上手に人と話したい! 小鳥遊しほの「お悩み相談乗っていいですか?」~人付き合い編~
大きくても小さくても悩みは悩み。悩みの全くない人間なんてやっぱりいないと思うんです。天真爛漫に生きてる人も、AランチかBランチ、どちらにしようか悩んだりすると思うんです。
悩みは迷いなのかもしれない。
道に迷ったら人に聞くように、人生に迷った時も人に聞くのがすき。自信を持って教えられることなど何もないけど、話を聞くくらいはできますので、お悩み相談乗っていいですか?
さて今回は「人付き合い」についてのお悩みが届いております。
Q1. 思いやりってどういうこと?
人のことを思いやるというのは、具体的にどのようなことをすればそうなることになるんでしょうか?(みみみみのりさん/19歳 大学生)
A. 相手の欲を予想してあげること
自分が何をしてあげたいかよりも相手が何をしてほしいかを考えてあげられたら、言葉でも行動でも思いやりある行為になるのだと思うの。むしろそれを考えている時点で、思いやり成功なのかもしれない。あとはその言動で周り(第三者)に迷惑がかからないかも気にできるとすてき。細部にこだわるのも思いやりのひとつです。
Q2. 緊張せずに人と接する方法はありますか?
私は人と接するのが苦手で、会話をするのにいつも緊張しています。コンビニの店員さんにさえ緊張してしまい、代金を払うとき店員さんが待っていると思うと、小銭があるのに大きいお金を出してしまってお財布がいつも小銭でパンパンです。緊張せずに人と接する方法があったら教えてください!!!(mashurunさん/16歳 高校生)
A. 思っているより人は優しい生き物です
さて、ここで上記の思いやり論を生かしましょう。「自分」ではなく「相手」がどう思っているかに集中すると、ラクになるかもしれません。「店員さんが待っている」は自分よがりの思い込みで、実は「小銭のストックが足りないからお釣りは少ない方が助かる」というお店もあるかもしれません。会話だっていっぱい話したい人もいれば無言が好きな人もいます。いろんな人がいるけれど、むやみやたらに怒ってくる人なんてめったにいません。ビクビクしすぎず落ち着いて、相手の目と心を見れる大人になれると良いですね。
Q3. つい「疲れた」と言ってしまいます
言うのはよくないとわかっていながらも、疲れた、しんどいなどの言葉を言ってしまいます。相手を不快にさせるし、私も言ったあとすごく後悔するので気をつけてはいるのですが……。どうしたらいいのでしょうか。(なかむらさん/21歳 大学生)
A. 表現を変えて前向きに
さぁ、魔法の言葉「焼肉たべたい」をキミに授けよう。「はぁ~(疲れたから)焼肉たべたい!」「あ~(しんどいから)焼肉たべたい!」。ネガティブな時こそポジティブな言葉への変換を。そうして誘い合って、みんなでグチでも言いながら焼肉たべて元気になれたらすてき。たまには太ったっていいのよ。甘やかしたっていいのよ。
人付き合いの悩みは自分のがんばりだけでは報われないことも多くて大変。でも、「まずは自分が変わらなくては」という悩みがある人は、そのことに気づけるだけでも素晴らしいこと。(気づかず迷惑をかけているひともたくさんいるものね。)きっといつかはうまくいきます。信じて明日もがんばろう。
悩みがあるってとっても人間的なこと。どんどん悩んで泣いて笑いましょう。ご相談いつでもお待ちしております。(応募フォームはこちら)
(小鳥遊しほ)
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この記事を書いたライター
小鳥遊しほ
イラストレーター兼コラムニスト。豊富な肩書きを活かし、料理や恋愛などのイラストコラムを連載中。 KADOKAWAより書籍「くまっているのはボクなのに。一問一頭 」河出書房新社より書籍「こまりくまブック」出版している。