男子が束縛だと感じる意外な彼女の行動 テレビの最中に質問するのも束縛に?

カップルにおける束縛は、いつの時代も問題になっています。束縛って、された側が「これは束縛だ」と思えば束縛になるという、非常に主観的なこと。そのため、女子としては彼氏が何に対して束縛だと感じているのかを知るのが難しかったりしますよね。

男子が束縛だと感じる意外な彼女の行動 テレビの最中に質問するのも束縛に?の1枚目の画像


そこで今回は、彼氏が何を束縛だと感じるのかについて、4つの事例を見ていきます。さっそくご紹介しましょう!

目次

1.テレビを観ているときに彼女から話しかけられる=束縛?


「ぼくが真剣にテレビを観ているときに彼女から話しかけられると、束縛されていると感じてしまいます」(27歳・商社)

テレビでも雑誌でも、彼氏の「自分の時間」の中にズカズカと彼女が入って来られると、束縛と感じる男性もいるようです。つまり自分の精神的なテリトリーに無神経に侵入しようとしている、と彼氏が感じてしまっているということです。

テレビの内容を話したいのは女子だけかも!?


彼氏と一緒にテレビを観ながら「TPPってなに?」とか「いまの議員さんって名前なんだっけ?」などと疑問に思えば、それをそのまま彼氏に質問しちゃう女子もいるかと思います。政治や経済のことって、男子のほうが詳しいと思っている女子って多いですもんね。

でもそうやって聞くことを彼氏が束縛と感じるのであれば、「彼氏にとって何が束縛なのか」を知る努力をするしかないでしょう。つまり、彼氏特有の考え方や感じ方を知るということ。もっと言えば、そういう努力こそが、愛することの本質だったりするわけですが。

2.飲みにいくたびに、どこに誰と飲みに行くのか聞かれる=束縛?


「彼女から『どこに飲みに行くの? 誰と飲みに行くの?』と来るメール、これに束縛を感じます」(26歳・IT)

来ました、王道をゆく束縛のパターン。彼氏に聞かなければいい話ですが、やっぱり女心として、ついつい聞いてしまいますよね。

もっと彼氏のことを信じよう


もっと自分の、彼氏に対する愛に自信を持ってみてはいかがでしょうか。彼氏のことを不安に思ったところで、ふつうであればあなたが不安に思っているようなことを彼氏はしないはず。飲みに行くたびに彼氏が浮気をしている……なんてことは、ふつうあまりないのです。そんなことを多くの男子がやっていれば、日本経済はもっと潤っています。もっと自分の愛し方に自信を持つだけで、彼氏に対する猜疑心から解放されます。

3.彼女が部屋に歯ブラシを置いていく=束縛


「彼女は、ぼくの部屋に歯ブラシを置いています。軽く束縛されている感じがします」(27歳・飲食)

彼女に内緒で他の女子を自分の部屋に呼び入れるつもりがなくとも、歯ブラシを置いていかれると束縛と感じるのは、きっと男子の考え方のクセでしょうね。

結婚したいなら、そのくらいいいのでは?


これは、今の彼氏と結婚したいとお考えの女子は、歯ブラシのみならずパジャマとかアクセサリーも彼氏の部屋に置いておくといいのです。「束縛されているようでイヤだ? ざけんじゃねぇ!」彼女として、これくらい腹の座ったことを思っておかないと、結婚なんてできません。

4.彼女に貸した本が返ってこない=束縛?


「女子に本を貸して、返ってきたためしがありません。今の彼女にも何冊も本を貸していますが、返ってきません。束縛されている感じがします」(28歳・IT)

本を自分の分身みたいに感じている男子だっています。分身という言い方がおおげさなら「自分の脳の一部」を彼女に貸したままだと思う……だから束縛だと感じる。

彼氏とラブラブでいよう


いわゆる「借りパク」を束縛と感じる男子に対してどうするのか? ということですよね。たとえば高校生のころ、彼氏のジャージを借りてそのまま返さないというのは、彼のことが好きだからでしょ? ということは、借りパクしたままずっとラブラブに付き合えばいいでしょう。

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多くの男子は「ここから先はおれだけのテリトリーだから、絶対に入って来ないでね」という、精神的な枠を持っています。そしてその領域を侵したり、そこから出たりしつつ愛は深まっていきます。
だから、彼氏が束縛と感じることを彼女としてやってはいけない、ということではないのです。「ちょうどいい具合に」束縛しておけば、ラブラブな関係が長持ちするのです。

束縛しなくなったら……男はどこにでも遊びに出かけます。それが男の本質なのです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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