居心地の良い彼女になるコツ “一緒にいて楽”と感じる女子って?

一緒にいて気疲れしない楽な男子と付き合いたい! という女子も多いと思います。でも、自分自身はどうでしょう? 男子にとって"楽"だと思ってもらえる居心地の良い存在になれているでしょうか? 今回は男子がどのような女子を「一緒にいて楽」と思っているのかご紹介します。一緒にいるだけで落ち着く、安心する彼女だと思われるための方法をチェックしてみてください!

目次

1. ノリのいいボケとツッコミができる女子


(C)LAURIER PRESS
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「最高のカップル」の定義はたくさんあると思いますが、その一つは明らかに「会話が合う」とか「会話のノリがいい」カップルです。よく練習して息の合うノリツッコミをする、お笑い芸人さんみたいな会話だけが「ノリがいい会話」ではないですよね。それこそ「空気を読む」とか「かゆいところに手が届く」ような会話だって「ノリがいい」に含まれるでしょ?

会話をすることが重要!


会話って、生涯ついてまわる重要なテーマらしいです。たとえば結婚生活をしていたら、それはそれは夫婦で大変なことをいくつも乗り越えていかなくてはならないわけですが(夫婦じゃなくても、大変なことは長く生きていると多々発生しますが)、大変なときであっても会話することを忘れてはいけない……ときに結婚式において、神父さんは私たちにこう語りかけます。あるいは、高齢者になってボケない方法というのをときどきテレビでやっていますが、「会話することの重要性」を説く識者がいます。

とにかく会話。会話のノリ(リズム)が合う相手のことを、彼は「一緒にいて楽な彼女」だと思います。彼女だって同じでしょう! 会話が楽しい彼のことを「楽」だと思うでしょ?

2. 生活感がうかがえる女子


ときどき「黄ばんでいるブラを見て彼は幻滅し、それが別れのきっかけになる……」なんてことが、ネット上の恋愛コラムに書かれています。が、半分は本当かもしれませんが、少なくとも半分はウソです。黄ばんでいないブラ、たとえばイタリア製のそれはそれはゴージャスなブラをつけている彼女に対して、彼は生活感を見出すことができません。「お金がかかりそうな女だな」と露骨なことを思わずとも、生活感をうかがい知ることができないと、とらえどころがないということになります。つまり、あなたという人間をどうとらえていいのか彼は困るわけです。黄ばんだブラでとらえどころを与えてあげる女子の方が、まだ高級であるといえます。

取り繕わなくていい!


居心地の良い彼女になるコツ “一緒にいて楽”と感じる女子って?の2枚目の画像

彼のことが好きすぎる彼女とか、恥ずかしがり屋さんの彼女は、どうしても彼氏に対して素直に自分の生活感を見せられないのかもしれませんね。そういうときは、ネコを飼っている人であれば、セーターにネコの毛を何本かくっつけてデートに行くといいかもしれません。ネコが好きな女子と彼が分かると、それが彼にとって彼女を理解する一助になります。恋愛に鈍い男子であっても「ネコ派・イヌ派」という言葉くらい知っているでしょう。

ブランドものの時計やカバンを数個持っていないと、彼に「いい女」に思われないという懸念をもっている女子は、今日からそういう発想を捨ててみては? 全てファストファッション、パンツからはほつれている糸が少し顔を出している……これでOKといえばOKなんです。生活感のないのっぺりした人間って、どこをどう攻めたらいいのかわからないのです。そもそも恋愛って、「相手の生活の一部になる」ということだから。

3. 男子に緊張感を与えるのが上手い女子


たとえば「私のことを怒らせたらソッコーで別れるから」と言うのは、彼氏に緊張感を与えるのが上手い彼女です。「楽」って、24時間365日ずっと続くと、楽なくせに苦痛になってきますよね。ず~っとダラダラしている感覚になってきますよね。どこかのポイントで緊張感でもって締めないと、楽は苦痛に変わってきます。

「一緒にいて楽な彼氏・彼女」の本当のところは……?


冒頭に「一緒にいて楽な彼氏・彼女」と書きましたが、これって本当は「楽なところと、緊張感を与えるところのバランスがいい彼氏・彼女」というのが正解です。楽なだけだと、お互いにそのうち相手に飽きてきます。ネットで話題のセックスレス問題なんて、その典型です。たとえば通い婚のように、普段ほとんど一緒にいない二人がたまに会うから、そこに緊張感が生まれ、セックスレス問題の発生のしようがないという関係だってありますよね。
ほどよく彼に緊張感を与えることのできる彼女は、彼にとって「一緒にいて楽な彼女」です。

居心地の良い彼女になるコツ “一緒にいて楽”と感じる女子って?の3枚目の画像


いかがでしょうか。
「楽」って面白いもので、楽なことだけを追求していくと、やがて苦痛に変わってきます。便利と同じです。便利な生活で、「なんでもかんでも時短」と思って機械まかせにしちゃうと、そのうち生活が色あせてきます。だから、多少の不便を人々は採用するのです。野菜なんて買えばいいものを、ベランダで家庭菜園するとか。

カップルにおける「楽」も同じです。二人で多少、しんどいことをするとか、緊張感のあるなにかをすることで、「楽」が実現します。たとえば二人で貯金にいそしむと……当然彼女は、生活感のあるブラをつけるしかないわけで……彼はますます「一緒にいて楽な彼女だなあ」と思うわけです。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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