オーバーリアクションで失敗してない? 好きな彼へ自然にアピールするコツ

恋愛あるある話のひとつに「好きでもない人からは好かれるのに、好きな人からは好かれない」ということがある。自分から好きになる人とはうまくいがず、いつも片思い。なぜこんな現象が起きてしまうのか、今回はそれを解明してみた。

(C)LAURIER PRESS
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目次

好きな人に“嫌われたくない”という思いが強すぎていない?


あなたは好きな人に対して、臆病になりすぎていないだろうか? 自分に自信がなくて、「こんなこと言ったら嫌われるかな?」「こんなことしたら図々しいと思われちゃうかな」なんてことばかり考えてしまい、相手に“自分を出さなすぎている”なんてことはないだろうか。

好きな相手に接触するとき“嫌われたくない”意識が働きすぎると、かえって何もできなくなるもの。相手から“どう思われてしまうのか”という不安から、自然と自分の行動をセーブしてしまうのだ。

意識しなければ、自然に振る舞える


しかし、好きでもない人の前ならいつも通りに自然に振る舞えているのでは。自分の意見を素直に言えるだろうし、自分のことをちゃんと表現できているはずだ。つまり、どうでもいい人にはあなたの本来の魅力が伝わってしまうからこそ“好きでもない人からは好かれる”という図式になってしまうのである。

ならば、好きな相手に対する自分の態度を改めて考えて欲しい。

好きな人の前では笑顔でいるべき


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好きな人に接触するときに、失敗したくないあまりに反応や言葉数が少なかったり、ぎこちなかったりしていないだろうか? そうなると、あなたのことをむしろ「俺といても楽しそうじゃない、つまらなそう」「そっけないし、ノリが悪いし、俺って嫌われてるのかな?」と思われているかもしれない。
“嫌われたくない”ことに捕われて、あなたがビクビクして尻込みすればするほど、相手には好意が伝わらないどころか勘違いされてしまうのだ。

自分で自分の印象を下げているなんてもったいないこと。“嫌われたくない”ことを考えるより、好きな人の前ではよく笑うことの方が先決なのだ。

自分をよく見せようと、頑張りすぎているかも


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つまらない子だなんて思われたくなくて喋りすぎてしまう。会話を盛り上げなきゃ、この場を盛り上げなきゃとやりすぎてしまう……こんな風に、好きな人を目の前にすると自分をよく見せたいと張り切りすぎてしまい、かえって余計なことをしていないだろうか? 

好きな人に彼女候補として見られたいのであれば、その過剰なサービス精神は厳禁! 男にとって“盛り上げすぎる女性”は表面上ではウケるかもしれないが、心では「なにもそこまで頑張らなくてもいいのに……」と思っているのだ。

デートや合コンであなたが気に入ってる男性は、もしかしたらたくさん笑ってくれるかもしれない。「キミって面白いね!」といってくれるかもしれない。しかしその場で喜んでくれたとしても、その後の誘いはないだろう。

男性はやりすぎる女性を彼女にはしない


女性は好意を持っている男性に対して、何かされるとうれしくなってついついオーバーリアクション気味になってしまう。好きな相手が言ったギャグに何度も「ウケる~」とはしゃいだり、「ヤダァ~~」と言って何度もボディタッチなどしていないだろうか? 飲み会や合コンでは率先して、料理を取り分けたり、グラスが空になる前に注文とったり、座敷の下の靴をそろえたり、やたらと世話を焼いていないだろうか?

「楽しい女性だと思われたい」「かわいいと思われたい」「気が利く子だと思われたい」……そんな風に、相手によく見られたい気持ちは、時として過剰行動としてあらわれるものだ。そんな気合いの入った行動をとると、相手からは不自然に映るもの。恋愛はつんのめり過ぎるといい結果は生み出さない。わざとらしい女性は愛されないのだ。

自分の基準がハイレベルであることに気づいていない


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「なんでこんな人から好かれるの?」と感じているなら、「自分にはこの人は見合ってない。もっとレベルが高い男のほうが似合っている」とどこかで思い込んでいるのではないだろうか。
逆に「好きでもない相手からは好かれるのに、好きな人からは好かれない」現象を、相手の男性の立場に置き換えてみよう。
「なんで俺はこんな女性ばかりから好かれるんだ? 俺にはもっといい女が……」「いつもタイプじゃない女性から言い寄られちゃうんだよね」などと、ここで手を打ちたくないと考えているかしれない。

男性も女性も、お互い自分より上の相手、身の程知らずの相手を狙っているということ。あなたは「理想なんて高くない」「スペック男子なんて求めてない、普通の男性でいいの」と一見謙虚なフリをするかもしれないが、実は“自分の中の基準”が高いのだ。

自分の理想を考え直すべし

 
普通の男性……それは自分の中の物差しであり目安。決して標準的ではなく、自分勝手な解釈で評価しているだけ。「普通普通」といいながら、自分の設定したレベルに満たない相手を“男性として”と見ようとしないのだ。

「理想なんてぜいたく言わない」「自分が好きになった人が理想!」というのは、実は誰よりもより好みしている。男を見る目が欲深いのだ。「好きでもない人には好かれるのに、好きな人には好きになってもらえない」と嘆いているなら、それは無理をしすぎている、自分の身の丈より背伸びして相手を求めている……とも言えるだろう。

恋が思い通りにならないのは、いつもの自分を出せないから


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恋愛は、自分を隠してもダメ、自分を大きく見せようとしてもダメ、飾りすぎてもダメ、女子力を使いすぎてもダメ、自分の身の丈よりムリして背伸びしてもダメ。いつもの自分でないと、本当の魅力は相手に伝わらないのだ。

あなたの恋が思い通りにならないのはぶってるから。いつもの自分を出せずに失敗しているから……。恋を思い通りにしたいなら、男性の前での自分の言動を改めてみよう。
飾らない自然体のあなたはどんな洋服をまとうより、ピンクのルージュをつけるよりもかわいいのだから。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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