彼氏と別れるべきか迷ったときに試してみるべきことって?

彼と別れようかどうしようか……と思い悩む時間って、つらいといえばつらいものですよね。
そういうしんどい時間を過ごさないで済むには、どうしたらいいのか? について、今回は一緒に見ていきたいと思います。

目次

1. 彼氏候補と飲みに行く


(c)LAURIER PRESS
(c)LAURIER PRESS

すでに新しい彼氏候補がいるから、今の彼と別れるべきか迷っているという人もいるかと思います。一般的に言って「いい女」って、彼氏を切らせたことがない、つまり「次を見つけてから別れる」ものですよね。

新しい彼氏候補がいない人は、「ちょっといいな」と思える男子と一緒に飲みに行ってみては? 彼氏候補がすでにいる人は、彼氏候補と飲みに行ってみては?
新しい彼と今の彼を、お酒を飲みながら、心の中でしれっと比較してみるといいです。
比較した結果「やっぱり今カレと一緒にいるほうが安定感があっていいな」と思えてきて、別れに関して迷わなくなるかもしれません。
やっぱり今カレより新しい彼氏候補のほうが、心優しくて仕事もできていいなと思えて、迷いがなくなるかもしれません。

この方法のコツは?


今カレにバレずに、ほかの男子と飲みに行くことでしょう。いくら別れたいと思っているからといって、あなたはまだ彼氏持ちという状態。
他の男とご飯に行くというのを嫌がる彼氏は割と多いはずなので、そこから変な喧嘩に発展しないように気を付けて実行してくださいね。

2.じっとしておく


彼氏と別れるべきか迷ったときに試してみるべきことって?の2枚目の画像

心に迷いがある状態って、いわば「コップの中に水が満ちきっていない」状況です。
人って一般的には、コップの中に水が満ち満ちて、溢れてきたころに、ようやくアクションを起こすものです。その段階になると「意を決してアクションを起こそう」という思いはなく、「今ここに自分がいることに、自分が耐えられないから」カラダがひとりでに動くものです。つまり、なんの迷いもなく別れることができるまで、現状維持に徹する……これも迷いに対するひとつの対処法でしょう。

この方法のコツは?


「彼と別れたいなあ」と思うとき、「なぜ別れたいのか」という理由もセットで、心のなかに浮かび上がってくると思います。
つまり、別れたあと、自分がなにをしたいのか? どういう自分になりたいのか? ということがイメージできると思います。そのイメージを、もっともっと具体的にすることが、この対処法のコツではないかと思います。

3.もっと彼と仲良くしてみる


彼氏と別れるべきか迷ったときに試してみるべきことって?の3枚目の画像

彼と別れようかどうしようかと迷っているときって、自分の迷っている心ばかりに気持ちがいってしまって、視野が狭くなっていることだってあるでしょう。
でも、冷静に考えていただきたいのですが、あなたが迷っているというのは、その言動の端々で彼にもれなく伝わっていたりもするのです。
だからそういうときこそ、彼といつも以上に仲良くしてみるべきです。
いつも以上にラブラブにしていれば、彼は「ものすごく」ものを考えます。
「彼女、急にラブラブしてくるけど、これって、おれと別れたいってこと? それとももっとおれに愛してほしいということ?」という具合に。
でも、結局、無理をしてラブラブを演じているわけですから、それに気づいた彼が、結論を出してきます。「別れよう」と。あるいは、「おれのどこがイヤなのか言ってくれたら、悔い改めるから」と。

この方法のコツは?


これは、恋愛に限らず、あらゆる人間関係の鉄則みたいなものです。
「ちょっとこの人とは合わないなあ」と思ったときは、その相手に過剰に親切にしてみることです。すると相手は「波風を立てずに」静かにあなたのもとを去っていくこともあります。
親切にされたことに心よくして、もっと近づいてくる相手であれば、もっともっと仲良く、親切にすればいいのです。
どこかのタイミングで、相手は「空気を読んで」去っていきます。
オトナがよく使う手です。オトナってヤラシイですよね。

いかがでしょうか。
彼と別れようかどうしようか……と、ただ思い悩んでも、きっと答えなんか出ないと思います。出るとすればそれは「時間が解決してくれた」からです。
ダラダラと、思い煩うしんどい時を過ごすのであれば、ご紹介した3つのテクのうちのどれかをしれっと使ってみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

関連記事