会う回数が減った時の彼氏の本音 デートのちょうどいい頻度って?

たとえば彼女が「仕事に集中したいから、あなたと会う回数を減らしたい」と言ったとします。そのとき彼氏は本音ではどう思っているのでしょうか?

彼女と会う「ちょうどいい頻度」は彼氏によってさまざまであり、すべてはケースバイケースかもしれません。でも若い男子にある程度共通する傾向をもとに見ていくと、わりと彼女として思い当たる節があるかもしれません。

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目次

1. 彼女にフラれるかも……と思っている


一般的には、女子のほうが男子より精神年齢が高いとされています。精神年齢が高いほうが、低いほうに対して「仕事に集中したい」と言えばどうなるのか? 彼は「彼女に置いていかれるかも」という危機感を抱くことがあります。つまり、フラれるかもと思う……ということです。
これが、仕事ができる彼氏であれば、「うん、じゃあおれも自分の仕事に集中するから、君も自分の仕事を頑張って!」と、快く思ってくれるかもしれません。が、若い男子で、かつ自分の仕事を適職と思っていない人は、「フラれるかも」と思うでしょう。

「一緒に成長していきたい」という思いも伝えて!


若い男子が敵のように思っている人って、自分より年上で仕事を天職のように思っており、それなりの収入がある男だったりします。つまり、そういう男に彼女を奪われたくないという危機感を常に持っていたりもするわけです。そういう危機意識がある彼氏に「仕事に集中したいから、会う頻度を少なくしたい」と言えば、彼は天敵に彼女を持っていかれかねないと思うということです。
ということは、「わたしはあなたと一緒に成長していきたい」というニュアンスを含ませつつ、「仕事に集中したい」と言えばいいということですよね?

男女問わず、人は自分が成長したら成長した自分にふさわしいパートナーと出会って、恋に落ちて……ということになるでしょうから(つまり、能力が高い人が低い人に合わせるってことはあまりないでしょうから)、彼女が仕事に集中した結果、彼氏と別れることになってもそれはそれで仕方のないことだと思います。が、彼氏の心情を察することができる彼女さんは、「一緒に成長していきたいと思っている」ということをちゃんと彼に伝えてあげてはいかがでしょうか?

(C)LAURIER PRESS
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2. デートしない分、貯金しようと思っている


とくにデート代を彼氏の方が多く払っている場合、彼は「会う頻度が減るってことは、おれはやっと貯金できる! そうだ、貯金しよう」とうれしく思ったり……!?

でもこれはこれでいいんじゃないでしょうか? たとえば週1回デートをして、月4回のデートで4万円かかっていたものが、月2回のデートなら2万円で済んだりするわけですよね? だから、彼氏にせっせと貯金させておくといいと思います。多くのカップルは、今さらネットで調べるまでもなく、結婚するとなったとき彼氏に貯金がないことが発覚しちゃっているわけです。彼氏にせっせと貯金させましょう。

3. 全然エッチできないじゃん! と思っている


毎週デートしていたカップルが月2回しか会わないとなれば、彼氏は「えっ! おれは月に2回しかエッチできないってこと?」と思う……あまりエッチが好きではない彼氏以外は、こう感じることでしょう。
20代の平均エッチ回数って、ネットで調べたらいくつもアンケート結果が出てきますが、おおむね月4回はヤッていることになっています。だから、「月に2回しかエッチできないってこと?」と思う彼氏は、盛りのついたサルのような男ではなく、ごく普通の男子だといえるでしょう。

エッチの回数が減ると、別れにつながる?


月2回しかエッチできないようになると、彼氏が「別れたい」と言ってこないのか? ……こういう懸念も、もしかしたら出てくるかもしれませんね。別れることになるのか、ならないのかはケースバイケースとしか言いようがないでしょう。ちゃんと我慢できる彼氏だっているでしょうし、我慢できずつい浮気しちゃう彼だって当然いるでしょう。
別れることになる「予感がする」かどうか、というのがポイントだろうと思います。「予感」って感じますよね? 彼女として「彼氏が浮気しそうな予感」、これをちゃんと感じることができる彼女は、「浮気しないようなフォロー」をすればいいと思います。

若くて健全な性欲を持っている男女はやっぱり「ヤリたい」わけですし、そういう欲求があって普通ですから、ちゃんとフォローしてあげてはいかがでしょうか? もっともヤバいのは、そういう予感を感じることができない彼女です。ようするに勘が鈍い彼女。欲って我慢すべきときは我慢すべきものですが、カップルでお互いに勘を働かせて、欲をどうにか満たしあうというのも、カップルにおける重要なことです。

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会う頻度が少なくても彼氏との交際がちゃんと続いていく人って、“心の特別な場所に彼氏がいる、彼女がいる”こういうことが言えると思います。「彼氏じゃないと、自分の心の少し深い部分を理解してくれないんじゃないか」とか「彼女以外は、おれの心の深いところを理解してくれないんじゃないか」というような感じで、心の中の特別な場所にお互いが存在しているケースです。
そういう場所に二人がいるのであれば、会う頻度ってあまり関係ないのではないでしょうか。逆説的に言えば、「会う頻度を減らしたい」と彼氏に言ったときの彼の本音が気になるというのは、そこまで深く愛しあえていないってことではないかと思います。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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