男だって傷つく! 別れに繋がりかねない女子のうっかり発言に気を付けて

彼との付き合いが進むにつれて「何も考えずについ余計なことを言っちゃった」なんてことは誰にでもありますよね。しかし、あなたには何でもないそのひと言が、彼にグサッと刺さる……なんてことだってあるのです。
多くの男性は普段、女性の前では強そうにしていても、実は繊細でメンタルは弱いもの。男には、「女の子には絶対言われたくないこと」があります。
彼の心を傷つけないためにもそれを知っておきましょう。

目次

1.「あ、ここ来たことある」


男だって傷つく! 別れに繋がりかねない女子のうっかり発言に気を付けての2枚目の画像

「彼女が『イルミネーション観に行きたいな』っていってきたからいろいろ調べてみた。長い時間ロマンチックな気分に浸れそうな広大なイルミネーションがいいかなと思い、車で郊外へ。せっかく運転していったのに彼女の第一声が『あーここ、前に来たことある』だった……。へこみました」(20代男性/インフラ)

――彼女は本当に来たことがあったから、正直にそれを言ってしまったのでしょう。しかし、男性はなんでも彼女の「はじめて」になりたがります。デートでも他の男とかぶりたくないし、“オレとはじめてのことをさせたい”と思っています。

だからこそ
「わ~~、こんなところはじめて」
「へ~知らなかった」
と言ってあげると男は喜ぶのです。

それなのに「来たことある」では、いろいろリサーチして考えた末のデートの企画を一発で否定されてしまったようなもの。
彼は他の男や元カレと行ったことのある場所に好きな女子を連れて行きたくないですし、あなたも過去に思い出がある場所にわざわざ今の彼と行きたくないですよね?
彼が一生懸命考えてくれる前の段階で「避けて欲しいスポット」はそれとなく伝えてあげましょう。

2.「もういいよ」


「彼女に頼まれた家具の組み立て。説明書があれば簡単に出来る思っていたのに意外と苦戦……。彼女はそんな俺を見て『もういいよ』と呆れ顔。さらには『男だからできると思ったのに……』と言われて余計ムカつき、意地でもやってやると躍起になって、やっとの思いで完成させたのに彼女からはありがとうもなかった」(20代男性/ソフトウエア)

――男性にも得手不得手があります。
男だからといって“彼もできる”というワケではありません。あなただって女性であっても料理や裁縫があまり得意ではないかもしれません。彼だって電気関係に強いわけでも、日曜大工が好きなわけでもないかもしれません。

しかし、好きな彼女から「手伝って」と言われたら「できない」なんて口が裂けても言いたくはありません。彼女のお願いなら「なんとかしよう」と思うものです。
それなのに彼女から『もういいよ』とサジを投げられてしまっては男のメンツは丸つぶれ。「どうせできないよね」「役立たず」と言われたも同然なのです。

あなたが頼んだことに対して彼がうまくできなかったり、スムーズにことが運ばなかったとしても、「期待してたのに、あぁ、ガッガリした」という目でみてはいけません。
人間は誰でも失敗してしまったときこそ優しくされたいと思うもの。彼が失敗したときこそ責めの言葉でなく労いの言葉を掛けてあげるのが「いい彼女」です♡

(C)LAURIER PRESS
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3.「普通は彼氏だったらこうするよね?」「好きだったらこうしない?」


「彼女の口癖だったのかもしれないけど『普通なら』『私のこと好きなら』って何かにつけて言われることが嫌だった。1年記念日デートで彼女が『普通はもっとお洒落なお店選ばない?』と言ってきて、さすがにそこでキレたら付き合った記念日は別れの記念日にもなった……」(30代男性/スポーツインストラクター)

――女の子はつい、自分の理想の彼氏像や理想の付き合い方を現物の彼に押し付けてしまいがちです。しかし、恋愛の価値観は人それぞれ。あなたが「彼にして欲しいこと」と「彼がされたいこと」は同じとは限りません。
あなたが当たり前だと思うことが、彼にとってもそうだとは限らないのです。「私は彼女だし」「当然でしょ」という思いから注文をつけていては、彼のストレスはたまる一方です。

「仕事の休みの日は必ずデートする」
「LINEは毎日する」
「記念日はココに行く」
などという“恋愛ルール”を彼に課せていると男性は息をつまらせてしまいます。
恋人同士の付き合いにお手本などありません。「二人にとって居心地のいい付き合い方」をするべきです!

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彼の気持ちが萎えてしまうのは男のプライドを傷けられたとき


付き合うにつれて恋愛の緊張の糸は解けていきます。ですから、彼と親密になればなるほど「つい言ってしまう」うっかり発言は増えていきます。多くの男性は「自分のプライドが傷つくような彼女の発言」には敏感に反応します。あなたにそんなつもりがなくとも、そのひと言で彼は相当なダメージを受けているかもしれません。

気を使う必要のない間柄になればなるほど“礼儀”をわきまえるべきでしょう。
親しい関係になればなるほどに“思いやり”は忘れてはいけないのです。「親しき仲にも礼儀あり」ですよ!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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