“媚びない女の子”の魅力 女子のあこがれハナエちゃんに聞く自分磨きの秘訣

キュート&セクシーなルックスと、強い意志を感じさせる世界観が魅力の歌手・ハナエちゃん。甘い声で歌いこなすポップな曲はライブでも盛り上がり、男女ともに熱狂的なファンを集めています♪
また、ガーリーな中にエッジの効いた個性派ファッションもハナエちゃんらしさ♡ 音楽、言葉、ファッションなどさまざまな角度から表現活動を展開しているハナエちゃんに、今回はローリエプレスがインタビュー! 恋愛観やコンプレックスとの向き合い方、また制作中のミニアルバム&詩集のことまで、たっぷりお話を伺いました♡



好きになったら盲目タイプ 好きな人のために全力♡


まずは気になる恋愛のお話から。23歳ながら、堂々とした意志の強さと美意識を感じさせるハナエちゃんは、自分の独自の“モテ観”を持っていそう!

「モテに正解はないと思うけど、私が思う“モテ”というのは、たくさんの異性から好かれるとか、恋人が途絶えずポンポンできるとかじゃなくて、好きになってくれた人を幸せにできないとモテじゃないなって思う。小手先のテクニックで好きになられても、その先が空っぽだったら飽きられちゃうと思うから……」

「プライベートでは狭く深い関係が好き」と話してくれたハナエちゃん。その場その場で遊んで楽しいというより、ちゃんと相手を知りたいし知って欲しいと思うのだそう。
「そうなると誠実でいるしか道はないから、私はマジメ!(笑)」とおちゃめな笑顔で語ってくれました。

今までの印象深い恋愛について聞くと「『今の恋が一番!』って言えなかったら、恋愛している意味がないと思う!」ときっぱり。

「付き合っていないけどめっちゃ甘酸っぱくて記憶に残ってる恋とかっていうのもあると思うけど、その中でも今が一番鮮烈じゃないと私は嫌だな。失敗エピソードについては私の『ラストティーン』という曲の歌詞を読んでください(笑)」

「俺のこと好きでしょ?」って言われがち!?




――ハナエちゃんって、好きな人ができたらどうなるの?

「この人が私のことを知ってくれなくても、私は今のまま何も変わらず100%この人のことが好きだな、っていう関係が尊いと思っていて、それを憧れとして恋愛にも求めちゃう。だけど、それって恋愛じゃないなって、今ちょっと悩んでる感じ(笑)。私は好きな人のことはとにかく知りたくて調べちゃう。その人のSNSとかブログとかをチェックして、好きな本とか映画とかは片っ端からリストアップして見聞きするみたいな。やらずにはいられなくて、それが相手にも見えちゃう。でもそれって、されて嫌な人ってあんまりいないんじゃないかな。私もファンの子とかにされてうれしいし!」

いつも全力投球なハナエちゃん。一部の考え方からすると「非モテ」っぽいかも…と語ってくれましたが、「私の好きな人は特別!最高!」と思うときに幸せを感じる、「恋は盲目」タイプだそう♡

「今はこの人が好きだけど、他にもいっぱい好きな人がいるとか、今付き合ってる子がダメなら次はこの子にいこう! くらいの感じの恋愛って、私は美しくないと思うから」

写真:SUITE IMAGE
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――でも、そういう恋多きタイプに見られがちじゃない?

「どうなんだろうね~。でも、“ハナエちゃん、俺のこと好きでしょ?”みたいなこと言われることはすごいある!笑 恋愛とかじゃなくて、面白い人だなとか、人間として好きだな、興味あるなって人に」

――えっ!! なんでそう思われるんだろう?

「多分、私がその人のことをすごく調べるからだと思う。あと“あなたのこういうところすごい好き!”とか、いろんな人がいる前で結構言っちゃう。歳上とか歳下とか、職業とか関係なく、その人と対等でありたいから伝えたいって思う。でも、恋愛関係じゃないから言えるのかもなあ。恋愛だったら、言われるのを待っちゃうなあ~♡」

――それってかなり「モテ」な気が…!

「10代の頃とかはそういうことあんまり言えなかったんだけど、自分が言ってもらえるようになってうれしいなって気づいたら、“好き”と思ったら“好き”って言うようになったな。思ったことをなんでも口に出すってタイプじゃないけど、できるだけ好意的なこととかハッピーなことはどんどん口に出すっていうのは、モテテクかもしれない!」

色気=もっと知りたくさせること



同性からも異性からも「セクシー」って言われるハナエちゃんだけど、色気について意識していることはある?

「私は“色気”っていうのは、もっと知りたくさせるようなことだと思う。じんわりにじみ出るような。だから“知性”だと思うの」

そう語るハナエちゃん自身も、バックボーンがチラ見えするような表現者になりたい、という思いから、本を読んだり映画や展示を見るなどのインプットは、楽しみながら欠かさないように心がけているそうです♡

媚びない女の子の美学って?


写真:SUITE IMAGE
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現在ハナエちゃんは、「媚びない女の子」をテーマに新作のアルバムと詩集を制作中♡
”モテ”と“媚び”の微妙な違いって女の子にとって切実なキーワードだと思うけど、そもそもハナエちゃんの思う“媚び”って何?

「たとえば好きな男の子がいて、その人にどうしても振り向いて欲しいからファッションをその人好みに変えるとかメイクを変えるとか、それって全然“媚び”じゃないと思う! けど、漠然とした社会とかに対して自分の本当にやりたいこととか好きなことを磨り減らしてまで合わせていく、事なかれ主義みたいなことが“媚び”かな」

――最近では、SNS上で媚びちゃうっていう子も多そうだよね。

「“こういう自分になりたいから、こういう風にSNSにアップする”っていうのは、誰だってアプリで肌ツヤッとさせるしかわいくなりたいからメイクもするしそれはいいと思うんだけど、 “他人からどう思われたいか”が“どういう自分になりたいか”にすり替わってしまって、すり替わっていることに自分でも気づかなくなってしまったら、それは“媚び”の一番の怖さかな。自分の本当にやりたいことや好きなことを磨り減らしてまで、人や社会に合わせていくのは違うと思う!」


――ハナエちゃんは自分を振り返ってみて、媚びてしまったって思うことはある?

「私、媚びたことないんだよね(笑)。こういう服が似合うかも、見たいかもとか言われて着たことはあるし、もっと髪短いほうが似合うと思うって言われて切ったこともあったけど、それって別に媚びではない。何かが変わるきっかけかもしれないし。そういうところには、私は全然否定的じゃなくて」

――確かに、変わることが悪いことではないもんね。

「変わることによって、“これ、ないかも”って思ってたこともアリじゃんって気づくこともあるし、それは媚びじゃない。むしろ、女の子って男の子よりも変身アイテムがそこらじゅうに転がってるから、どんどん変わったりとかいろんな自分を試すことは大切だと思うし、楽しいことだと思う。メイクひとつにしても、『とりあえず周りになじんどこう』って選ぶんじゃなくて、『この色の口紅がかわいいからつける!』みたいに、常に自分主体で生きている女の子が好き!」

コンプレックスがあっても、“好き”の言葉で最強になれる


写真:SUITE IMAGE
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周りに流されず、仕事にもファッションにも恋にもひたむきに向き合っていることが伝わってくるハナエちゃん。そんなハナエちゃんでも、弱気になることやコンプレックスを感じることはあるの?

「私、普通に弱い(笑)。強いってイメージあるかもしれないけど……ライブでもみんなを煽って盛り上げるし、Twitterでも強気な発言をしたりするけど、実はちょっと太ったとかで死ぬほど落ち込む(笑)。ストレスが食に向いちゃうタイプで、ストレスで食欲なくなる人が本当にうらやましいくらい! “無理だ、食べよう”ってなって、食べ過ぎたことでまた自己嫌悪に……」

――想像つかない! 落ち込んだときってどうするの?

「嵐が過ぎるのを待つ。人に喋るとか外に出るとかで発散する人もいると思うんだけど、私は逆に、プライベートなLINEとか電話とかまったく出られなくなる! でも、そういうときは仕事が救ってくれる」

――誰にも会わずにこもっている一面っていうのも、作品に表れてきたりしてるんだろうね。

「そう、そういう時間がないと詞もなかなか書けない気がしてて。それに、“5時間既読つかない”とかちょっとしたことで病む女の子もいっぱいいると思うから(笑)。制作中の詩集の方では、そんな女の子のリアルなもろさとかダメなところとか情緒不安定なところも結構出して、肯定していきたいと思ってる」

――強くてかわいい部分だけじゃなく、そういうところに共感する人は多そう!

「見た目が派手だからパリピだと思われることも最近多いけど(笑)、全然根暗だし、いじめられていた中学時代のこととかも、活動歴が長くなってくるにつれて話すようになってきて、リアルなところで共感してくれる人がいて。それでも好きなことできるんだよ、っていうメッセージをずっと発信してきたから」

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――コンプレックスと闘ってる自分と、外に出るときとの自分って、どういう風に切り替えてるの?

「学校でいじめられて、家に帰って音楽聴いたり本読んだり、親に内緒でライブハウスに行ったりしてた頃の自分と、実際は変わってないからな……。でも、楽しいことがあるって知って自分で動けるようになってからは、自分の目線が外向きになっていったかな! 実は、人見知りなところもすごいコンプレックス。でも、いろいろな場で知り合った人と仲良くなったり、きれいなものを見たりして、ちょっとずつ慣れてきたかな。あとは、やっぱり人が支えてくれる」

意外ですが、ハナエちゃんの音楽になくてはならない魅力的な「声」も実はコンプレックスだったのだとか!
でも、ファンのみんなに「好き」と言ってもらえるようになって、自分の道を確立していくことができたそうです。

「ファッションも、どちらかといえば派手で奇抜で、地元にいたときは“何あの子”とか言われることが多かったけど、人前に立つことを始めて『ハナエちゃんのファッションかわいい、マネしたい』って言ってくれる人がいて、いわゆる王道モテじゃないけど、『ハナエちゃんみたいな個性的な子好き』って言ってくれる男子もありがたいことに増えてきて(笑)。そうやって人から認めてもらえることで、私も私を認められて克服されていくのかな。“好き”っていう言葉に救われてきたから、自分も言いたいなって思う」

――ステージに立つハナエちゃんは、そんなコンプレックスなんてまったく感じさせない凛とした佇まいだよね。

「表に出るときは “私は最強!”って思っていないとステージには上がれないし、みんなにも失礼だしね。あとは、いつもより高めのヒールを履いたり、姿勢をよくしたり、そういうことから始める! だいたいのことは堂々としてればなんとかなる! って思ってる(笑)」

ハナエちゃんの強めファッションは、そんな変身のような気持ちから生まれているところもあるのかも♡
「もっと堂々としてれば、もっとこの人と仲良くなれたかな…」などと反省するときがあっても、ここがダメだな、こうすればいいんだな、と振り返りつつ、トライアンドエラーを繰り返して自分を強くしているみたい。

ダークサイドも肯定して、かわいく表現♡


音楽活動を始めて10年! というハナエちゃん。23歳になった今、昔とどんなところが変わってきたと思う?

「10代は10代で、その頃にしかできないこと、そのときにやりたいことをやってたな。スカートの丈はあえて“絶対長め!”って指定して、そこでしか醸し出せない色気を映画とか本から吸収して表現したり。私が10代の頃に思い描いていた23歳って、大人になって自由なイメージがある。年齢が上がって顔も変わってくるし、メイクもアップデートして、そのときそのときにしかできないことをやりたいな」

新作にとなる制作中のミニアルバムには、女の子の毒がより強く出てるなと語ってくれたハナエちゃん。「好きな人に対して、好きなんだけど主導権握られてたまるかよ、みたいな感情を物語の中に置き換えて表現した(笑)」とも話してくれ、より開放的な作品に仕上がっているという印象も受けました。ラブソングも多数!

――これから新しい挑戦もいろいろと始まりそうですが、これからどんなアーティストになっていきたい?

「女の子のことを歌っているといえばこの子! っていう存在になっていきたいな。女の子のダークサイドを表現したい。自分自身がそういう音楽を聴きたいっていうのもあるんだと思うんだけど。カップルフォトみたいなキラキラした恋愛もあるけど、ピュアなりにも独占欲があったり、元カノが許せないとか、彼氏がいるのに忘れられない人がいるとか、既婚者を好きになっちゃった、彼氏が好きなんだけどイライラしちゃうとか……そういうのって、みんな抱えてる普遍的なテーマだと思う。独占欲が働くのは相手が好きだからだし、そんな気持ちってかわいくて尊い! そんな女の子のダークサイドを、ダークサイドのままじゃなくて、基本的にはハッピーになれるようにかわいくおしゃれに表現したい。明るく楽しいだけじゃなくて、女の子のめんどくさい部分や醜いって言われがちな部分も肯定して、それもかわいいんだよって伝えたい!」

――これからハナエちゃんを知る人も多いと思うけど、どういう人に聴いて欲しいと思う?

「かわいいものが好きだけど、“かわいい”にちょっと疲れてたり、どうして自分はこんなにダメなんだろう……? みたいなことを考えちゃったりするような女子に届けたい。私、そういう女子のことまるごと愛してるので! ファンの子でも、すっごくかわいいし、すっごくキラキラした瞳で見つめてくれるのに、赤裸々なお手紙をくれたりしていろんなこと抱えてるんだなって知ると、そういう子のことすごく愛おしくなっちゃう。メイクを選んだり、お洋服を選んだりするように聴いて欲しいな♡」



新作がますます楽しみ♡ 現在、ハナエちゃんはミニアルバム&詩集製作プロジェクトとしてクラウドファンディングを11月16日まで実施中。新作のミニアルバムと詩集はクラウドファンディングのリターン限定なので、ぜひともチェックして!

また、こちらもクラウドファンディング限定で、クリスマスイブには恒例のワンマンライブも開催予定♡ ステージ上のハナエちゃんからは、今回伺ったような美意識がダイレクトに伝わってくるはず! 今後のハナエちゃんからも目が離せません♡
(取材・文/ 大石蘭)

EDITOR

大石蘭
1990年生まれ。イラストレーター、文筆家として活動中。著書『妄想娘、東大をめざす』(幻冬舎)他

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