付き合っても退屈な恋愛にしかならない男子の特徴 彼氏に期待しすぎ!?

街ゆくカップルを横目で見ながら、「あのカップルってキラキラしてるし、退屈な恋とは無縁なんだろうなぁ」と思ったことのある女子もきっといるでしょう。でもどのカップルもみんなうまくいっているわけではありません。今回は、付き合っても退屈だと感じてしまう男子の特徴に迫ります。さっそくみていきましょう!

(c)LAURIER PRESS
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目次

1. 学生時代に遊んでこなかった男子


こういう恋愛コラムを書いていていつも疑問に思うのが、「男子」とひとくくりにしていいのかどうか? ということです。「男子・恋愛」といえば、なにやら非常にチャラい男子像しか浮かんでこない……こういう女子も多いかと思います。

しかし実際の男子は、女子と同じくらいかそれ以上に学生時代に勉強に励んできました。大学受験に無縁の、たとえば工業高校からの就職という男子であれば、人知れず技能を習得するべく努力してきました。技能がないと文字通り食えないからです。
つまり、男女どちらが「学歴社会」や「収入格差」に敏感かといえば、やはり男子なのです。

今でも、決して差別意識ゆえではなく、ごく普通に「女子は短大を出れば十分」と言う親がいるように、女子はさして勉強をしなくても「どうにかなる」ことがあっても、男子はお勉強して自分でどうにかしなければ「どうにか」なんてならないのです。

だから、若い男子の多くは、中学高校時代あるいは大学時代に人知れずお勉強をしてきました。今、わりと名の通った企業に勤務している男子はとくにお勉強をしてきました。当然、遊び方を知りません。だから、付き合っても退屈な恋愛にしかならないのです。

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2. ケチな男子


付き合っても退屈……だと感じる理由のひとつは、「彼がケチだから」だったりしませんか? 週末のたびにどちらかのおうちでデート。彼とゲームをするのにもテレビを見るのにも飽きて……こういうケースってたいてい彼がケチなんです。

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ケチの理由はわりと決まっていて、男子は「この彼女と何歳で結婚して、結婚式と披露宴にいくら支出して、何歳で住宅ローンを組んで、その頭金はいくらで……」というようなことを明確にプランニングしているからです。

安定した収入のもとで普通に恋愛をして、普通に結婚して、普通に住宅ローンを組みたい女子は、こういう彼氏のことを大事にすべきです。「恋愛していても退屈だ」なんて言ってはいけないということです。
そもそも、これくらいガチガチに将来設計をしていないと、安定した暮らしなんて望めない時代です。毎週末、いろんなところに連れて行ってくれる彼氏……出費がたいへんです。恋愛の末に結婚を! と思ったところで「おれ、貯金ないけど、それでもいい?」なんて言い出すわけです。そういう人よりは、多少退屈でも真面目な男子の方がいいですよね?

3. ほかに好きな女子がいる男子


「ほかに好きな女子がいるのに、なぜわたしと付き合ったの?」……こう思う女子もきっといるはずです。が、ネット上にはたくさんのアンケート結果があり、それらによると「妥協して付き合った人」が一定数いることがわかります。
つまり、「本当はA子ちゃんのことが好きなんだけど、高嶺の花すぎて手を出せないので、『付き合ってください』と言いやすいB子ちゃんと付き合った」というパターンです。男子だけでなく、女子にもこういう人、きっといますよね。

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妥協の末に選んだ相手に、何かを積極的にしてあげたいと、人は普通思わないですよね。男子の場合で言うと、「おれの生活の中にちょっと女っけがあって、たまにエッチができれば、まぁそれでいいかな」と思っているということです。

これは別れるか、付き合うかの二択にしかならないでしょう。お互いに妥協の産物と付き合うことにむなしさを覚えるのであれば、当然別れたほうが無難ですよね。人生の時間は、思っているよりそう多くはありません。

でも、妥協の末に選んだ相手であっても、相手のなかに何かキラリと光るものを見つけることができたのであれば、そこに集中してみては? 人って、日々変化している生き物ですから、妥協という入り口から恋愛を始めて、気がついたら「運命の相手」だったと思えるケースって、わりとありますよ!

彼氏に何を期待してるの?


いかがでしょうか。とくに若いうちは、どうしても恋愛にキラキラしたものを望みがちなのかもしれません。キラキラした恋がしたければ「そういうことをやってくれる男子」を当たるしかありません。それなりの収入があり、それなりの年齢で独身で、遊び慣れてそうな男子……女子ってそういう男子を選別する目を持っているでしょうから、キラキラが欲しければそういう男子のもとにGO! です。

「彼氏のことが好きで、ずっと付き合っていたい! でも退屈だ」……という人は、自分が彼に(恋愛に)何を期待しているのか、今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。期待していることの優先順位が明確になれば、退屈さもどうにか我慢できるものになります。
彼氏とキラキラ遊びほうけたのちに、彼と結婚して立派な一軒家を持ちたいなんてことを考えているから、ガチャガチャしているわりに退屈な恋愛になるのです。

あなたの中の優先順位をはっきりさせて!


彼女として彼になにを期待するのかをまず決めたほうがいいでしょう。お勉強もできて、楽しい遊び方も知っている男子なんて、ごくごく少数です。たいていは片方しかできないのです。それが普通です。とくに、地方出身の男子でお勉強ができる人の場合、「大学受験があるのに、女子と恋愛にうつつを抜かすなんて、何事か!」と、親に頭を叩かれながら大きくなっている人だっているのです。
だから彼女として、彼に安定的な高収入を期待するのか、付き合っていて楽しいというのを期待するのかはっきりさせましょう。

男子は女子ほど器用じゃない


そもそも、男子は優秀な女子ほど器用じゃないですからね。優秀な女子は、たとえば高学歴で、よく遊び、おしゃれで、エッチもこなれていて、23歳にして超高級ホテルのラウンジが似合う……みたいに、3つも4つもいいところがありますが、そういう男子って(ほぼ)いないです。いるとすれば、うんと年上の男子の中にいます。

(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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