奥手同士の恋を発展させるには? 女子からきっかけを作るコツ

自分から女子のことを誘ってこない男子のことを好きになってしまって、女子側も自分から誘うタイプではなかったとすれば、この二人は永遠に結ばれないことになってしまいかねません。今回は、そんなときどうすればいいのかについて、一緒に考えてみたいと思います。

目次

1. きっかけは女子が作ってあげよう


(C)LAURIER PRESS
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男女どちらかが誘わないと話が始まらないので、女子から誘うしかないというのが、もっともベーシックな答えになるのではないかと思います。

「誘うのに勇気が必要」と思うかもしれませんが、勇気がなくても誘うことは可能です。そもそも男子ってヘンなプライドがあるのです。「おれから彼女のことを誘って、もし断られたらイヤだな」とか妙なプライドがあります。あるいは「彼女を誘ったとき、彼女がイヤがるかもしれない」という根も葉もない恐怖心を抱いていることもあります。誘うという行為が上手くいかなかったときのリスクを、男子はきっと女子より真剣に考えているのです。

だから、あなたが彼のことが好きなのであれば、あなたから普通に、たとえば「一緒に帰ろうよ」と誘ってみるだけでOKなときもあるのです。

2. 「今度一緒にご飯に行こうよ」でもOK


男子を誘うのが上手い女子は、たいていおいしいご飯屋さんを味方につけています。「駅のそばにおいしいお店ができたんだけど、今度一緒に行ってよ!」なんてことを、しれっと普通に言います。

彼を誘うときに大切なのは、彼がメリットに感じることを提供できるかどうかです。だから、楽しいことをたくさん知って、味方につけましょう。

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3. デートプランは二択で伝え、彼に選ばせよう


男子が女子のことを上手く誘えない理由の一つが、「女子ウケするデートプランを知らない」ということです。女子ウケするご飯屋さんは知らないけど、会社の先輩に連れて行ってもらった駅前の赤提灯は知っている、みたいなことです。なので、デートプランを女子が提示してあげることで、彼は行動しやすくなります。
一つのプランを提示するのではなく、二つを提示して彼に選ばせることで、彼の自尊心はそれなりに満たされることもあるので、なおいいでしょう。結婚式の引き出物でもなんでも、選べるプランの中から自分が選んだという事実が、満足感というか有能感をもたらして、わけもなくウキウキしてきますよね!

4. 彼が何にプライドを持っているのか探り、そこを褒めてみよう


自分から女子のことを誘うことのできない男子の多くは、なんらか女子に対してコンプレックスを持っていたりもします。中高生くらいから現在まで、女子と口をきいたのは2回か3回だけとか、スポーツしかしてこなかったから恋愛の仕方がわからないとか……。そういう男子にだって、プライドはあります。席替えのときにしか女子と口をきいたことのない男子は、もしかしたら一生懸命お勉強をしてきた自分にプライドを持っているのかもしれません。スポーツしかしてこなかった人は「おれ、頭悪いから」なんて自虐的なことを言う人もいますが、頭が悪くてはスポーツなんて絶対にできません。彼はスポーツができることにプライドを持っているはずなんです。

心のトビラを開いてくれるかも♡


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相手のプライドを褒めるというのは、相手が心を開くお手伝いをしているということです。なので、彼のことを誘いづらいと思ったら、まず彼が何にプライドを持っているのかを知り、そこを褒めることです。褒めているうちに話がいい方向に進んで行って、「では今週末、一緒に飲みに行こうね」とさらっと言えるってこともよくある話です。

いかがでしょうか。
誘うというのは、相手があなたに心を開くなんらかの下地があってこそ、上手くいく行為です。いきなり誘うのではなく、時間をかけてゆっくりと下地を作ってみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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