別れた元彼と友だちに戻れる賢い方法 借りていたものはしばらくしてから返しに行くこと

「別れた元彼の顔なんて、もう二度と見たくない」と思っている人もいると思います。反対に、「別れても友達でいてほしい」と願っている人もいると思います。今回は、元彼と別れても友達に戻れる別れ方や、向き合い方について、一緒に見ていきたいと思います。さっそくご紹介しましょう!

別れた元彼と友だちに戻れる賢い方法
別れた元彼と友だちに戻れる賢い方法


目次

別れても付き合っている時と同じ呼び方でいる


「私は、彼氏と別れても、絶対に彼氏の呼び方だけは変えませんでした。別れたあと、たまに、彼からLINEのメッセージが来ていたのですが、付き合っていた時の呼び方で、彼のことを『○○くん』と呼びつづけました。別れて3年たっても、元彼とはいい友達です 」(24歳・飲食)

別れた後、男子がすごく戸惑うことのひとつが、この「呼び方」です。付き合っていた頃は「○○くん」と呼ばれていたのに、別れたら、「あなた」とか、「佐藤君」と苗字で呼ばれるとか……こういうところに、男子はすごく距離を感じてしまって、「もう友達ですらいられないのかな」と思ってしまうのです。
元彼といい友達でいたいのであれば、付き合っていた当時の呼び方を、そのまま使えばいいのです。
もっとも「別れゆくふたりは、他人より遠い」わけですから、苗字で呼び合うというのも、それはそれでかまわないのですが……。

元彼だからといってLINEなどをブロックしない


「私の友達を見ていても思うのですが、別れた腹いせにLINEなどをブロックしちゃう人とかいるんですよね。そんなことをしたら、当然いい友達でいられませんよね」(25歳・受付)

腹いせでブロックしてはいけないということです。まず友達に戻りたいと思うのなら、ブロックなんてしないと思うのですが……。女心は難しいです。

別れてしばらくたってから借りていたものを返す


「私は、彼と別れた後も、なんとしても友達でいたかったので、付き合っている時に彼から借りたものを、ほとぼりが冷めた頃にしれっと返しに行きました。その時に彼とたくさんお話をして、なんとなく友達いられそうだなという手応えを感じました。そこから私たちは、いい友達関係を続けています」(26歳・通販)

こういうのも、ひとつの「できる女子」の恋愛テクニックではないかと思います。
彼から借りたものという、いわば「人質」を盾に、恋の戦争を戦い抜けばいいのです。
ときに計算高く振る舞うのも、戦争に勝利する大事な要素です。
双方の兵士が負傷しちゃうかもしれませんが、ふつうは、冷静に時間を味方につけた兵隊さんが勝利をおさめます。

女性側から元カノではなく「友達として」たまに連絡する


「私は、別れた彼と友達でいたかったのですが、別れて1年くらい彼からなんの連絡もありませんでした。すごくショックだったのですが、思い切って私から連絡をしたら、友達としてふたたび、彼とLINEのメッセージのやり取りができるようになりました」(23歳・音楽関係)

これはですね、男子だって、別れた彼女にどう接していいのか、迷っているわけです。
そして、男のプラドが邪魔をして、元カノに自分から連絡できないとか、連絡するのが恥ずかしいとか、そういったことを考えているのです。
しかし、よく言われるように、男子は別れたあと「後ろを振り返っています」。対して、女子は、「曲がり角で曲がってしまう」ので、振り返るもなにもなかったりします。
元カレと友達関係を続けたいのであれば、女子から連絡をとるというのが、大正解なのです。

いかがでしたか?
最後の項にも書きましたが、ふつうは、別れてしまえば、女子は曲がり角を曲がってしまうので、男子は誰もいなくなった後ろを振り返るしかないという、非常に切ない構図になっています。
だから、別れた後も元彼と友達でいたいと思っている女子は、彼にとって「希少生物」ですし、元彼にとっても、ものすごく「いい女」なわけです。

元彼と友達でいたいと願っている女子は、ぜひあなたから連絡をしてみてはいかがでしょうか。
その時に、一度外したハシゴを、もう一度掛けなおしてはいけないというのも、知っておいたほうがいいかもしれません。
若いとどうしても、ハシゴを外したり掛けなおしたり……つまり別れたり、ふたたび付き合ったり……ということがあるかと思いますが、男子にとって、これほど残酷な話もないのです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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