男の下心、ヤリ目の男子を見抜くには 私のこと体目当てだったの?

男子と違って女子が「体の関係になる」には案外と勇気がいるもの。また、女子が「体を許す」ときには大抵“付き合うこと前提”に考えることが多いはず。それなりの年齢ともなれば、体の関係を持つとなると将来のことや結婚のことだって視野に入れるかもしれない。

とはいえ、世間では「会ってすぐに相手の男子が体の関係を求めてきた」とか「まだ知り合って日が浅いのに口説いてくる」……などという女子の悩みを頻繁に耳にする。

ヤリ目の男を見抜く方法
ヤリ目の男を見抜く方法

そこで今回は、最初から付き合う気などない男、ヤリ目の男を見抜く方法をお伝えしよう。

目次

やたら褒めてくる男子は危険!


出会って間もないのに、やたら褒める男子には必ず裏がある。恋愛経験が少なかったり彼氏がいない歴が長ければ長いほど、褒めまくる男子にだまされる可能性は高くなる。

「モテるでしょ」「うそ! マジ彼氏いないの? じゃオレが口説いてもいい?」
「かわいいね」「キミとは運命を感じる」「こんなに好きになったことはない」

……普段男子から言われ慣れていないことを言われれば、頭に血が上りまんざらでもなくなってしまう。褒められベタな女子ほどいい気分になってしまうものだ。

しかし出会って間もないのに、付き合ってもいないのに、その人の良いところやチャームポイントがすぐわかるなんて信用ならない。人の本当の魅力はそんな薄っぺらなものではない。甘い言葉をなんのためらいもなく言える男子は、女子をおだててその気にさせ、やってしまおうという魂胆でしかないのだ。そんな男子にどうか惑わされないでほしい。

またこの手の男子は、出会ったときは紳士的でマメで優しい人間ぶっているが、女子が断ると途端に態度が変わったり、急に冷たくなったり攻撃的になったりするので危険人物ともいえる。心にもない褒めことばを並べる男子はあさはかなくせにプライドが高い。「俺がこんなに褒めて気持ちよくさせてやったのに断りやがって」「あの女、俺を全否定した」と逆恨みされないように。

出会って間もないのにツラツラと褒め言葉が出てくる男子は、あなたを交際相手としてみようとはしていない証拠。

もっと知りたいと言ってくる男子に気をつけて!


「キミのことがもっと知りたい」「キミをもっと好きになりたいから」と迫ってくる男子にほだされてはいけない。その男子がもっと知りたいのは、あなたの体であってあなたの内面ではない。面倒なこと(女の心の内側)には踏み込みたくないので、ソッコーやってしまってバイバイしたいのが本当のところ。

ヤリ目の男子はあなたの人間性や感情には興味はないので、本当のところあなたの話を真剣になど聞いてはいない。いつもうわの空……。LINEでのチャットやスタンプは返ってきても、電話での長い会話になど付き合ってくれないだろうし、デートプランも真剣は練ってはくれない。彼はヤルことさえできればいいので基本ノープラン。あなたの好みのお店をリサーチしてくれたり、流行りのスポットに連れていってくれることもない。
体だけが目的でなければ、彼はあなたとのデート場所を模索し、あなたとの会話をちゃんと楽しもうとするハズだ。

あなたは相手の男子からどんなことを聞かれ、どんな質問をされただろうか? 趣味、家族構成、仕事の内容、休日の過ごし方、好きなアーティスト、最近観た映画……。

あなたのプライベートことには触れてこない、あなたの私生活や交友関係に対してツッコんでこない男子はあなたの中身には興味はないのだ。

やたら距離が近く、ボディタッチが多い男子にだまされないで!


ボディタッチは「あなたとはやく仲良くなりたい」という意思表示でもあり、スキンシップは二人の交流を深めるためにはもちろん必要なこと。

「あなたが好きだから触りたい」……これはもちろん男子の自然な欲求ではあっても、やたら触ってくるような男子は体が目的。

相手の触り方やタッチのタイミングをどうか見極めてほしい。本当に好きな女子を目の前にしていたら、触りたくてもなかなか触れないのが普通の男子。もし、ボディタッチしてきたとしても、触り方は控えめなはず。触れてるか触れてないかわからないようなタッチだったり、一瞬のタイミングであったり、ギコチないはず。まして、脚や太もも、腰、下半身になどにはタッチしてはこないだろう。

それを、なんのためらいもなくやってのけるような男子は、他の女子にも絶対同じことをしている。会ってから早いタイミングで横並びの席に座ってきたり、肩や腰などに手を回してきたり、頭や髪をなでてきたり、頬や耳、顔など触れてくる男子は、女子とイチャつきたくてしかたないのだ。

車がきたから肩を引き寄せられたとか、人混みの中で腕や手を引き寄せられたなど、あなたを守ろうとかエスコートしようとしてとっさに触れてきたという以外、すぐに触ろうとしてくるような男子を信用してはならない。出会ってすぐに、あなたのことを下の名前で呼び捨てにしたり「ちゃん」付けで呼んでくるような男子も同様だ。

密室空間に誘ってくる男子は体目的!


デートのときにあなたをやたらと密室空間に誘いこもうとする、やたら2人きりになりたがる男子は信用してはならない。すぐにホテルに誘ってくるような露骨さなら分かりやすいが、「カラオケに行こう」
「一緒に漫画喫茶でデートしよう」「落ち着ける個室居で飲もう」などと提案してくる男子も下心満載。早急にそうなりたいからほかならない。

まだ付き合いが浅いうちにあなたの部屋に行きたがったり、宅飲みに誘ったり、車でのドライブなど必死に誘導してくるのは体目的意外のなにものでもない。

DVDを一緒に見ようと誘ってくるような男子より、映画に誘ってくれる男子を選ぼう。

LINEで「好きだ」「会いたい」を連発する男子に要注意


ヤリ目の男子は、LINEや電話なんかするより、とにかく会おうとするもの。相手をおびき出さねば体の関係は持てない。LINEでの交流より“体の交流が第一主義”の彼らは短期間で早く済ませたいのだ。

……なのでLINEの内容は超適当。こちらが何か質問をしたとしても、それについては詳しく教えてくれなかったり、質問をはぐらかしたり「じゃ、会ったときに話すよ」などとごまかす。

肉体関係が目的の男子が一番嫌うのは、ムダな時間や手間をかけること! だからこそ、LINEや電話ではこんな言葉を乱用するのだ。

「好きだ」「早く会いたい」
「今から出られない?」
「すぐに会いたい」
「会えないと寂しい」
このような単語の連発は彼の情熱でも彼のあなたへの好意でもない。

LINEで「すぐ会おう」と言ってくるのは「すぐやろう」の意味。LINEの内容ややりとりにこそ、その男子の思惑や本音が隠されているのだ。

ヤリ目の男子は女子にムダな労力や金を使わない


体目的の男子は、あなたが感じている彼の熱意とは裏腹に“低コスト”。費用もリスクもかけたくない、とにかく時間も手間も金もかけたくないのである。女子と「最短ルートでしたい」彼らは、浪費をなにより嫌う。そこに到るまでの過程をなるたけ省略したいのだ。

彼らはそこに労力をかけられないからこそ、すぐさま情熱的にアプローチしてきたり、歯の浮いたようなセリフを駆使してあなたを誘ってくる。彼の大胆さや強引さは男らしさでも、あなたへの愛からくるものではない。焦ってイライラしているからこそなのだ。

あなたと「ちゃんと付き合っていきたい」と考える男子は、初回からグイグイ口説いてなどこない。急発進や見切り発車など危険行為はしないのである。なんたって、先を見据えた恋愛はロングドライブなのだから……。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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