理想の相手とはどうすれば出会える? 運命の人を見つける確率をあげるには♡

運命の人と赤い糸で結ばれたいと思っている人は多いはず。ではどうすれば、運命の人と出会え、つきあえるのでしょうか? 今回はこのテーマについて、一緒に考えてみましょう。

(C)LAURIER PRESS
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目次

1.好きなものが同じな相手に運命を感じる


たとえば趣味が同じ、好きな作家が同じなど、「同じであること」に運命を見いだす人って、案外たくさんいますよね。

とくに嗜好性の強い、映画や音楽、小説の好みが同じとなると、かなり相手に親近感を覚え、それを運命と感じる人も多いようです。

いろんなことに好奇心を持とう


広くいろんなことを知っておくと、友人知人が増え、その中に運命の人がいるかもしれない。こういうことは、一般常識をもとに言えることかもしれません。

たとえばマニアックな作家の名前だけでも知っておくと、相手がその名前を口にしたときに、知ったかぶりであっても「知ってる」とは言えますよね。

単に「知識を増やしましょう」と書いてしまうと、今さら大学受験でもあるまいし、と思って非常にしんどさを感じると思うので、じぶんの外側の世界に好奇心のアンテナを張っておくといいように思います。そのアンテナに引っかかってきたものが、運命の相手とのあいだに「同じ」を作ってくれるかもしれません。

2.積極的に外へでかけると運命の人に出会う確率が上がる


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偶然、彼とわたしは近所に住んでいることが発覚した、ということに運命を感じる人もいますね。あるいは近所にわたしとおなじ音楽の趣味を持つ人がいた、ということに運命を感じる人もいます。

共通点が多いと運命と感じやすい


「近所」というのを拡大解釈すれば、「地元が同じ」とか「出身校が同じ」ということになろうかと思います。ようするに「場所」にまつわる彼との共通点があると、非常に話をしやすいし、ひいては「運命っぽい共通点」が見えてきやすいですよね。

その場所に行き、リアルにそこの空気を吸い、そこにあるさまざまなディテールを知っているだけで、人は不思議と「経験した」という有能感をもちます。有能感をもつふたりが集まれば、これまた不思議と「運命」を感じることもある、ということです。

積極的にどこかに出かけると、運命の人と出会える確率が上がる、ということが言えるかもしれません。

3.気になる人の前では「偶然」を装って


たとえば合コンで「偶然」、となりの席に座った、ということに運命を感じる瞬間がある人もいます。だからといってあざとく、ほかの女子を押しのけて隣に座るのでは興ざめです。偶然をうまく装える女子を目指しましょう。

あざといくらいがちょうどいい


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女子のなかでも勘のいい人は、中高生くらいから、偶然を装う天才だったりしますよね。そういう勘がない女子は……じぶんが「こういう偶然を装うとあざといかな」と思えるようなことをやっても、相手にはあざとく映らない、ということを知っておくといいかもしれません。

仮にあざとく映ったとしても、「おれに好意があるから、わざとこういうきっかけを作ってくれたんだ」と、彼はいい評価をしてくれるものです。

あなたが「あざといかな」と思ってやらないことをやるくらいで、じつは「ちょうどいい」。この「ちょうどいいあざとさ」が、運命の彼を引き寄せることもある、ということです。

4.じぶんの「才能」で運命を引き寄せよう


運命の彼と出会えないと嘆いている人のなかには、じぶんはこうあるべき、という硬い考えを持っている人もいますね。「こうあるべき」ではなく「こうしたい」という気持ちを持たないと、なかなか運命の人に出会えないのではないか? と思います。

つまり、人って誰でも「能力が足りないところ」と「人よりも素晴らしいところ」の2つを持っていますね。その「素晴らしいところ」を伸ばすことを考えてみる、足りていない能力は、ひとまず「見なかったことにする」。こういう発想をするだけで出会える運命の人もいます。

「いいところ」を武器に


運命の人と出会ってうまく交際している人を広く見ると、じぶんの「いいところ」を武器に生きている人が多いことに気づかされます。「あれもこれも、わたしにはいろんなことができないけど、これだけは人よりもできる」というところに、じぶんの資源を集中させている人たちです。

つまりまずは「できないじぶん」を知ることです。「できない」が見えてくると、「じぶんが他人より少しばかりよくできること」が見えてきます。そこで生きるといい、ということです。すると同じような人が寄ってきます。「おれも、あれもできないしこれもできない。でもこれだけは人よりもよくできる」と思っている人が寄ってきます。

運命の出会いって、いわば才能と才能の出合いであり、化学反応のことです。世界一ピアノがうまいとか、そういうずば抜けた「才能」でなくてもいいのです。「誰に対してもやさしい」たとえばこれだって、たいした才能なのです。

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いかがでしょうか。
総じて、好奇心をもち、じぶんを大切に暮らしていると、その流れのなかでやがて運命の人と思える相手に出会えるのではないか? と、いろんな人を観察しながら感じます。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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