オシャレな女子はクローゼットもキレイ! 年末にオススメ♡ 洋服の断捨離をするコツ

セックス・アンド・ザ・シティのキャリーや、ゴシップガールのブレアのクローゼットに憧れていた筆者は、大量の洋服に囲まれることこそが幸せだと思っていました。でも、クローゼットから溢れるくらいの洋服があると、本当に着たい服が見つけにくく、整理整頓されていない状態にイライラすることも。

今回は洋服収納アドバイザーの先生に聞いた「服の断捨離方法のコツ」を紹介します!
正しい洋服の断捨離テクニック
正しい洋服の断捨離テクニック


目次

ワンシーズンに必要な服は25枚〜30枚だけ


自分のクローゼットや押入れにある洋服、すべて思い出せますか? 先生によれば、人が服を管理できる量は限られているそう。それは、トップスやボトムス、アウターもいれて、ワンシーズンに25枚〜30枚ほどなのだといいます。
ひと冬を過ごすのに25枚~30枚だとすると、例えばニット5枚、その他トップス5枚、スカート5枚、パンツ・ズボン5枚、ワンピース2枚、コート・アウター4枚程度。少ないと感じる人もいるでしょうがこれ以上の枚数を持ってしまうと、自分で管理ができず、着まわしもできなくなってしまうんです。

つまりおしゃれのためには定期的に断捨離をして、持ち服を把握することが必要というわけ! では、ここからは2ステップに分けて洋服を管理していく方法をご紹介します!

ステップ1.「なりたい自分」をイメージする



洋服を断舎離するにあたり、まずは、なりたい自分をイメージしてみましょう。自分の好きな洋服のテイストや憧れの有名人などをイメージしてください。例えば、ふんわり甘めな女性らしいファッションが良いとか、石原さとみさんのようになりたいとか、近藤千尋さんみたいな大人カジュアルが良いとか……。具体的に想像してみましょう。

今の自分の生活スタイルに合わせて考える


そもそも女性は、年齢とともに似合う服が変わっていきます。学生のとき~社会人になってから~25歳を過ぎてから~など、およそ2年ペースで確実にファッションスタイルが変わるのです。

今の自分の生活スタイルに合っている服装で、なりたい自分像をイメージする作業を断捨離前にしっかり行います。そうすることで、捨てるべき洋服、残すべき洋服がスムーズに決まっていきますよ。

ステップ2.捨てるべき服を選ぶ


自分のなりたいイメージが固まったら、さっそくクローゼットに溢れている洋服たちを断捨離しましょう! 以下のチェック項目に当てはまるものは、すべて捨てるべき服になります。

ほつれや、いたみがある服


ヨレヨレの服は自分の価値を下げてしまいます。ほつれや毛玉が目立つニットはありませんか? 普段着まわしている洋服だとなかなか客観的に見れていないものもあるでしょう。人から見たらどう見えるか、を意識してみてください。
それがお気に入りのアイテムなのであれば、リメイクしたり、修理に出して長く着るというのもアリですが、そこまで着倒したのであれば捨てても良い時期なのかも。

自分のイメージしたテイストとかけ離れている服


イメージと違う服は着回すことができませんし、自分を素敵にもしてくれません。甘めなファッションをイメージした人なら、クール系・ロック系の洋服は今後着ることはほぼないはず。断捨離をしたいのであれば、「いつか着るかも……」と考えないことがポイントです。

今の生活スタイルに合っていない服


例えばオフィスで働く社会人女性とって、学生時代に着ていたカジュアルすぎる洋服や露出度の高い服は、もう必要ないでしょう。若い子向けのファッションブランドの服は、着心地が良いとしても、他人からすればどこか無理して「若作り」しているように見えたり、「痛い」と思われる可能性もあります。年相応のファッションかどうか、今の生活スタイルに合っているかどうかをチェックしてください。

1回着てみて、似合わないと思った服


例えば、セール時期に価格が安いからといって試着せずに買ってしまった洋服など。どうも自分に似合わない服だなと感じるのであれば、今後何年たってもそれは似合わない服なのです。まだ新品同様なのであれば、フリマアプリで売ってみたり、買い取りに出してみるのも手。

2年間着ていない服


ここ2年間で着ていないような服は、この先も着ない可能性が大きいです。最後にいつ着たかを覚えていないような服も、クローゼットのスペースを取っているだけ。冠婚葬祭系の衣装以外は、思い切って捨てるのが良いでしょう。

痩せたら着る予定である服


痩せたら着れると思って、取っておいている洋服ってありませんか? ウエストやお尻がキツイスカートやパンツ、もう少し痩せたらチャックが閉まるワンピースなど……。でも、痩せたタイミングがくる頃には、自分自身の似合う服が変わっている可能性が高いです。また、デザイン性の面でも古くなってしまうでしょうし、今着ない服は捨てる、と考えるようにしましょう。

また流行るかも、と思って残している服


80年~90年台のファッションが今再びブームになったりと、流行は繰り返すことは確かです。でも、昔流行ったスタイルと今リバイバルしたスタイルとでは、微妙にデザインが変わっています。ですから、今たとえ残しておいても、将来再び流行した時にいざ着てみると、古さを感じさせるコーディネートになってしまうでしょう。

値段が高かったから残している服


憧れのブランドだから、とか、値段が高かったからなど、洋服本来の価値ではない部分で着ない服を残しているのは、クローゼットの邪魔でしかないでしょう。思い出のブランド服は、写真に納めて、売りに行くのが正解。

それでも、服を捨てることにためらいがある女性は、古い服を元彼だと思ってみて。新しい恋をみつけるためには、古い男とズルズル付き合っていてはだめですよね。素敵でおしゃれな新しい自分になるためにも、古い洋服はどんどん断捨離です!

正しい洋服の断捨離テクニック
正しい洋服の断捨離テクニック


クローゼットは7割程度にキープしておく


そして大事なことは、クローゼットは満杯にせず、つねに7割程度にキープすること。収納できる上限の7割にしておくと、どの洋服がどこにあるか把握しやすく、通気もされ、洋服をいためることなく収納ができます。

また、なりたい自分のイメージに合わせて厳選した7割は、すべてがお気に入りの服です。コーディネートもしやすいので「今日は何を着ようかな」と考えるのが今までよりも楽しなりますよ。

最近ぐっと寒さが増して、ダウンコートを出した人も多いのでは? そんなときこそ洋服断捨離のチャンスです! おしゃれ度をアップさせて、好きなものだけに囲まれる幸せを感じてくださいね。
(YUE/プロップ・アイ)

この記事を書いたライター

井関 唯絵
1988年9月20日生まれ。東京出身。 モデルとして、ショー・PV・雑誌などで活躍後、女性向けコラムライターとして、美容やグルメスポットの取材、恋愛リサーチ、編プロにて本の執筆、編集作業をしている。 2012ミスアースジャパンファイナリスト。ナッツマイスター。

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