コフレにありがちな捨て色アイシャドウの再利用法 ネイルやシェーディングにも使えるテク

毎日使うお気に入りの化粧品やメイク道具、長く愛用すると汚れが目立ったり、リキッド系のコスメはカピカピに乾いてきたり、ファンデーションやチークは粉々になったりしますよね。また、クリスマスコフレなどでゲットしたアイシャドウパレットには捨て色も多々……。使いみちに困って捨ててしまうなんてこともあります。
今回は、捨てなくても大丈夫、よくあるコスメのトラブル解消法を紹介します。
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目次

ファンデが粉々……愛用メイク道具のトラブル解消法


どんなに気をつけていてもやってしまうファンデーションやチークの粉々事件。経験ありませんか? メイクポーチに入れて持ち歩いている人なら粉々のまま持ち歩けないですよね。

粉々のファンデーションを元に戻す方法


そんなときは思い切ってさらに細かく粉々にしてしまいましょう! 粉々にしきってから容器に移して、その上からラップをしてスプーンでプレスしなおすと、アラ不思議。ファンデーション内の油分がプレスすることでもう一度くっつき直してくれるので、元戻り使えるようになります。
残りが少なくなってしまっていたら、別容器に入れ換えて、粉々のままブラシでフェイスパウダーとして使うのもオススメ。

折れた口紅は?


折れてしまった口紅なども、別容器に入れてスプーンでプレスして表面をならしておくと指先で濡れるリップパレットとして復活します。

パサパサになったマスカラやアイライナーは?


マスカラやリキッッドアイライナーの残量が少なくなって乾いてきたら、容器のまま40度前後のぬるま湯に湯煎の容量でしばらくつけておくと、底に固まっていた残液が溶けて復活するので、最後までしっかり使えます。

パレットものの捨て色対策は別用途に使うのが正解


クリスマスコフレや、限定パレットなど、多色がたくさん入っているアイシャドウなどのパレットもの。使いたい色ばかりならいいけど、使わない捨て色が出てしまうことも。

そんなときは色の系統で分けて別の用途で使うのがオススメ。

ベージュ系のアイシャドウ捨て色は?


ベージュ系ならフェイスラインを整えるシェーディング代わりに大きなブラシで薄く使えます。またアイブロウにも利用可能。

パステルカラーのアイシャドウ捨て色は?


パール系の明るいパステルカラーは顔のトーンを調節するフェイスカラー、ハイライトとして仕上げに使えます。また、唇の中央にチョンとのせると立体感のある唇メイクにも使えます。

ブルーカラーのアイシャドウ捨て色は?


使い道に困ってしまうビビットなカラーやブルー系は、ネイルアートのぼかしアイテムとして綿棒やスポンジを使って、ベースネイルの上にちょんちょんとのせてあげるのも、パウダーならではの自然なぼかしを表現できて新鮮。この上からトップコートをのせてあげればぼかしアートの完成です。淡い感じがキュートな印象に。

リップパレットの捨て色は?


またリップパレットの捨て色は、クリームチークとして使って。指でトントンのせるとパウダーチークとは違った、みずみずしい血色の良さが流行りの肌感を演出できます。チークにもリップにも使えるコスメもありますから、そういったものを日々活用するのもオススメ。


雑菌だらけのメイクパフやブラシ洗っていますか?


続いて、メイクの基本中の基本、ベースメイクに使うパフやブラシなどのメイク道具たちについて。長年使い続けているけど、見てみたらファンデーションがごってりついて、ところどころカビている……なんてことありませんか?

ファンデーションの油分や顔の皮脂が溜まったパフやスポンジは、雑菌の住処になっているんです。この状態で使い続ければ肌トラブルを起こす原因となる場合もあるので、常に清潔にしておくことがベスト。

メイクパフはどう洗うのが正解?


理想は数日に1度洗って汚れを溜めないようにすることです。専用のクレンザーもコスメ売り場には置いてありますが、食器洗い用洗剤などの中性洗剤でも大丈夫。かるく洗剤をつけて、よくもみ洗いしてから、ぬるま湯で濁りがなくなるまですすぎます。あとは、風通しのよい所で乾かせばOK。少し手間ではありますが確実にキレイになるのでオススメです。

■パフを洗うのが面倒なら……
毎回洗うのが面倒な人は使い捨てのスポンジを使うのもおすすめ。汚れたら、すぐに取り替えられるのでずっと清潔なまま使うことができますよ。


メイクブラシの洗い方は?


ブラシは動物の毛でできていることがほとんど。なので、いつも髪の毛を洗っているシャンプーで毛流れにそって優しく洗い、仕上げにコンディショナーをしてあげると毛流れが整います。
バサバサしたままのブラシで肌を刺激してしまっているなら、すぐに対処をしたいですね。とはいっても、顔につけるものなのでコンディショナーをしたあとは、滑りが残らないほどに流してあげましょう。


このようにちょっと手を加えるだけで、もったいない状態から脱出できます。大事なコスメだから無駄なく最後まで使ってあげたいですよね。
(キノシタマユコ)

この記事を書いたライター

キノシタマユコ
美容師、広告プランニングを経てフリーライターに。現在は、情報誌やWEB媒体でさまざまなジャンルを執筆している

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