怒りが倍増!? 彼氏がイライラしているときのNG行動
デートに遅刻した彼女にイラっとする彼氏もいれば、人混みでイラっとする彼氏もいると思います。今回は、彼氏がイラっとしたときに、彼女としてやってはいけないことについて、お届けします。
そもそも、怒りの感情を表に出すこと自体が子どもみたいな行為なわけです。つまりイライラしている彼氏は、子どもです。その子どもの前で、彼女も一緒になってイライラしたら、子どもは、イライラしている彼女にどう接していいのかわからないのです。
だから、彼氏はさらにイライラするか、軽いパニックになるか……ということに……。
イライラしている人に対して、こっちもイラっとする、というのは、もしかすればよくある話かもしれませんね。
赤の他人がイライラしていても「あ~、この人、怒ってるな」と思って済みますが、彼氏は他人よりちょっと身内に近い存在だから、どうしても身内のイライラって、伝染しちゃったりもしますよね。そういうときこそ、彼女が大人になるべきでしょう。
彼女がイライラしていたら、彼氏が大人になって、冷静にいられるよう、努力する必要があります。カップルって、彼氏か彼女、どちらかが常に冷静でいたほうが、関係が長持ちします。冷静でいるというのは、つねに彼氏と別の視点で物事をとらえる癖をつける、ということです。
大好きな彼氏があなたの隣でイライラしていたら、彼女として悲しいと思います。でも悲しいからといって、その感情をそのままイライラしている彼氏にぶつけてしまうと、火に油を注ぐ結果になったりもします。
イライラしている人は、先にも述べたように子どもですから、自分のイライラを誰かにおさめてほしいと思っていたりします。
本当は、イライラしている子どもを、やさしく包み込んであげるといいわけですが……こういうのって、感情の問題ですから、イライラしている人を包み込んであげるといいと言ったところで、理屈どおりにできなかったりしますよね。
それに、本当の子どもがイライラしていたら、危害が及ぶ範囲がだいたい特定できて、安心して包み込むことができますが、相手が自分より力の強い大人の男性だったら、ちょっと怖いですよね。彼女としては、悲しい気持ちを隠しつつ、彼氏の前でしれっとふつうに振る舞うしかないのかもしれません。
イライラしている人って、自分でも子どもみたいなことをやっているって、わかっていたりもします。で、そのイライラを、いつ、どのタイミングで「なかったことにする」のか、ひそかに考えているのです。
たとえば、酔っぱらったらすぐに裸になる男子っていますよね? あるいは素人芸として裸になる人。これ、洋服を脱ぐのは恥ずかしくないらしいのですが、洋服を着るのが恥ずかしいそうです。いつ、どのタイミングで、どのように裸になった自分をなかったことにするべきか。ここがわからないのだそうです。
イライラしている彼氏は、頭の片隅で「おれ、こんなことでイライラしてバカみたいだな、早くイライラを鎮めないとな」と、思っています。そういう彼に対して「こんなことでイライラするなんてバカじゃない?」と言ってしまえば……彼は怒りの感情を鎮めるきっかけを失ってしまい、ますます怒るかも。
こちらも、彼女としては、しれっとしておくのが一番いいのかもしれません。「本当は、このタイミングでイラっとすべきではないことを、あなたは知っているよね? はやくいつもみたいな大人のあなたに戻ってよ」と願いつつ、「本当はあなたは大人だから『すべてを』知ってるでしょ?」と、大人扱いして、彼の怒りがおさまるのを待ってみては?
どんなに大人の感性を持っている男子だって、たまにはイラっとすることがあると思います。それはそれで、かわいらしいことです。カップルでお互いにいろんな感情を味わい、克服するところに、恋愛の意味があります。
しかし、あまりに頻繁にイライラしている彼氏は……あなたにイラっとしているわけではなく、社会に対してイラっとしている、つまり自分がどう生きていけばいいのかがわからないからイラっとしている……こういうことも言えます。
彼女の言動で、彼氏のイライラを倍増させないように気をつけましょう。カップルって、どちらかがどちらかを包み込めないと、うまくいかないようになっているのです。
(ひとみしょう)
1.一緒になってイライラしてはいけない
そもそも、怒りの感情を表に出すこと自体が子どもみたいな行為なわけです。つまりイライラしている彼氏は、子どもです。その子どもの前で、彼女も一緒になってイライラしたら、子どもは、イライラしている彼女にどう接していいのかわからないのです。
だから、彼氏はさらにイライラするか、軽いパニックになるか……ということに……。
カップルのどちらかが常に冷静でいると、長続きしやすい!
イライラしている人に対して、こっちもイラっとする、というのは、もしかすればよくある話かもしれませんね。
赤の他人がイライラしていても「あ~、この人、怒ってるな」と思って済みますが、彼氏は他人よりちょっと身内に近い存在だから、どうしても身内のイライラって、伝染しちゃったりもしますよね。そういうときこそ、彼女が大人になるべきでしょう。
彼女がイライラしていたら、彼氏が大人になって、冷静にいられるよう、努力する必要があります。カップルって、彼氏か彼女、どちらかが常に冷静でいたほうが、関係が長持ちします。冷静でいるというのは、つねに彼氏と別の視点で物事をとらえる癖をつける、ということです。
2.悲しくなってはいけない
大好きな彼氏があなたの隣でイライラしていたら、彼女として悲しいと思います。でも悲しいからといって、その感情をそのままイライラしている彼氏にぶつけてしまうと、火に油を注ぐ結果になったりもします。
イライラしている人は、先にも述べたように子どもですから、自分のイライラを誰かにおさめてほしいと思っていたりします。
彼女はいつも通りふるまって
本当は、イライラしている子どもを、やさしく包み込んであげるといいわけですが……こういうのって、感情の問題ですから、イライラしている人を包み込んであげるといいと言ったところで、理屈どおりにできなかったりしますよね。
それに、本当の子どもがイライラしていたら、危害が及ぶ範囲がだいたい特定できて、安心して包み込むことができますが、相手が自分より力の強い大人の男性だったら、ちょっと怖いですよね。彼女としては、悲しい気持ちを隠しつつ、彼氏の前でしれっとふつうに振る舞うしかないのかもしれません。
3.イライラしている彼氏をバカにしてはいけない
イライラしている人って、自分でも子どもみたいなことをやっているって、わかっていたりもします。で、そのイライラを、いつ、どのタイミングで「なかったことにする」のか、ひそかに考えているのです。
たとえば、酔っぱらったらすぐに裸になる男子っていますよね? あるいは素人芸として裸になる人。これ、洋服を脱ぐのは恥ずかしくないらしいのですが、洋服を着るのが恥ずかしいそうです。いつ、どのタイミングで、どのように裸になった自分をなかったことにするべきか。ここがわからないのだそうです。
イライラしている彼氏は、頭の片隅で「おれ、こんなことでイライラしてバカみたいだな、早くイライラを鎮めないとな」と、思っています。そういう彼に対して「こんなことでイライラするなんてバカじゃない?」と言ってしまえば……彼は怒りの感情を鎮めるきっかけを失ってしまい、ますます怒るかも。
大人の対応で、彼氏の怒りが収まるのを待とう
こちらも、彼女としては、しれっとしておくのが一番いいのかもしれません。「本当は、このタイミングでイラっとすべきではないことを、あなたは知っているよね? はやくいつもみたいな大人のあなたに戻ってよ」と願いつつ、「本当はあなたは大人だから『すべてを』知ってるでしょ?」と、大人扱いして、彼の怒りがおさまるのを待ってみては?
どんなに大人の感性を持っている男子だって、たまにはイラっとすることがあると思います。それはそれで、かわいらしいことです。カップルでお互いにいろんな感情を味わい、克服するところに、恋愛の意味があります。
しかし、あまりに頻繁にイライラしている彼氏は……あなたにイラっとしているわけではなく、社会に対してイラっとしている、つまり自分がどう生きていけばいいのかがわからないからイラっとしている……こういうことも言えます。
彼女の言動で、彼氏のイライラを倍増させないように気をつけましょう。カップルって、どちらかがどちらかを包み込めないと、うまくいかないようになっているのです。
(ひとみしょう)
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この記事を書いたライター
ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。