破局の原因になる悪いケンカとラブラブに繋がる良いケンカの違いとは

一歩間違えると破局の原因になってしまうカップルのケンカ。いっときのテンションで思ってもいないことを言ってしまうと、2人の関係を壊す致命傷になることも……。そこで今回は、「いいケンカ」と「ダメなケンカ」の仕方について見ていきましょう! カップル間で「いいケンカ」をすることで、2人の関係はより一層深まりますよ♪

自分と相手の価値観の違いや思わぬホンネも見えてきて、彼氏のことを理解するきっかけにもなります。
自分と相手の価値観の違いや思わぬホンネも見えてきて、彼氏のことを理解するきっかけにもなります。


目次

まずはじめに……こんなケンカしていませんか?


彼氏とよくケンカするというあなた。普段のケンカはどのようなケンカが多いでしょうか? ここで一度振り返ってみましょう。

・相手に暴言をはく、ムカつくからと言って一方的に非難していませんか?
・ケンカをしても、話し合うのがめんどくさくてうやむやなまま仲直りをしている
・言い争いになるのはやだし、察してほしいから無言でプレッシャーをかける
・つい腹がたって過去の嫌な思い出まで引き合いに出してしまう

――いかがでしょうか? こんなケンカのパターンは、女子がよくやりがちな行動ともいえますが、実はこれはすべてダメなケンカの特徴!
では、具体的にどこがダメなのか、どうすれば改善できるのかを一緒に考えていきましょう。

ダメなケンカの特徴1:相手を非難して満足するだけのケンカはNG


怒りに身を任せて相手を攻撃してしまう。そんなクセがついている方はいませんか? ケンカの途中で「わたし、ちょっとやりすぎかも」と思いながらも、一度キレてしまった手前、自分の非を認められないという人もいるかもしれません。

彼氏を攻撃することで満足できるのは、その瞬間だけ。あとから後悔も押し寄せてくるので「非難」を目的にすることはやめましょう。

改善策:ケンカによって「お互いを理解する」ことを目的とする


そこで目的としたいのが、「お互いを理解する」ということ。最後、ケンカをして「仲直り」することだけを目的とすると、どちらか一方が折れて終わり、なんとなく問題がうやむやになるということもありますが、ケンカを通して「相手を理解しよう」ということを目的とすれば、なぜ今ケンカをしているのかが冷静にわかるようになります。
こうした繰り返しのなかから、自分と相手の価値観の違いや思わぬホンネも見えてきて、彼氏のことを理解するきっかけにもなります。

ダメなケンカの特徴2:「時間が解決する」と本質的な問題から逃げてはダメ


どんなカップルだってケンカを楽しいと思って行うカップルはいないはず。だから、ケンカから逃げてしまうという人は多いですよね。彼氏に対して腹がたつことがあっても「時間が解決するだろう」と本質的な問題から逃げてしまったり……。「ホンネを言うと嫌われるかも」と我慢しがちなタイプも女性には多い傾向があります。ケンカをする前に逃げてしまう、こうした行動も破局に繋がる原因になりがちです。

改善策:問題をおざなりにせずにすぐに話し合う


彼氏に対して「あれ?」と疑問に思ったことや、傷ついたことがあれば、すぐに話し合いをして解決しましょう。そのときも、ただ一方的に相手を責めるのではなく、その背後にある「意図」を探ることが大切です。こうした状況で、真剣に自分と向き合ってくれる彼氏は大切にしましょう。

ダメなケンカの特徴3:無言で訴えるのはNG


女子がやってしまいがちなのが、「無言で怒りを訴える」こと。デートの途中など、不快なことがあると無言で不機嫌アピールをする子をよく見かけます。「察してほしい」という気持ちはよくわかりますが、それでは男性に問題の本質が伝わらず、「ただ重いオンナ」と思われがち。彼氏に言いたいことははっきり言うのが大事です。

改善策:怒っているポイントを明確に伝えて


こんな風にならないためにも、「自分がなにに怒っているのか」を言葉でしっかりと伝える努力をしましょう。頭ごなしに伝えるのではなく、何に起こっているのかを冷静に伝えるのがポイント。こうすることで、相手の男性も初めて「では、どういう風に解決すればいいか」という頭に切り替わります。

ダメなケンカの特徴:過去を掘り返して怒るのはNG


過去の問題を掘り返して話題に出す。これはケンカを悪化させてしまう大きな原因となります。例えばあなたの交際関係がケンカのテーマになっている時、「あなただって、前に浮気したくせに!」とか、「前から思っていたけど、あの時もこういうこと言ってたよね?」とか……自分のことを棚に上げて彼の過去の失態を責めてしまうことってありますよね。でも、いくら自分の立場が危うくなったからといって、こんな風に過去の怒りを持ち出して相手を非難するのはご法度。

改善策:過去は持ちださない、今問題になっていることに集中する


人の関係にとってプラスになる「いいケンカ」にするためには、過去の問題を持ち出してはいけません。「今話題になっていること」にフォーカスしてお互いの考え方を知ることが一番大切。そのためにも、問題はその時々に解決していくように努力すべきでしょう。

以上、いかがでしたか? 「ダメなケンカ」はお互いの関係を悪化させ、相手を傷つけるだけでなく、ズブズブと悪い状況に身を置いてしまう原因となります。逆に、お互いにとって生産的な話し合いができれば、それは「いいケンカ」の証拠。相手を傷つけるのではなく、プラスの方向性に導けるような解決策を一緒に考える時間が大切です♪
(ヤマグチユキコ)

この記事を書いたライター

ヤマグチユキコ
WEBライター。ビジュアル系バンド、ジャニーズなどの音楽情報や、漫才、恋愛ネタ、コスメ、ファッションなどを幅広いジャンルを執筆。「野中すふれ」名義での執筆も多数。キャンドルをつけてリラックスするバスタイムが好き♡

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