期待できるものがあります！　痩せたいけれど食べたい、便秘に悩んでいる、むくみが原因で太って見える……、こんなお悩みに適した、飲むと得するお茶のタイプをまとめてみました。

むくみ解消には“ハト麦茶”がおすすめ

水分代謝がアップしてむくみもスッキリ

ハト麦茶は利尿作用に優れているため、体内にたまった余分な水分や老廃物の排出を促進してくれます。合わせて、同じ姿勢が長時間続いたときには軽くストレッチをする、塩分のとり過ぎに注意するなどの対策も心がけるとなおいいですよ!!

飲み方のポイント

水に入れて火にかけ、沸騰後は弱火で3～5分煮出すと成分がバッチリ抽出されます。日中に飲むのが最適です。夜間は内臓の代謝が低下するため、寝る前に飲むのは控えてくださいね！

便秘解消には“黒豆茶”がおすすめ

便秘への効果は中医学のお墨付き

腸を潤す作用や血行促進、造血作用と、中医学でさまざまな作用があるといわれている黒豆。煎って煮出した黒豆茶には、排泄をスムーズにする効果が期待できます。また、黒豆茶はクマや乾燥などお肌の悩みにも効果を実感する人が多いお茶なんです♪

飲み方のポイント

成分をしっかり抽出するためには、熱湯に入れて弱火で5分煮出したり、マイボトルで時間をかけて出すのがおすすめです！　出がらしの豆には食物繊維が豊富なので、ついでにぜひ食べちゃいましょう♡

油っこいもの好きには“ウーロン茶”がおすすめ

脂肪の吸収をおさえる独自のポリフェノールが鍵

茶葉が発酵する過程でカテキンが結合して生まれるのが、ウーロン茶のダイエット成分「ウーロン茶重合ポリフェノール」というもの。これが脂肪の吸収を抑制したり、脂肪の分解を促進したりしてくれるそう。緑茶は中医学で体を冷やすとされますが、茶葉を半発酵させたウーロン茶ではその心配がないので、冷え性の人でも安心して飲めますよ♪

飲み方のポイント

食事の際に飲むと効果的です。お湯を注いでから1～3分蒸らすと、苦みが和らいでまろやかな味わいになります。
ウーロン茶を飲むとのどが乾燥しがちになるので、販売系や飲食業などで大きな声を出す人は、お仕事前は控えるのがベターです。


体の冷え防止のため、どのタイプのお茶も常温またはあたたかい状態で飲むのがベターです。効果を出すには継続することが大切。スタートした日を手帳にメモして、まずは1週間続けてみましょう！

参考：『日経ヘルス11月号』　日経BPマーケティング

（由井妙）