男性からモテたければ意識を変えてみて 自分に自信を持つための心のイメチェン術

あなたは、自分のことが好きですか? 自分のことが嫌いとまでは言わなくとも、好きではない女性も少なからず存在します。ナルシストよりよっぽどマシという考え方もありますが、もし男性から好かれる女性を目指す、モテたいと思っているなら、まずは自分のことを好きになる必要があるんです。

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自分が好きじゃない女性=卑屈な印象になる


そもそも、なぜ自分を好きになる必要があるのでしょうか? 逆から考えれば、答えは簡単です。「俺は、自分のことが大嫌いだ!」という男性を、あなたはどう思いますか? 卑屈な印象を受けますよね。それと一緒です。また、自分が社長で、新入社員を雇うとしたら……面接で、「自分のことが大好きです」という志望者と、「自分のことが大嫌いです」という志望者だったらどうでしょう? 当然のことながら、前者を選びますよね。というわけで、男性に好かれるためには、まず自分を好きになりましょう。

謙遜を美徳とするのは日本文化!?


モテるために「自分を好きになりましょう」と言われても、これってけっこう難しい思考チェンジです。なぜなら、日本には謙遜を美徳とする文化が根付いているから。この日本人気質を跳ね除けるには、1~2年海外で生活するのが一番効果的でしょう。というわけで、自分を好きになるべく、今すぐ会社に辞表を叩きつけて、貯金全額はたいて海外へGO! ……な~んてことができるわけもないので(笑)、生活を変えずに自分を好きになる方法をご紹介します。

まずは自分の星座や血液型、出身地の中からどれかを好きになろう


容姿や性格、才能部門で自分を好きになろうとするのは、ハードルが高いです。なので、自分の意志が働いていない部門から好きになりましょう。たとえば筆者の場合、3月生まれの自分を超・気に入っています。同学年の中で、歳をとるのが一番遅いって、なんてお得な月に生まれたのだろうと、親に感謝したいくらいです。それから血液型。AB型って、どの占いを読んでも、天才型が多いと書かれているので、嬉しくなっちゃいます。

干支でも出身地でも、なんでも良いんですよ。「巳年の私は、魔性のオンナっぽくて好き」とか、「関西出身の私は、個性的で好き」とか。「その程度で良いの?」と思うかもしれませんが、簡単なところから好きになっていきましょう。

自分の名前を好きになろう


次は、ほんの少しだけハードルを上げます。自分の名前を好きになることです。これ、筆者にとっては相当難しい課題でした。物心ついた頃から、自分の名前が大嫌いだったからです。嫌いな理由は、「子」が付くという部分。「子」が付かない名前の友人たちに比べて、野暮ったいイメージが拭いきれなかったんですよね。

思考チェンジのきっかけになったのは7年前に勤めていた職場の同僚女性です。彼女は、苗字も名前も大好きと話していました。その発言は決して嫌味ではなく、むしろ清々しささえ感じさせるくらいです。そして彼女は、仕事・プライベート共に、とっても幸せそうでした。どれくらい幸せレベルが高い女性だったかというと、「神様が一つだけ願いを叶えてくれるとしたら、何がいい?」という筆者からの問いに対して、「世界平和」と即答したんです。自分自身が満たされているからこそ、自分のことではなく、世界の平和を願うことができるのでしょう。まさにベストな精神状態!

自分の名前を好きになるには、著名人と結びつけるのが一番です。漢字まで一緒である必要はありません。読みだけでオッケー。筆者の場合は、多部未華子さんが該当します。彼女は決して、「子」が付く云々なんて、気にしていないはず。そんなふうに考えると、自分の名前が自然と好きになっていきますよ。

平均点がとれている項目を探そう


そして最後に、平均点がとれている項目を探しましょう。平均点以上である必要はありません。平均点で充分です。たとえば、「特別に社交的ってわけじゃないけれども、初対面の相手でも普通に会話できる」とか、「モデル体型ってわけじゃないけれども、BMIでは標準体重」とか。

上を見上げればキリがないですからね。平均点をとれている自分を褒めてあげましょう。平均点がとれていない項目は、華麗にスルーです。たとえば筆者の場合、パソコンスキルが平均以下どころか、限りなく底辺に近いのですが(笑)、だからと言ってパソコン教室に通わなければとは思いません。平均点以下の項目を平均点まで引き上げるよりも、平均点がとれている項目を維持していくことに意識を集中させましょう。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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