彼氏がフリーターで将来が不安な女子の対処法3選

彼氏が定職についておらずフリーター。そういう彼とずっとつきあい続けるのが不安だという女子もいるのでは。今回はこんなシーンの対処法について見ていきましょう!

目次

1.「なぜ」フリーターなのかによって答えが変わってくる


(C)LAURIER PRESS
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たとえば、車のレーサーになりたい人って、フリーターをやっていたりします。ふだんは町の小さなカーショップでバイトをしていて、週末のレースがあるときに車で走る、というふうに。でも平たくいえばフリーターというカテゴリに入るでしょう。
立派な病院の先生の中にも、車のレースがすごく好きで、「週末レーサー」をやっている人がいます。
ふたりとも、実態を簡単に言えば「レースのために生きている」わけです。その実態を包んでいるのが、フリーターという肩書きなのか、医者という肩書きなのか、というだけのこと。
なので、彼氏が「なぜ」フリーターなのかによって、出てくる答えはまるっきり違ってきます。

どうすれば就けるのかわからない職業


世の中には「どういう道を歩むと就くことができるのか、よくわからない職業」があります。そういう職業に、もし彼氏が就きたいと思っているのであれば、答えは自動的に決まってきます。
あなたに彼氏を応援する気持ちがあるのであれば、その職業のことをあなたも勉強して、彼を精神的、金銭的に支えるといい。
応援する気がないなら、別れるべきでしょう。彼氏はきっと心から、自分の職業を理解してくれるパートナーを探しているはずです。「どうすれば就けるのかわからない職業」って、それだけ孤独だということです。

2. 世間体が気になるのなら、つきあい続けよう!


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彼氏のことは好きだけど、彼がフリーターという肩書きだと世間体が良くない、と思っている場合は、引き続き彼とつきあい続けましょう。
なぜなら、世間体をいくら気にしたところで、世間体はあなたのことを(あなたたちのことを)食わせてくれないからです。もっと現実的に考えたほうがいいです。

世間体をいかに気にしたところで、経験は身につきません


たとえば彼氏がアルバイトをしながら司法試験浪人をしていたら、その彼氏の正式な肩書きはフリーターです。彼氏が自分探しの旅の途中にいて、適職が見つからずアルバイトをしていても、彼氏の肩書きはフリーターです。
司法試験は、いずれ結論が出ます。自分探しをしている男子も、やがて適職を見つけます。大学を出てすぐ適職に巡りあえるほうがレアケースというか、恵まれすぎているわけです。誰も大きな声でこんなことを言いませんが、そうですよね? 20歳そこらで適職に出合えて意気揚々と働いている男子って、少ないでしょ?
そういう彼氏のことが好きなら、世間体なんて気にしないで、ちゃんと自分の(自分たちの)人生をやるべきなんです。
経験が、あとになってものを言うのが人生です。世間体をいかに気にしたところで、経験は身につきません。経験値が低い人は、あとになって「元フリーター」に、いとも簡単に追い越されます。

3. あなたが出している答えが正解です


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そもそも「彼氏がフリーターで不安です」という悩んでいる時点で、すでにあなたの心の中に答えがあるはずです。
よくカウンセラーの先生が言うのは「相談に来る人って、自分が出している答えを認めてもらいにカウンセリングに来るわけであって、出している答えとちがう答えをわたしが言うと怒って帰る」というもの。
フリーターの彼氏と不安ながらもつきあい続けたいのか、やっぱり安定した収入がある男子と交際して結婚したいのか、あなたの心の中には、なんらか答えがあるはずです。その答えのとおりに行動するといいのです。

答えを出したのなら、覚悟を持たないと、話が始まりません


一般的には、恋愛中の女子が結婚を意識しだしたら、フリーターの男子とはバイバイするでしょう。だから、先に書いた「どういうルートで就けるのか、よくわからない職業」を求めている男子は、恋愛する相手に恵まれづらいのです。一般的な人生を歩むのか、自分独自の人生を歩むのか、その選択について、きっとあなたは答えを出していますよね?

一般的な人生を選択すれば、一般的な人生が待っています。独自の人生を歩むと、しんどいことのほうが絶対に多いですが、あとから後悔することが少ないです。どちらがいいのか選べないとか、選んだけど迷っている、というのは、覚悟がないからです。自分で答えを出したのなら、覚悟を持たないと、話が始まりません。

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ブラック企業も多い昨今、誰もがいとも簡単にフリーターになってしまう時代です。
かといって、会社に従順に生きていても、明るい未来が約束されているかといえば、そうでもないですよね。
なので、30歳くらいまでは男女ともに、人生を迷ってみてはいかがでしょうか。社会が複雑になっているので、学校を出て10年ほどで、ようやく社会の仕組みがわかった、それまではフリーターだった、ということでいいと思います。
なぜなら30歳で社会の仕組みが理解できていないと、あとに待っているのは、人に利用されるだけの人生だから。利用される人になるのか、30歳までフリーター覚悟で「もがく」のか、男にとってはこの二択しかないのです。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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