しっかり者の長女タイプor守ってあげたい妹キャラ 本当に男子からモテるのは?

女性の中には「しっかり者だと、やっぱり女としては見られないのかな……」「男性から強そうにみられてしまうのって損してるよね」と悩んでいる人は多いもの。

目次

しっかり者って男性からモテない?


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・「男性からよく『しっかり者だね』『いつもちゃんとしてるね』と言われてしまいます。人に頼るとか甘えるのが苦手だからかもしれません。でも男性からそう言われるのは決して褒め言葉じゃなく“恋愛対象外”だと思われてるのだと思います(泣)」(20代女性/ショップ店員)

・「妹がいるせいか、恋愛に対しても長女気質。『お姉さんでしょ』と親に育てられたからか我慢強いみたい。誰かに迷惑をかけたくないので、なんでも自力でやってしまいます。妹は私と真逆で甘え上手。男がほっとけないタイプで超モテます。私なんて男から守ってあげたいと思われるどころか『キミは1人で大丈夫でしょっ』って言われてしまうタチ……」(30代女性/福祉関係)

本当のところ、男性はどう思ってるのか……今回はそこを掘り下げてみました!

男の本音1. “ほっとけない女”の前ではヒーローになれる!


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・「頑張っているけど、不器用で、いっぱいいっぱいで、ワタワタしてる子はやはりほっとけない。で、こっちが手を差し伸べると『平気平気、大丈夫よ!』って笑ったりして……。健気さがいいよね。本当は大丈夫じゃないくせにって、さらに男心をくすぐられます」(20代男性/エンジニア)

・「どんくさくてどっか抜けてるような子だと、男は自然に手を貸してあげたくなる。やっぱり『この子を守らなくては!』という使命感が自然に働くのではないかな。弱そう、頼りなさそうってこと自体が、男を奮い立たせるのかも? 『この子のために頑張ってる俺ってカッコイイ?』……みたいな(笑)」(20代男性/福祉)

――困っている相手を手助けすることで、男性は“ヒーロー”になることができます。女性が一人でなんでもできてしまえば、男性は自分の出番や見せ場がなくなってしまうのです。つまり、しっかり者女子の前では、男はその子のヒーロにはなれません。

ときには“できないフリ”も大事


男には庇護欲があります。か弱く見える人物を、自分が守ってあげたいと感じる欲求です。それは彼女がいようといまいと、奥さんがいようといまいと、男性は困っている相手や危なっかしい女性をみたら、自然に「助けてあげたい」という感情が湧いてしまうのです。

よくできた彼女が相手だと男らしさを発揮できる場面が少なくて、「俺がいなくても大丈夫だろ」とふてくれさてしまいます。そのため、男性の前では“できないフリ”をすることも、ときには大事なのです。あえてやってもらうことで、男性を喜ばすことができるのです。

男の本音2. “ほっとけない女”にプライドが満たされる


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・「男って、本音では自分が女性と対等だと気に入らないのかも。相手に優位に立たれると、男としてのプライドがね……。だから、自分に自信がなさそうなオドオドしたタイプを構いたくなるし、そういう子にはなんでも教えてあげたくなっちゃう」(20代男性/運送)

・「しっかりしてる女性って隙がない。結局、男からしたらほっとけない女性って、イコール“隙だらけ”だからモテるのよ。声かけやすいしツッコミやすい。職場でも、仕事ができる女性は男性社員から放置されがちだけど、ドジっ子ちゃんはマスコット的な存在で、みんなにからかわれてかわいがられてるよね。男って、デキる女よりちょっと抜けてる子に自慢話して『知らなかった!』『へぇ~すごい!』って言われたいんだよね」(30代男性/マーケティング)

――男性は女性に認めてもらいたい、尊敬されたいと心の奥では思っているもの。簡単に言えば、“相手の女性が知らないことを教えてやること”でその欲求は満たされ、男のテンションは上がります。普段は奥手にみえる男性だって、自分のことを認めて欲しいと思っています。本当は自分が知ってることを教えたくて、自分の知識を披露したくてウズウズしてるのです。

“教えてもらう”スタンスで!


女性に「えー、それどんなのー?」「わかんない、教えて!」と言われたら、「しょうがねえな~もう」と言いながら内心ニヤニヤなのです。「え? お前そんなことも知らないの? アホやな~」と意気揚々と教えてくれるでしょう。

男性は女性と対等になることを望んではいないのです。自分を立ててくれる女性が好きなのです。自分が優位な立場だと、一緒にいて気分がよくなってしまうんです。男のプライドをいい具合にくすぐるには“教わること”と“教えてもらうこと”なのです。

男の本音3. “ほっとけない女”って、最後には一緒にいて疲れてしまう


(C)LAURIER PRESS
(C)LAURIER PRESS

・「以前は『こいつ俺がいないとヤバくね?』というフワフワしててポワ~ンとしてる子から目が離せなかった。でも、そんな“何をしでかすかわからない天然系女子”に惹かれても、長く付き合うのは無理。一緒にいてすんごく疲れるということが自分の経験上でわかった(笑)。だから、今は自由奔放な女子より“常識のある女性”の方がいいです」(30代男性/不動産)

・「チヤホヤしてたのは最初だけ(笑)。ほっとけない女子は、次第に面倒な存在になってくる。“男が守ってあげたいタイプの子”って、結局は自分がかわいいことにあぐらをかいていて、人に頼るばっか。いつまでたっても子どものままなんだよ。仕事ができない無能な男に大きな仕事を任せられないのと同じでさ、そういう子と結婚したら正直お荷物よ。家庭を守ってもらうなら、危なっかしい女性じゃなく、しっかり者の女性じゃないとね!」(30代男性/医療)

――か弱くみえる彼女のことをなんでも許してしまうのは最初だけ。男性だって、経験を積めば価値観が変わるもの。「俺がついていないと……」はイコール「何も任せられない」ということに気づくのです。

かわいく思えるのは最初だけ


段取りが悪くてどんくさいからこそほっとけなかったのに、次第にそのことにイライラしはじめます。初めは、自由奔放で行動が予測できない危なっかしい女子が魅力的に思えたとしても、いつまでもそのままではこの先も一緒にはいられません。

男性の優しさに甘えて“愛されキャラ女子”を気取っていると、とんでもないしっぺ返しを食らうことになるのです。

“ほっとけない女”は期間限定モノ


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男性の“ほっとけない感情”は、ずっと続くものではありません。また、男性がほっとけない女性側の方も、いつまでも若いままではいられません。男性がなんでもやってくれて、自分が失敗してもなんでも許されて……というのは“今だけ”のもの。男性の保護本能は年とともに変わります。男性からのチヤホヤを永遠に受けられる女性などいないのです。

しっかり者のきちんとした女性は、恋愛のシーンにおいて男性にとってはつまらない存在に映ることも確かにあります。しかし、甘えベタな女性は“いい歳して何もできない痛いBBA”になることはありません。頼りになるしっかりした女性は、仕事も家庭も安心して任されるようになるのです。

「私って自分でなんでもやっちゃって、かわいげのない女かな?」なんて落ち込むことはありません。男性は女性から頼られたら気分がいいものですが、頼られっぱなしだと次第に面倒くさくなります。最初はほっとけなくとも、そのうち放置したくなるのです。
最後は“自分自身の力で努力してきた女性”こそが選ばれるということを覚えておきましょう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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