重い質問は絶対タブー! 冷めてきた時の彼氏の本音

彼氏の愛が冷めてきたとわかれば、「私は彼に嫌われたのかな」と、おびえる女子も多いことでしょう。逆に、あなたの、彼に対する愛が冷めてきたら、「別れたいな」と思うこともあるかもしれません。でもかならずしも、「愛が冷めてきた=嫌い・別れ」というわけではありません。

愛が冷めた=別れ……?
愛が冷めた=別れ……?

今回は、愛が冷めてきた時期の男子のホンネについて、一緒に見ていたと思います。さっそくご紹介しましょう!

目次

1. おれに冷たくしないで


「カップルの愛が冷めてきたとき、彼女は僕に冷たくします。おそらく彼女は、もう僕のことが好きじゃないのかもしれません。でも冷めた愛は、時間をおいたら、また盛り上がってくることもあるじゃないですか。だから僕は『おれに冷たくしないで』と彼女に言いたいのです」(25歳・ IT)

「愛が冷めてきたから別れましょう」という考え方をする人も、きっと世の中には多いのでしょう。特に若いとどうしても、待つことが苦手ですから、愛が冷めたら、即、別れるということになっちゃったりもすると思います。

でも冷めたものは、なにかをすれば、ふたたび温まってゆくわけですから、もう少し長い目で、ふたりの関係を見つめるというのも、恋愛においては非常に重要なのです。

2.焦って関係修復をしようとしないで


「彼女も、おそらく愛が冷めてきているのを薄々わかっていると思うんですが、愛が冷めてきた頃、彼女は毎朝8時に、僕にメールを送ってくるようになりました。おそらく僕の気持ちが離れていくのが怖いから、定期的に連絡をしてくるのだろうと思います。僕が同じ時間に返信をしないと、彼女は、ものすごく心配をして、次々にメールを送ってきます。愛が冷めてきた時こそ、落ち着いてほしいのです」(27歳・メーカー)

これはもう、この彼氏の言っている通りです。愛が冷めてゆくのがわかったとき、おそらく誰だって焦ると思いますが、そういう時こそ、普段と同じように平常心でいることが、 重要だったりもするのです。

3.冷めたからといって浮気みたいなことはしないで


「僕たちカップルは、愛が冷めてしまって、もう別れるしかない状況です。でもだからといって、他の男子とご飯に行く彼女は、どうなのかなと思います。別れるなら別れるで、ちゃんと別れてから、他の男子とご飯に行ってもらいたいです」(24歳・建築)

愛が冷めた時、次の彼氏を探そうと思って、必死になる女子もいると思います。それはそれで、別にかまわないと思いますが、彼にバレてしまえば、彼はすごく悲しむということです。

一般的に、男子は女子ほど、器用に恋愛ができないので、ひとりで置いてきぼりを食う寂しさを、ものすごく味わうわけです。彼と別れる前に、他の男子とご飯行くのであれば、絶対に彼にバレないように行くべきでしょう。

4.「私のこと、好き?」と聞かないで!


「愛が冷めてきたとき、彼女は僕に『私のこと、好き?』と聞いてきます。もちろん好きです。愛が冷めたからといって、嫌いというわけではないのです。でも、愛が冷めているわけです。そのへんの微妙なニュアンスを、僕は言葉にできないので、言葉で『好き?』と聞いてきてほしくないのです」(25歳・飲食)

これも、男子の特徴をものすごくよく表している証言ではないかと思います。男子って一般的に、愛という概念を、うまく言葉にできないのです。だからこうときは、(話がものすごく飛ぶようですが)エッチをすればいいのです。エッチって、ただのエロい行為ではなく、言葉にできない愛のニュアンスをお互いに確かめあう行為でもあるわけですから、愛が冷めてきた時こそ、ちゃんと気持ちを込めてエッチをすればいいのです。


いかがでしたか?
彼氏の愛が冷めてきたとわかれば、「私は彼氏に嫌われたのかな」と思って、ふつうでしょう。あなたの、彼氏に対する愛が冷めたとなれば、「早く彼氏と別れたいなあ」と思って、ふつうでしょう。でも、そこには、葛藤があるはずです。

最後の証言にもあるように、愛が冷めたけど、まだ少しは相手のことが好きだという、この微妙な気持ちをどう処理するかというのが、愛が冷めてきた時期に重要になってきます。ふたたび「いい」お付き合いができるように努力をするのか、「いい」別れ方をするのか……つまり最悪な関係に陥るのではなく、付き合い続けるにしろ、別れるにしろ「いい」関係を作ろうと思えば、「愛が冷めたけどまだ(少しは)好き」という、この「けど」を大事にする必要があります。

簡単に言えば、冷めた愛に怯えないで、彼とちゃんと話をするとか、彼と愛のあるエッチをするとか、そういうことが必要なってくるわけです。たとえ彼氏と別れることになったとしても、そういうことをやって別れるのと、やらずに別れるのとでは、天と地ほどのちがいがあるのです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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