草食男子との恋をスムーズに進めるコツ 待ってるだけじゃ成就しない!

空気を読んで、さっと告白してくれて、デートはリードしてくれる、こんな男子と恋愛したほうが、楽しいといえば楽しいけれど、世の中的に草食系男子が増えています。待っているだけでは恋は始まらない! おとなしめの男子とうまく恋する方法を知っておくと、なにかとお得かもしれません。
今回は、おとなしめの男子を上手に口説くコツについて、一緒に見ていこうと思います。

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目次

1. 彼のプライドがどこにあるのか知ろう


おとなしめの男子を、女子から見たら、元気がない、覇気がないという感想を抱くのかもしれませんが、男から見たら、なんらかのこだわりを持っているように見えます。こだわりというのを、具体的に言うと、たとえばなんらかプライドを持っているとか、これだけは譲れないというものを持っているとか、そういうことになります。

若い男子であっても責任感はある!


たとえば20代前半の若い男子であっても、じぶんの仕事にプライドを持っている男子って、います。最近は安定志向が強いですから、安定のみを求めて公務員になった、という男子が多いのかと思えばそういうわけでもなく、たとえば「父親が公務員だったから、おれも父親のように生きたいから公務員になった」という感じで、なんらかのじぶんの人生のストーリーをちゃんと描いている男子っています。
彼のプライドがどこにあるのかを見ることで、「草食系男子=元気がなく、わたしのことをリードしてくれないツマラナイ男」という呪縛から解き放たれることもあるということです。

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2. 彼のデリケートなところがどこにあるのか知ろう


男子って意外と、女子より繊細なところを持っています。たとえば回し飲みができない男子っています。雑魚寝(ざこね)ができない男子、というのもいますね。あるいは、彼の部屋がいかに汚く見えようと、彼なりにきれいにしているつもりなので、勝手に部屋の掃除をされたら怒る男子だっています。

ナイーブな男子も少なくないということを理解しよう


目に見えること以外にも、デリケートなものを持っている男子もいます。たとえば遊びでつきあうのは全然OK、と思っている男子もいれば、結婚を前提としないと交際できない男子もいます。
ときには酔った勢いで女子を口説くのも「愛嬌」と思う男子もいれば、じぶんの気持ちに整理がつかないうちは、女子がどれだけちょいエロ路線で口説いてきても、全然応じない男子だっています。
男は女子よりデリケート。こう思っておくと、「おとなしい男子が口説いてこない=脈なし」と、あきらめずにすみます。

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3. 沈黙を怖がらないで!


女子って「わたしのことを楽しませてくれる男子が好き」と言ったりしますよね。楽しませてくれるか否か、だけで交際相手を選ぶと、口がうまい遊び人の男にコロッと騙されたりします。
おとなしめの男子のなかで無口な人って、わりと「おれが彼女のことを楽しませないといけない」とわかっていたりします。でもおとなしい性格ゆえ、気の利いた言葉をポンポン口にできないんです。

「それでふつう」だと思っていることもある


こういうとき、彼は「おれはなんて不器用な男なんだろう」と、じぶんのことを責めていることもありますが、「それでふつう」だと思っていることもあります。つまり、ふつうは沈黙を怖がる人が多いと思いますが、沈黙なんてなんにも怖くない、と思っている人もいるということ。
そういう彼はきっと、マイペースなんです。マイペースであることをダメなこととは思っておらず、むしろ「ゆっくり冷静にふたりの関係を構築すべき。でないと、おれは彼女のことを守ることができないから」と思っていることもあるのです。
沈黙を恐れないで、彼がなぜ沈黙しているのか、を考えることで、彼のことがもっとよく理解できるようになることも。

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いかがでしょうか。
一緒にいたら楽しくて、わたしのことをリードしてくれて、しかもかっこいい彼氏……こういう、いわば「女子の理想の彼氏像」に当てはまらない男子って、大勢います。
そういう男子を「恋のおちこぼれ」と見ると、いつまで経っても彼氏ができないってことになるかもしれません。
人ってひと皮剥いたら、いろんな性格を持っているものです。「おとなしくてわたしのことを口説いてこない男子=脈なし」と、表層的な判断をするのではなく、もう少し深く、彼のことを見てみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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