男子が恋に落ちる瞬間 「この子、運命の人かも」と思う時って?

片思いの彼があなたに対して、「この子、もしかして運命の人かも!」と思ってくれたらうれしいですよね! そこで今回は、男子があなたのことを意識する、恋に落ちるタイミングについて一緒に見ていきたいと思います。

(C)LAURIER PRESS
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目次

1. 明らかに自分のことが好きだとわかったとき


男子にも「理想の彼女像」はありますが、男子の恋のストライクゾーンはかなり広いので、「おれのことが好きなんだろう」と思った時点で、彼はあなたに運命を感じることがあります。女なら誰とでも付き合うということではなく、男子は常に「おれのことを受け入れてくれる女子が欲しい」と思っているということです。だから、彼にわかるように“好きアピール”するだけで「運命の人かも」と思ってくれるのです。男子って単純といえば単純です。

いわゆる“条件”は関係ない


この辺の男心って、たとえばサザンオールスターズや桑田さんの歌によく出てくるので、参考にしてみては? サザンや桑田さんの歌詞って、もう「男心の教科書」みたいなものです。ビーチでビキニ姿のかわいい女子を見たら「もしや運命の人か!」と興奮し、そのかわいい女子と一緒にお酒を飲んで、女子が先に帰ってしまうと、夜の涙橋を振り返って一人切なくなり……男子って、こんなもんです。こういう条件がそろわないと運命を感じない、ということはないということです。

2. 元カノの顔に似ていたとき


これは、好きになる顔の系統があるということです。ドンピシャで「この顔でなければダメ」ということではなく、“系統”があります。つまり男子にとって、好みの顔って幅広い。
一般的には、男子にとっての好みの顔って、母親か元カノの顔(初恋の人の顔)だと言われています。この言われ方も、かなり幅広いわけですが……。

男子が恋に落ちる瞬間 「この子、運命の人かも」と思う時って?の2枚目の画像


彼女の顔に「自分の好み」を探すのも男子の特徴


この辺のことを熟知しているのが、たとえばキャバクラのボーイさんです。キャバクラのボーイさんは、お客さんの好みの女子を見抜き、好みに合わせてキャバ嬢をつけるという仕事をしています。この仕事が上手いとお店は儲かるし、下手だと儲からない。だから、お客さんの好みの顔をよく観察しています。

そうは言うものの、あなたがもし彼の好みの顔の系統とは違っていても、心配することはありません。女子から積極的に来られた彼は、あなたの顔に自分の好みを探そうとします。たとえば、彼女の目は細くて垂れ目だけど、真剣になにかを見ているとき、どんぐりのように大きな目になる……大きな目の女子はおれの好みだから、彼女の顔はおれの好みだと、なんだかよくわけのわからない理屈を勝手に作って、その女子のことを好きになってしまうのです。
やっぱり男は、女子なら誰でもいいのでしょうか?

3. ダサいところを受け止めてくれたとき


若い男子の基本は「見栄を張る・自分のことを大きく見せる」です。同時に、見栄を張り自分を大きく見せることに疲れています。だから、ダサいところを先に見せてくれる女子とか、“ダサいおれ”を受け止めてくれる女子に出会ったら「運命の人かも」と思うのです。

男子が言う“癒やし”とは?


これは簡単に言うと、「一緒にいたら癒やされる女子」ということになろうかと思います。女子は「癒やしてもらいたいと言う男は嫌い」と思うかもしれませんね。癒やしって、なにも膝枕で彼を寝かすことではなくて、もっと精神的なことです。たとえば「おれはこの彼女と一緒にいると、見栄を張らなくてすむ」と思えることが男にとっての癒やしです。

「多少無理をしてでも頑張らないとモテないことがある」と、男たちは知っています。具体的に言えば、仕事ができない男はモテないと男たちは知っています。だから、たまにはホッとしたいと思うし、ホッとさせてくれる女子にこそ運命を感じてしまう……こういうことが言えるように思います。

男子が恋に落ちる瞬間 「この子、運命の人かも」と思う時って?の3枚目の画像


いかがでしょうか。
男子って、こういう条件を持っている女子に対してのみ運命を感じる、ということが少ないものです。単純に、「カッコいいおれ」も「ダサいおれ」も、両方ともを受け入れ認めてくれる女子に運命を感じる……こういうことが言えるように思います。それはおそらく、男子は「男である」というだけで、切なさやさみしさ、孤独を感じているからです。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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