彼氏がイライラしている原因は恋愛や彼女じゃない! いら立ちの本音は一体なに?

彼氏と愛しあっているはずなのだけど、彼氏はいつもイライラしていて嫌な気持ちに。これは、彼氏のせっかちな性格だけが理由ではありません。今回は、愛しあっていても彼氏がイライラしている短気な理由と対処法について見ていきます!
彼氏がイライラしているのはなぜ…?
彼氏がイライラしているのはなぜ…?

目次

1. 彼氏は、自分の将来が不安がっている


どうも彼氏がイライラしがちで、あまり恋愛関係が上手く行ってないとき、彼氏は不安に思っていることがあるのかもしれません。たとえば、自分の将来。自分の未来を案じる若い男子は、すごくすごくたくさんいます。ラブソングの「別れの理由」に多用されているくらい、ありふれている話です。

「自分の将来が不安でイライラしがちです。彼女と愛しあって、やがて結婚して、あたたかい家庭を築きたいとは思っていますが、お金とか仕事とか、漠然と、自分の未来が不安なのです」(24歳・IT)

不安がっている彼氏への対応は?


根本的には、彼氏が頑張って頑張って「よし、おれの未来はおれの力で切り開こう」と思えないと、どうにもなりません。
ただ、彼女として彼氏にしてあげられることがあるとすれば、「そんなに未来を心配しなくても大丈夫、あなたはあなたのままでいいよ」と言ってあげることでしょう。

つまり「そのままの君でOKです」という感じで、「彼のまるごと」を愛してあげることです。

2. 彼氏を立てておかないと、イライラしちゃう


彼氏がイライラする理由には、彼女にいつも言いくるめられてばかりだから、というものもあるでしょう。女子のほうが、男子に比べて精神年齢が高いのが一般的。彼女が彼を言いくるめて当然かもしれませんが……

「彼女のほうがぼくより2歳年下なんですが、ぼくはいつも彼女に言いくるめられています。だから彼女に会うと、ついイラッとしてしまいます。彼女のこと、好きなんですけどね、ついイラッとしちゃうのです」(24歳・通信)

解決法は?


ときには「男を立てる」ことをしてあげると良いでしょう。恋愛って、男女でなにかを「競い合う」行為では決してないのです。彼と年齢が近かったり、若いとつい、彼に対抗心が芽生えてしまって、言いくるめてみたり、言いくるめられたり、ということがあるかもしれませんが、恋愛の本質に「競い合うこと」は含まれません。
どうしても彼と競い合ってしまう……ということであれば、そういう彼とは別れて、ほかの男子と付き合ったほうが良いでしょう。

3.仕事が見つからないと男性は焦るもの


「彼女にぼくのイライラをぶつけて申し訳ないと思っています。でも、ぼくはアルバイトを続けていて仕事が安定しないので、つい彼女に八つ当たりしてしまうのです」(25歳・建築)

とくに男子にとって、仕事とは「一生のこと」だったりもするので、25歳くらいで自分が納得した仕事が見つかっていないと、おおいに焦るでしょうし、自分に対する余裕や自信が持てないものです。

どう対応するかはあなた次第


こうした彼への対処法、これは2パターンあるでしょう。
ひとつは「就職口なんて、焦らなくてもそのうち見つかるから、一緒にのんびり生きていこうよ」と、彼に言ってあげる。
2つめは、仕事が見つからずイラついている彼とは別れて、自分の適職を知っている大人な男子と付き合うことです。
どちらを選択するかを決めるのは、あなた自身です。

4. 彼氏のイライラはお金が原因の場合も


「ぼくが彼女の前でイライラしているのは、ぼくにお金がないからです。デートって、ちょっと電車に乗っても、ちょっとカフェに入っても、お金が出ていきますよね」(23歳・飲食)

若い頃にお金がないというのは、男女お互い様でしょう。
でも、男子からすれば、女子はいつもきれいに着飾っており、ネイルもヘアもきれいにしているので、お金があるように見えるのかもしれません。

この方法のコツは?


お金がかからないデートをしてみてはいかがでしょうか。あるいは、カップルでもっとお金のことをオープンに話し合うべきです。
毎月、彼は2万円、彼女は1万円を持ち寄って、それをデート代にしようとか……そういう接点の見出し方は「あり」でしょう。

いかがでしょうか。
結局のところ、愛しあっていても彼がイライラしているのって、彼女になにか非があるわけではなく、彼にとっての「自分のこと」が原因だったりもするのです。

こういうのって、言ってみれば「彼が自力でどうにかするべきこと」なわけですが、心優しい彼女は、そういう彼をあたたかく見守ってあげてはいかがでしょうか。
若い頃の恋愛ってとくに、男女お互いに「自分を知って、自分をつくる」途上にあるものなのですから。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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