片思いの彼の気持ちがわからない 男子が冷たい態度をとる理由って?

今回は、片思いの彼の態度が最近冷たくなっているように感じる……そんなお悩みにお答えしたいと思います。優しかった彼に変化が見られるのは、一体なぜなのでしょうか? その理由と対処法をご紹介します。

(C) LAURIER PRESS
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目次

冷たい態度はただの気まぐれかも?


男子って基本が単純だから、冷たい態度は彼の気まぐれかもしれません。つまり、あなたが彼の細かな言動に敏感すぎるだけで、彼はあなたに冷たくしているつもりはない……なんてことはよくあることです。
たとえばあなたの方が彼に対する思いが強くて、彼はそれほどでもないという場合は、明らかにあなたの方が敏感になっていますよね? なにげない彼のひと言に傷ついたり、彼からのLINEの返信が遅かったり、既読なのに返信がなかったりすると、それだけであなたはきっと落ち込むはずです。
でも男の基本は単純だから、単純に仕事が忙しいだけかもしれない。彼もあなたのことが好きだけど、「好き」という気持ちをどう伝えたらいいのか知らないだけなのかもしれません。

冷たい態度をとるのには別の理由も…


さらに言えば、男子って好きになればなるほど冷たくなることもあるんですよね。「好き」という気持ちを彼女に伝えるのが恥ずかしいという思いがずっと消えないと、男子はいとも簡単に冷たい態度をとります。その手前に「よそよそしい態度」をとることもあります。
恥ずかしい以外にも、「あまり自分から彼女に対して好きだ好きだと言うと、どこかしら女々しい男に思われて、彼女に嫌われるかも」と恐れています。それやこれやの感情が、彼をどんどん冷たい態度に導いているだけであり、案外彼はあなたのことが好きかもしれませんよ!

対処法1. 彼が欲しがっているものを与えよう


片思いの彼の気持ちがわからない 男子が冷たい態度をとる理由って?の3枚目の画像

彼の態度がどんどん冷たくなっていっていたら、あなたとしても彼に連絡をとりづらいだろうと思います。なぜ連絡をとりづらいのか? それは、あなたが自分の好きという気持ちを彼に受け止めて欲しいと思っているからです。
たとえばお客さんに「ぜひうちの商品を買って欲しいので、会っていただけませんか?」と言ってアポをとる人は、アポをとる時点からすごく緊張しています。そうではなくて、「弊社は今月フェアを開催していまして、いつもの商品が半額で買えますので会っていただけないでしょうか?」と相手の利益を考えてアポをとると、自信を持てますよね?

自分が彼から何かをもらう立場にいると、連絡しづらくなる


恋愛も同じことで、片思いの彼のメリットになるのはどういうものだろう? ということを知るといいです。つまり彼が欲しいものを知って、それを与えるように動くと、連絡をとりやすいし彼も心を開いてくれやすいのです。
彼がどんどん冷たくなっていっている理由は、あなたが自分の好きという気持ちに精一杯で、彼が欲しがっているものを与えていないから、とも言えるのではないでしょうか。

対処法2. 彼の味方になってあげて!


片思いの彼の気持ちがわからない 男子が冷たい態度をとる理由って?の2枚目の画像

男性脳って、相手のことを敵か味方かで判断する傾向があるそうです。好きか嫌いか以前に、敵か味方かなんだそうです。たとえば子どもの頃、男の子がゲームをしている後ろで「勉強は?」「宿題は?」と口うるさく言う母親というのは、その子にとって敵なんですね。その子にとって唯一の母親であるにも関わらず、脳は敵と認定してしまうんです。
あなたと彼との関係の場合、あなたが彼の味方だということが彼に明確に伝わると、彼はあなたに心を開いてくれて、冷たい態度を改めてくれるかもしれません。

「お仕事頑張ってね」というLINEだけでもOK


男子が「この人はおれの味方だ」と感じるのは、たとえば自分がやっていることを否定することなく応援してくれるときです。だからあなたは彼に、「お仕事頑張ってね」というLINEを送るといいかもしれません。ことあるごとに彼を応援すれば、彼はあなたに心を開くのではないでしょうか。
「わたしの好きという気持ちを、どうやって彼に伝えるといいのかなあ」と悩んでばかりだと、彼を応援する気にならないですよね? もちろん「好き」という気持ちのベースに彼のことを応援したい気持ちはあるんでしょうけど、それが明確に彼に伝わっていないということです。

いかがでしょうか?
男子はシャイだから、好きな女子に対して冷たい態度をとるときがあります。でもそこでめげないで、男性脳の特性を知って相手に何かを与えるようにすれば、いろんな意味で彼と“濃い”仲になれるのではないかと思います。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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