『逃げ恥』の百合ちゃんみたいな“大人かわいい”女性になるには キャリア女子は隙を作ろう!

「逃げ恥」でおなじみ、大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。主役二人のかわいらしさや恋ダンスももちろんのこと、47歳とは思えない石田ゆり子さんが演じる主人公みくりの叔母「百合ちゃん」の魅力にも注目が集まっています。
   
   

バリバリのキャリア女性なのに、なんだか憎めず、老若男女から好かれている百合ちゃん。「あんな風にかわいく歳を重ねたい!」ということで、彼女の持っている魅力を分析してみました。

逃げ恥・百合ちゃんが“大人かわいい”理由


1.話し方がゆっくりで、柔らかい


まずもっとも特徴的なのはこの点。仕事ができる“キャリア女子”ではあるものの、早口できついしゃべり方をしないことは、百合ちゃんをかわいく見せている最大の理由だと思います。小言や愚痴はとてもよく言っているのですが、基本的にふんわりと柔らかい声で喋っているので、きつい印象にはなりません。

「男性も顔負けのキャリア女子タイプ」という人は、この点だけでも気をつけてみるといいかも。声質はある程度生まれつきのものですが、「早口にならないこと」だけでも気をつけていると、初対面で“キツい女性”という印象を持たれる事態は避けられるはず!

2.年齢相応のファッションをしている




年齢相応の品のよいファッションをしている点も見過ごせません。百合ちゃんは基本的にパンツスタイルで、膝丈以上のスカートやショートパンツといった姿では登場しません。

無理に大人びたり、老け込んだりをする必要はないですが、昔ミニスカートが似合ったからといって、どんなに美脚だからといって、いつまでも露出の高い服装にこだわっていると、妙に“若作り”な雰囲気が出てしまいがちになるのも事実。年齢とともにワードローブは少しずつ変化させていくことを心がけていると、百合ちゃんみたいな素敵な大人女性に近づけるかもしれません。

3.年下男子もからかいたくなるような“隙”がある


周りにいる年下の人たちにからかわれ、突っ込まれることも多い百合ちゃん。バリバリのキャリアウーマンなのに、どこか天然というか隙がありますよね。仕事では相応の役職でありながらも、「気取らない“ぶっちゃけ発言”が多い」「プライドをかざすようなことがない」ことが影響しているのかもしれません。

ともすると「40代まで必死の努力で頑張ってきた私」を振りかざし、他人にからかう隙も与えないような強いオーラを出しかねない立場でありながら、百合ちゃんはプライドを人に振りかざすような態度をあまりしません。プリプリと怒っていても、アンタッチャブルなオーラは出さないですよね。寂しいときには、その気持ちも正直に周囲に吐露します。

心に余裕がないと、逆にこういう態度はできないもの。それなりには自分の日々に満足している女性だからこそ、他人が関わりやすい“隙”を持てているのかもしれません。

4.イケメンにも態度が変わらない




イケメンにキャーキャー言うようなミーハーさがないのも、百合ちゃんを魅力的に見せている特徴の一つだと思います。「これだからイケメンは!」とむしろイケメンを蔑視しているようなところもありますよね。

逆の立場で考えてみるとよく分かるのですが、たとえば40代の男性が若い美人やかわいい子にあからさまに騒いでいる姿は、大人としてあまり印象のいいものではないですよね。心の中にはそういう気持ちがあったとしても、積極的には外に見せないほうが、「素敵な女性」という印象は持たれやすいと思います。

4.“女子扱い”を求めない


男性と二人になると“女子扱い”をされたがるような面倒くささもなく、かなりサバサバしている百合ちゃん。こういう態度は、大人女性としてはすごく魅力的ですよね。肩肘張らずに男性にもおごるし、自分で運転もするし、適当にバーに寄って飲んで好きなタイミングで帰る。かわいげや隙はあるけど媚びたりはしないので、男性も一緒にいて楽なのだろうなぁ……という印象を受けます。

若い頃は“女子扱い”や“お姫様扱い”を自分から求めるような態度が魅力になることもありますが、素敵な大人女性になりたかったら、そうした甘えた態度はちょっとずつ卒業していくといいのかも!?

かわいくてたまらない 姪のみくりです。 本日二話!よろしくね。

石田ゆり子さん(@yuriyuri1003)が投稿した写真 -



頻繁にプリプリ怒ったり愚痴を言ったりしている割には、みくり夫婦や職場の後輩、風見さんや沼田さんにも好かれている百合ちゃん。「あんな風にかわいい大人女性になりたい!」と思う人は、今のうちから話し方や普段の態度など、参考にしてみてはいかがでしょうか。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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