万能なツバキ油の使い方 日焼け止め、髪のツヤ出し、便秘解消効果もある♡
肌や髪が乾燥する冬。みなさんは乾燥対策、どうしていますか? せっかくオシャレしてデートに臨んでも、髪がパサついていたり顔に粉が吹いていたりでは、大好きな彼に嫌われてしまうかも。
今回はスキンケアやヘアケア、そして食用としても優れているツバキ油の魅力についてお伝えします。
日本古来から、髪のお手入れには、自然なツヤがでるとされるツバキ油が使われてきました。なぜ他の油ではなくツバキ油が良いのでしょう。
日本で使われてきたツバキ油は、古くから日本の海岸や山に自生してきたヤブツバキの種子をしぼったもの。独特の香りととろりとしたテクスチャー、きれいな黄金色が特徴です。ツバキ油の品質は、ホホバオイルやオリーブオイルと並ぶ、世界3大オイルのひとつに認められているほど。そして最大の特徴は、「乾きにくく、酸化しにくい」ことなのです。
ツバキ油にはオレイン酸がたっぷり含まれていますが、オレイン酸は人の皮脂にもっとも多く含まれる成分です。またオレイン酸は不乾性油の一種で、蒸発しにくいのが特徴です。髪や肌にのせても長時間しっとり感が続くのは、このオレイン酸のおかげ。酸化しにくいので油くさくもなりません。
ツバキ油には皮膚をやわらかくする効果もあります。筆者は日々のお手入れに使って1年ほどですが、最初の数カ月でこれを感じました。
また、ツバキ油には紫外線から肌を守ってくれる効果もあります。朝、スキンケアとしてツバキ油を数滴お肌になじませるだけで(※詳しい使用方法は記事後半で!)、すっぴんでベランダに出たり、ちょっとコンビニまで出かけたりできるのは、うれしいですよね。冬でも晴れた日はけっこう紫外線が降り注いでいますし、毛穴をふさぐような強い日焼け止めはなるべく使いたくないですから。
ここまでは美容面についてご紹介してきましたが、食用としてのツバキ油について見ていきましょう。食用に精製されたツバキ油は無色無臭のものから、絞りたての風味を生かしたものまで、メーカーによってさまざま。無色無臭のものなら素材の味をジャマしないので、どんな料理にも使えます。ツバキ油は特に揚げ物に向く油で、カラッと軽い食感に仕上がり、酸化しにくいので料理中に油酔いしません。
前述したオレイン酸は、血中コレステロールを減少させたり、胃酸の分泌を調整してくれたりすると言われています。また、体の中から細胞をしっとりさせてくれるので、美肌や便秘解消にもつながるそう。
筆者は生野菜にツバキ油と塩、レモンをかけてシンプルに食べるのが好きですが、炒め物もなかなかおいしく仕上がりますよ。
いろいろな用途に使えるツバキ油ですが、使う量には注意しましょう。
スキンケアの場合は、化粧水をつけたあと乾ききらないうちにツバキ油でベールをかけます。ツバキ油を手に1、2滴取り、手のひら全体に広げたあとに、そっと顔全体に置いていってください。
ヘアケアの場合も、同じく1、2滴が限度です(ロングの人もそれで十分)。髪が長いからといってたくさん使うと、べっとり感が出て、髪を洗っていない人のように見えてしまうので要注意!
ツバキ油はドラッグストアやネット通販などでも買えますが、筆者がおすすめするのは地方で売られているもの。ホテルのお土産コーナーや空港などでは、その土地でていねいに作られた、あまり流通にのらない良質なツバキ油に出会うことができます。
旅行先で見かけたらぜひ買って、活用してみてください。
(アオノミサコ)
今回はスキンケアやヘアケア、そして食用としても優れているツバキ油の魅力についてお伝えします。
ツバキ油が髪や肌にいい理由
日本古来から、髪のお手入れには、自然なツヤがでるとされるツバキ油が使われてきました。なぜ他の油ではなくツバキ油が良いのでしょう。
ツバキ油の特徴
日本で使われてきたツバキ油は、古くから日本の海岸や山に自生してきたヤブツバキの種子をしぼったもの。独特の香りととろりとしたテクスチャー、きれいな黄金色が特徴です。ツバキ油の品質は、ホホバオイルやオリーブオイルと並ぶ、世界3大オイルのひとつに認められているほど。そして最大の特徴は、「乾きにくく、酸化しにくい」ことなのです。
ツバキ油がスキンケア・ヘアケアにおすすめな理由
ツバキ油にはオレイン酸がたっぷり含まれていますが、オレイン酸は人の皮脂にもっとも多く含まれる成分です。またオレイン酸は不乾性油の一種で、蒸発しにくいのが特徴です。髪や肌にのせても長時間しっとり感が続くのは、このオレイン酸のおかげ。酸化しにくいので油くさくもなりません。
ツバキ油には皮膚をやわらかくする効果もあります。筆者は日々のお手入れに使って1年ほどですが、最初の数カ月でこれを感じました。
また、ツバキ油には紫外線から肌を守ってくれる効果もあります。朝、スキンケアとしてツバキ油を数滴お肌になじませるだけで(※詳しい使用方法は記事後半で!)、すっぴんでベランダに出たり、ちょっとコンビニまで出かけたりできるのは、うれしいですよね。冬でも晴れた日はけっこう紫外線が降り注いでいますし、毛穴をふさぐような強い日焼け止めはなるべく使いたくないですから。
スキンケア・ヘアケアにおすすめなツバキ油
ツバキ油は食用としても優れている!
ここまでは美容面についてご紹介してきましたが、食用としてのツバキ油について見ていきましょう。食用に精製されたツバキ油は無色無臭のものから、絞りたての風味を生かしたものまで、メーカーによってさまざま。無色無臭のものなら素材の味をジャマしないので、どんな料理にも使えます。ツバキ油は特に揚げ物に向く油で、カラッと軽い食感に仕上がり、酸化しにくいので料理中に油酔いしません。
前述したオレイン酸は、血中コレステロールを減少させたり、胃酸の分泌を調整してくれたりすると言われています。また、体の中から細胞をしっとりさせてくれるので、美肌や便秘解消にもつながるそう。
筆者は生野菜にツバキ油と塩、レモンをかけてシンプルに食べるのが好きですが、炒め物もなかなかおいしく仕上がりますよ。
食用におすすめなツバキ油
ツバキ油を使うときに気をつけるべきこと
いろいろな用途に使えるツバキ油ですが、使う量には注意しましょう。
スキンケアの場合は、化粧水をつけたあと乾ききらないうちにツバキ油でベールをかけます。ツバキ油を手に1、2滴取り、手のひら全体に広げたあとに、そっと顔全体に置いていってください。
ヘアケアの場合も、同じく1、2滴が限度です(ロングの人もそれで十分)。髪が長いからといってたくさん使うと、べっとり感が出て、髪を洗っていない人のように見えてしまうので要注意!
ツバキ油はドラッグストアやネット通販などでも買えますが、筆者がおすすめするのは地方で売られているもの。ホテルのお土産コーナーや空港などでは、その土地でていねいに作られた、あまり流通にのらない良質なツバキ油に出会うことができます。
旅行先で見かけたらぜひ買って、活用してみてください。
(アオノミサコ)
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この記事を書いたライター
アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。