男子って言うほどエロくないのかも! 男子が苦手なエッチのパターン

「男子って、ふた言めには下ネタばっかり振ってきて、エロいだけでイヤになっちゃう」と思ったことのある女子も多いかと思います。しかし実際、男子は「そこまでエロくない」生き物です。ということを、今回は証明したいと思います。さっそく証明開始です!

(C)LAURIER PRESS
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目次

1.複数プレイで楽しめるのはAVだけの話?


男子がどんなエッチな願望を持っているのかを知りたければ、たとえば男子が見るエッチな動画を見るといいです。
一般的には、そういう動画は、台本をもとに撮影され編集されます。

つまりエロ動画の向こうには、男性心理をよく知っている台本を書く人がいて、「男ってこういうエロい行為が好きなんだよね」というのをもとに、せっせと台本を書いているわけです。

そういう男子向けのAVにわりとよく出てくる設定が複数プレイです。が、実際にAV男優さんにではなく、素人の男子に話を聞いたところによると、「複数プレイのとき、おれは勃起しないんだよね」という意見も!

つまり、「ほかの人に見られている状況」では、緊張しちゃって勃起どころの騒ぎではないということです。

男子の妄想はしょせん妄想?


たとえば「ベランダでエッチする」つまり野外エッチが、あるサイトで話題になっています。エロサイトではなく、ごくふつう女子が読むふつうのサイトで、です。が、野外エッチも、複数エッチと同じで「他人に見られている」という意識ゆえ、勃起しない男子は勃起しないのだとか。

つまり男子って、いざ「そういう状況」になれば、女子よりデリケートになってしまい、アレが萎え萎えになってしまうこともあるということです。

男子の妄想は、だから、AVの設定になりうるのです。

2.「舐められない」と言う男子もいる


男子って言うほどエロくないのかも! 男子が苦手なエッチのパターンの2枚目の画像

「女子のアソコを舐めるのが、三度の飯よりも好き」と言う男子がいます。女子の中にだって「とにかくアソコを舐めてもらわないと、エッチした気にならない」と言う人がいます。男女ともに、舐められたら気持ちいいですもんね。

でも中には、「女子のアソコだけは舐められない」と言う男子もいます。あるいは「アソコを舐めてもいいけど、ちょっとだけね」と言う男子もいます。

本当に好きなら舐められなくてもOK?


「生理的に受け付けないこと」と「生理的に受け付けること」が、本人の中で明確なわけです。生理的なことは、生理的なことですから(つまり自分の意思ではいかんともしがたいことですから)、女子のアソコを舐めるのは生理的に無理と思えば、それは無理なのです。

もしそういう彼に出会った場合、そして彼のことが本当に好きな場合、あなたは彼の生理的なことを尊重して、「舐めてくれなくてもOK」とするのか、やっぱり舐めてくれる彼がいいと思ってほかの男子とつきあうのか……二択を迫られるでしょう。

舐めてくれない彼と別れるのだって、彼に対する優しさです。

3.ソフトSMのMの役は無理!


男子って言うほどエロくないのかも! 男子が苦手なエッチのパターンの3枚目の画像

「彼女とソフトSMをしようということになって、ぼくがMの役になったのですが、いきなり『四つん這いになって』と彼女に言われて……すっげ~恥ずかしかったので、ぼくにはソフトSMは無理です」(25歳・建築)

この証言に代表されるように、Mの役が恥ずかしいと感じる男子って、案外多いように思います。

男子にとって、ちょっと変わったエッチって、いわば「アホにならないとできない」ことだったりします。ハダカになっても、どこかに理性のネジが締まっていれば、なかなかソフトSMごっこなんてできないのが男子です。

彼のネジを緩めてから


理性のネジをうまく緩めるために、エッチの前にカップルで軽くお酒を飲むとか……そういう「前戯的な行為」があるわけですよね?

ちゃんと「空気を読みつつ」「順番どおりに」やっていれば、彼の理性のネジを緩ませることができます。いきなり彼のことを四つん這いにさせるからイケナイのです。


いかがでしょうか。
タイトルに「男子は言うほどエロくない」と書きましたが、ホントに男子って、言うほどエロくなれないものです。

ハプニングバーの元店長にお話を聞いても、そう言います。「男子はそれなりにエロい、女子はその100倍くらいエロくなれる」というのが、店長さんの総括です。

これ以上具体的に書くと生々しくなるので、このへんで筆をおきます。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。