彼氏との距離感がわからないときの対処法 自分を見つめなおすのがカギ?
今回は、彼氏とのちょうどいい距離感がわからないときの対処法をご紹介します。とくに付き合ったばかりの頃って、女子の多くが悩みを抱えているのではないでしょうか? それではさっそく見ていきましょう!
たとえば、彼氏のことが好きすぎて頻繁に会いに行ってしまう女子は、自分のプライドのことを考えてみるといいかもしれません。頻繁に会いに行って彼氏に尽くすという行為自体が好きな女子もいれば、“何かから逃げる場所”として恋愛をとらえている女子もいるでしょう。いろんな人がいるはずですが、「自分の恋愛スタイルは、自分に誇れるものかどうか」ということを考えてみると、彼氏とのちょうどいい距離感が見えてきます。
恋愛に限らずあらゆる人間関係に言えることですが、プライドがない人は相手との距離感をつかむのが下手です。妙に相手にすがってみたり、反対に相手とすごく距離をとりすぎて遠い存在になったりします。
プライド、いわば自分に対する誇りがあるからこそ、人は自分のことを大切にできます。自分を大切にする人は決まって、相手のことも尊重し大切にします。つまり、相手との距離感はすべて、あなたの現実的な生活スタイルや恋愛に対する考え方、彼氏に対する“好きの度合い”が決めるのではなく、このプライドが決めているのです
彼氏との距離感がうまくつかめないときは、「週5で私と会うって、重たくない?」とか「今日も会いに行っていい?」などと素直に彼氏に聞いてみるといいです。すると彼氏は「週5では重たいから、週2くらいがちょうどいい」とか「今日もうちに来てくれていいよ」などと言ってくれますって。カップルでこれくらいの会話がないと、ちょっとね……。
「週5で会うって、重たくない?」などと彼氏に聞けないというのは、あなたがやましいことをしているから(考えているから)です。
たとえば、あなたが「自分の家族と一緒にいても精神的に辛いから、彼氏のおうちに週5で泊まりに行きたい」と思っていた場合、そのことを彼氏に素直に言えるとなんら問題ないでしょう。でも、家族とのことを彼氏に言わないで(言えないで)、なかば彼氏を騙すようにして週5で家に押しかけていたら……ちょっとやましい気持ちも芽生えますよね。
相手に依存したいから恋愛する人もいるので、やましい気持ちがあっても別に構わないと思います。でも、やっぱりやましい気持ちがあると、恋愛が途中で止まっちゃうんですよね。
本来、愛する2人にはやましいことなんてないので、2人でちょうどいい距離感について話をしてみてはいかがでしょうか? そもそも、彼氏とのちょうどいい距離感を迷いつつ恋をしていても、お互いに精神的にしんどいでしょう。
彼氏とちょうどいい距離感を保てないときって、自分のことがおろそかになっているはずです。たとえば、彼氏と毎日会っていると、仕事がおろそかになることもあるでしょう。自分の家の洗濯物が溜まりに溜まって、どうにもならなくなっている人もいるでしょう。反対に、彼氏とほとんど会えない(会わない)人は、さみしさのあまり仕事が手につかなくなったりすることもあるでしょう。
距離感がわからないときは、そんな「自分がやるべきことをちゃんとやれているのかどうか」ということを考えてみてはいかがでしょうか。自分の生活があって、それがそれなりに上手くまわっている上に、恋愛がポンと置かれているというのが普通の恋のあり方です。
恋愛って、青空に浮かぶ雲のように、ぽつんと存在しているわけではないですよね? あなたの仕事や彼氏の仕事、家族のこと、友達のことなど、多くの現実的なことの中に恋愛が存在します。だから、彼氏との距離感が上手くいっていないときって、仕事や家族、友達関係など、なんらか上手くいっていないことがあるはずです。
恋愛以外の上手くいっていないことを是正することで、彼氏とのちょうどいい距離感が見えてきます。恋愛だけは上手くいっているけど、他のことはさっぱりダメ……なんて人はいません。つまり、恋愛が上手くいっているときは他のことも上手くいっているし、恋愛がダメなときは他のこともちょっとダメになっているんです。
いかがでしょうか。
彼氏とちょうどいい距離感を保てている人とは、自立している人です。精神的な自立は、経済的な自立抜きには成り立たないので、経済的にも精神的にも自立できれば、自然とちょうどいい距離感が保てるようになります。
恋愛って、恋愛のことだけを考えていても上手くできないようになっています。あなたのまわりの「いろんな人」に目配り気配りをする中で、少しずつ恋愛上手になるのです。
(ひとみしょう/studio woofoo)
1. 自分のプライドが保てる距離がベスト
たとえば、彼氏のことが好きすぎて頻繁に会いに行ってしまう女子は、自分のプライドのことを考えてみるといいかもしれません。頻繁に会いに行って彼氏に尽くすという行為自体が好きな女子もいれば、“何かから逃げる場所”として恋愛をとらえている女子もいるでしょう。いろんな人がいるはずですが、「自分の恋愛スタイルは、自分に誇れるものかどうか」ということを考えてみると、彼氏とのちょうどいい距離感が見えてきます。
距離感はあなたが決めるものではない
恋愛に限らずあらゆる人間関係に言えることですが、プライドがない人は相手との距離感をつかむのが下手です。妙に相手にすがってみたり、反対に相手とすごく距離をとりすぎて遠い存在になったりします。
プライド、いわば自分に対する誇りがあるからこそ、人は自分のことを大切にできます。自分を大切にする人は決まって、相手のことも尊重し大切にします。つまり、相手との距離感はすべて、あなたの現実的な生活スタイルや恋愛に対する考え方、彼氏に対する“好きの度合い”が決めるのではなく、このプライドが決めているのです
2. 彼氏に尋ねてみるといいかも!
彼氏との距離感がうまくつかめないときは、「週5で私と会うって、重たくない?」とか「今日も会いに行っていい?」などと素直に彼氏に聞いてみるといいです。すると彼氏は「週5では重たいから、週2くらいがちょうどいい」とか「今日もうちに来てくれていいよ」などと言ってくれますって。カップルでこれくらいの会話がないと、ちょっとね……。
やましい気持ちがないと聞けるはず
「週5で会うって、重たくない?」などと彼氏に聞けないというのは、あなたがやましいことをしているから(考えているから)です。
たとえば、あなたが「自分の家族と一緒にいても精神的に辛いから、彼氏のおうちに週5で泊まりに行きたい」と思っていた場合、そのことを彼氏に素直に言えるとなんら問題ないでしょう。でも、家族とのことを彼氏に言わないで(言えないで)、なかば彼氏を騙すようにして週5で家に押しかけていたら……ちょっとやましい気持ちも芽生えますよね。
相手に依存したいから恋愛する人もいるので、やましい気持ちがあっても別に構わないと思います。でも、やっぱりやましい気持ちがあると、恋愛が途中で止まっちゃうんですよね。
本来、愛する2人にはやましいことなんてないので、2人でちょうどいい距離感について話をしてみてはいかがでしょうか? そもそも、彼氏とのちょうどいい距離感を迷いつつ恋をしていても、お互いに精神的にしんどいでしょう。
3. 自分のことがおろそかになっていない?
彼氏とちょうどいい距離感を保てないときって、自分のことがおろそかになっているはずです。たとえば、彼氏と毎日会っていると、仕事がおろそかになることもあるでしょう。自分の家の洗濯物が溜まりに溜まって、どうにもならなくなっている人もいるでしょう。反対に、彼氏とほとんど会えない(会わない)人は、さみしさのあまり仕事が手につかなくなったりすることもあるでしょう。
距離感がわからないときは、そんな「自分がやるべきことをちゃんとやれているのかどうか」ということを考えてみてはいかがでしょうか。自分の生活があって、それがそれなりに上手くまわっている上に、恋愛がポンと置かれているというのが普通の恋のあり方です。
恋愛以外のことにも目を向けよう
恋愛って、青空に浮かぶ雲のように、ぽつんと存在しているわけではないですよね? あなたの仕事や彼氏の仕事、家族のこと、友達のことなど、多くの現実的なことの中に恋愛が存在します。だから、彼氏との距離感が上手くいっていないときって、仕事や家族、友達関係など、なんらか上手くいっていないことがあるはずです。
恋愛以外の上手くいっていないことを是正することで、彼氏とのちょうどいい距離感が見えてきます。恋愛だけは上手くいっているけど、他のことはさっぱりダメ……なんて人はいません。つまり、恋愛が上手くいっているときは他のことも上手くいっているし、恋愛がダメなときは他のこともちょっとダメになっているんです。
いかがでしょうか。
彼氏とちょうどいい距離感を保てている人とは、自立している人です。精神的な自立は、経済的な自立抜きには成り立たないので、経済的にも精神的にも自立できれば、自然とちょうどいい距離感が保てるようになります。
恋愛って、恋愛のことだけを考えていても上手くできないようになっています。あなたのまわりの「いろんな人」に目配り気配りをする中で、少しずつ恋愛上手になるのです。
(ひとみしょう/studio woofoo)
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この記事を書いたライター
ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。