男子が「俺のこと嫌い?」と勘違いしてしまう女子の言動

片思いの彼に、あなたの言動が原因で「おれのこと嫌いなのかな?」と誤解されたら悲しいですよね……。
今回は、男子が「おれのこと嫌いなのかな?」と感じてしまう女子の言動について、一緒に見ていきたいと思います。

目次

1.会話中に彼と目を合わせようとしない


(C) LAURIER PRESS
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恥ずかしがり屋の女子のなかには、好きな男子の前で緊張しちゃって、会話をしていても目を合わせない人がいますね。そういう人はじぶんで「これではダメだ、ちゃんと彼と目を合わせないといけない」と、感じているはずです。
目を合わせてくれないと、人はふつう「わたしの(おれの)ことが嫌いなのかな?」と思ってしまいますよね。

「割り切り」に時間がかかる人も多いのですが


こういうとき、まずはたとえば自意識過剰なところをどうにかする努力をしてみては? 自意識過剰というのは、じぶんに自信がないというのと表裏一体であることが多いです。自信をもとうと思えば、たとえば「世間がなんと言おうと、じぶんがやっていて心地いいことをやる」ことです。アニメが好きなら、心ゆくまでアニメを楽しむといいのです。

自信がある人って、そんなふうに「世間の目とは適当につきあっておくといいや、じぶんはじぶんの好きなことをしよう」と割り切っているところがあります。まあ、この「割り切り」に時間がかかる人も多いのですが。

2.自分のことを話さない


じぶんのことを話さないと「彼女はじぶんのことをなにも話さないってことは、おれに心を開いてくれないってこと? ってことは、おれは彼女に嫌われている?」と、彼に思われてもしかたないですよね。

小説を読んでみよう!


じぶんについて相手に伝えることを、心理学では一般的に「自己開示」とよびます。この自己開示がうまくできない人も、広くいえばコミュ障なのかもしれません。

自己開示しようと思えば、じぶんと似たような境遇で育った人の本を読むことです。たとえば幼いころからいじめられており、それゆえ学校が嫌いになり、早めに社会に出て、社会のなかでもうまく自分に自信がもてなくて……。自己開示ができない人は、おなじような境遇の人がほかにもたくさんいます。そういう人が書いてある小説や自伝は、数限りなくあります。
つまり自己開示は、なんらかのハウツーを知るとうまくなることではないのですね。じぶんと似たような人の存在を知ることで、自然と心が開かれてくるのです。


3.妙にソワソワしている


男子が「俺のこと嫌い?」と勘違いしてしまう女子の言動の3枚目の画像

彼のことが好きすぎると、どうしても彼の前で自意識過剰になってしまって、ソワソワしちゃう女子もいると思います。それ、彼に「おれのこと嫌い?」と思われていますよ。

彼の欠点を探してみよう!


これも先に書いた、自意識過剰や自己開示とおなじです。というわけで小説を読みましょう、と言いたいところですが、そんなに悠長なことをしていられない人もいるでしょう。

そういう人は、彼の欠点を探してみては? 彼はイケメンだし仕事も優秀そうだけど、話す口ぶりから、どこかしら相手に努力を強制するところがありそうだ、と思うとか……。誰だって欠点をもっているので、欠点を探すのです。欠点が見つかれば、「な~んだ、彼もわたしとおなじ人間じゃないか」と思えてきて、心が落ち着くこともあります。

4.あまり飲まない・食べない


デートのときたくさん食べると、彼に「女子っぽくない」と思われて嫌われてしまうかもしれない、なんてことを危惧して、少ししか食べない女子もいますね。
それ、彼は「彼女はあまり食べないし、お酒も飲まない……ってことは、はやく帰りたいのかな? おれのことが嫌いなのかな?」と思っています。

言うまでもなく、たくさん食べて、たくさんお話したほうが、好感度は上がります。「たくさん食べる女子=太っている」なんてことは、男子は思っていないのです。

まずは挨拶をすることを意識すれば、いい女になれます


男子が「俺のこと嫌い?」と勘違いしてしまう女子の言動の2枚目の画像

片思いの彼の前で、妙に緊張してしまって、言いたいことの1割も言えないというのは、ある意味では非常に女子らしいことなのかもしれませんね。

でもそういうのは、高校生までにしましょう。20歳を過ぎれば、少なくとも常識的なレベルでうまくコミュニケーションできるスキルを身につける勉強をしましょうよ。そのほうが、あなたもわかっているとおり、人生が楽しくなります。豊かになります。引いてはいい恋愛ができます。

コミュニケーション能力を高める方法で比較的やりやすいのは、まずは挨拶をすることを心がけること。「挨拶のタイミングさえ逃さなければ、きっと彼と話せていたのに」という経験って、誰にでもあるはずです。まずは挨拶をすることを心がけると伸びてくれるコミュニケーション能力って、意外とたくさんあるのです。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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