古川雄輝らイケメン5人が集結! 映画『曇天に笑う』インタビュー♡
福士蒼汰さん主演で人気漫画を実写化した、映画『曇天に笑う』が3月21日より公開となります。明治初期の新政府と武士が対立する混沌とした時代を描きながらも、そのストーリーや登場キャラクターの魅力に虜となる女性が続発し、これまでもアニメ、舞台などがヒット! 満を持しての実写映画化では、主要キャラクターをすべて男性にするなどのアレンジもあり、大勢のイケメンたちがそれぞれ胸に熱い想いを持って戦う姿にキュンキュンしてしまいます♡
ローリエプレス編集部ではそんなイケメンたちの中から、主役の曇 天火(くもうてんか)を演じた福士蒼汰さんと、天火も過去に所属していた特別部隊“犲(やまいぬ)”のメンバーの5人・安倍蒼世(あべのそうせい)役の古川雄輝さん、鷹峯誠一郎(たかみねせいいちろう)役の大東駿介さん、永山 蓮(ながやまれん)役の小関裕太さん、武田楽鳥(たけだらくちょう)役の市川知宏さん、犬飼善蔵(いぬかいぜんぞう)役の加治将樹さんにインタビュー♡
まずは、撮影期間中にはお休みの日まで一緒に過ごしたという仲良し5人、犲メンバーのわちゃわちゃトークからお届けします!
公式サイトからあらすじをチェック
東山紀之さん演じる右大臣・岩倉具視の直属部隊として、オロチ封印のために戦う犲メンバー。それぞれに蒼世は逆刃刀、鷹峯は斬馬刀、永山は二丁拳銃、武田は刀、犬飼は体術と戦い方も異なり、キャラクターも5人5色。そこで、撮影中にかなり仲良くなったという5人に、まずは個々の素の一面も交えて演じたキャラクターの紹介をしてもらいました♡
市川知宏「僕は、蒼世と古川さんの基本の性格は似ていると思います。クールで冷静な感じ」
加治将樹「いや、(古川は)クールじゃない!」
小関裕太「第三段階くらいまで心を開くと……」
大東駿介「わかる! 立ち居振る舞いはクールに見えるんだけど、違うんだよな」
加治将樹「(古川は)市川くんに対しては、(撮影が)終わるまでにまだ距離があったのか?(笑)」
市川知宏「……」
大東駿介「それから古川くんはめちゃくちゃ負けず嫌い。現場でよく一緒に(カードゲームの)UNOをやっていたんですけど、自分が負け出すと次やろうって言って、勝ち出すともう止めようって」
一同「あははは(笑)」
――古川さんご自身の見解も聞かせていただけますか?(笑)
古川雄輝「初対面の人は、僕に蒼世っぽいイメージを受けるかも知れないんですけど、仲良くなると……僕、壁がめっちゃあるんですけど、それを全部とっぱらえば」
大東駿介「っていうことは、市川くん?」
市川知宏「(古川の隣に座っているので)ちょっと席を交換しますか?」
大東駿介「大丈夫。この取材の中で壁を超えれば」
市川知宏「じゃあ、攻めますね(笑)」
古川雄輝「(笑)」
加治将樹「現場ではみんなのお兄さん。ずっと話しかけてくださったりしていて。ただやっぱり役柄はクールなので、そことは差があるかも。斬馬刀っていうすごく大きな武器を持って、役ではそれをカッコ良く使いこなしているんだけど、撮影が終わると、『重たい~、なんでこんなん持ってんねん』って(笑)」
大東駿介「めちゃくちゃ重くて、別のインタビューのときに『10kgくらいあって』って話をしていたら、スタッフさんが来て『2kgです』って(笑)」
小関裕太「あと筋肉に説得力がありました。鍛えられていて。戦う役なので僕も頑張らなきゃなって思いました」
加治将樹「(笑って見ているだけで発言をしない古川に)古川くん!」
古川雄輝「いや、みんなの回答が面白いなって(笑)。(改まって)男らしいところは普段と役とが一緒だなって思いました。年齢は一個違い(古川が一つ下)なんですけど、自分とは違ってすごく男らしい方です」
大東駿介「小関くんの役はもともと原作にはない役(映画オリジナルキャラクター)で、彼が作った役ですね」
加治将樹「普段と役の差があるよね。普段は明るいけど、永山はクールっていうか」
大東駿介「(普段の小関は)ファンタジーみたいな人なんですよね」
小関裕太「そんな(笑)」
市川知宏「今、ここ(取材場所)に来るまでに、僕が『どこに向かってるんだろうね?』って言ったら、『明日へ向かってます』って」
大東駿介「『……うん』しか言われへんようなことを言ってくる(笑)」
小関裕太「この現場は(小関から見て)お兄さんが多かったので、皆さんさばいてくれるというか、一つひとつちゃんと受けてくださるんですよ。なので甘えさせてもらいました(笑)」
加治将樹「問題児感というか(笑)」
小関裕太「わかりやすいところで言うと、カッコ良く5人で目線を揃えるシーンがあって」
加治将樹「そう! 事前にここを見てくださいって説明をされて『はい、わかりました』って答えたのに、本番ってなったら市川くんだけずっと別のところを見てたんだよね(笑)」
小関裕太「完成作を確認したら、やっぱり市川くんだけ別のところを向いていました(笑)」
加治将樹「一瞬ですけどね。そのシーンを見つけられた人には市川くんが粗品を贈ります(笑)」
――市川さん、反論は?
市川知宏「全く皆さんのおっしゃる通りです」
一同「あははは(笑)」
加治将樹「でも、優しいところもあるもんね。ちょっとすぐに具体的なエピソードが出てこないけど(笑)」
大東駿介「あと、背が高いですね。それから健康」
市川知宏「僕、これで大丈夫かな?(笑)」
小関裕太「加治さんにしか持っていない雰囲気があって、うらやましいなって思いました」
市川知宏「犬飼は体術で戦うんですけど、その武器を持たないっていうのが加治さんっぽいなって。力でいっちゃえっていう感じ。普段からパワー技ですよね?」
加治将樹「えっ? すっごい一生懸命考えてるつもりなんだけどな(笑)」
大東駿介「ムードメイカー的な存在で、そこは役と一緒ですね。ただ実はめっちゃ緻密に計算するタイプの人で。芝居もそうですね。アクションシーンのところで、(加治が)『口に何かくわえていたい』って言って。それで葉っぱをくわえてたんですけど、後半、雲がはれていくようなシーンあるんですね。そのときにおもむろに地面を探し出して、小さな花を見つけてくわえたんですよ。それはそのシーンの雲がはれたことにかけたんですけど。でも撮影って時間がかかるから、撮影が進むに連れてその花がどんどんしおれてしまって。しおれた花をくわえてるっていう。そういうところはあったね(笑)」
加治将樹「そこは見どころですね。ぜひ見つけてください」
――古川さんも一言お願いできますか?
古川雄輝「しゃべらないでいると逆に目立つな(笑)。(加治は)こういう役が上手で。もう3回くらい共演してるんですけど、同い年ってこともあってよく知っているので、今回この役をやるって聞いたときも、『ピッタリ!』って思いました」
もともと女性人気が高い作品だけに、本広克行監督(『踊る大捜査線』『亜人』など)も女性目線を意識して撮影を行ったとのこと。それだけに今作にはいわゆる“萌えポイント”が満載です。
加治将樹「監督から最初に『男の色気が撮りたいんだよね』って言われたのを覚えてます」
小関裕太「今回、僕が演じた役が原作ではもともと女性の設定だったんですけど、それを男性に変えていて。“男だけの作品”っていうものにしたのも、そういう意味があったんだと思います」
古川雄輝「例えば、僕の場合だと福士くんと『まだ倒れるには早い』とか言って抱き合うシーンがあったりするんですけど、そういう部分では萌えを感じられるのかとは思います。だた演じる側としては自分から萌えさせようとは思っていなくて、それは脚本と監督の撮り方によるものですけど」
市川知宏「武田は天火が犲を抜けたあと、鷹峯を慕って入隊するっていう経緯があるんですけど、真っ直ぐで熱い性格なので、何かと鷹峯に止められるんですよ。なので、そこのやり取りで師弟感というか、弟っぽいかわいらしさが出たらいいなとは思っていました」
大東駿介「僕は生命力みたいなところは意識してましたね。鷹峯は傷を負う場面があったりするんですけど、汗とか血とか、その場の熱量とか。死ぬ気で生きる感じが出たらいいんじゃないかなって。そういう生命力が見えると、自分は今作に限らずグッとくるので」
加治将樹「僕が犬飼を演じる上で意識したのが昭和のスターで。言ってしまえば勝新太郎さんのようなイメージで。最近の流行りでキレイな男性が好きっていう方が多いとは思うんですけど、僕はちょっと昭和の男性の色気のような方向でいこうと思いまして。それにドキっとしてくれる女性がいたらうれしいですね」
――そんな“萌えポイント”満載の今作で、演じていた皆さんが印象に残ったシーンはありましたか?
大東駿介「オープニングです。お祭りの中を罪人が追われているシーンなんですけど、カメラワークが最高にカッコ良くて。最初ドローンで全体を空撮していて、その高度が下がって行くと、そのまま追っている人の目線で犯人を追尾するんですよ。空撮の段階から衣装を着たカメラマンさんが下でスタンバイしていて、その降りて来たドローンをキャッチして、そのまま役者を追いながら撮ってるっていう。あと、風魔との戦いのシーンでは、主観と客観が交錯して、その場で戦ってる役者の目線から、自然とその戦いの場にお客さんもいるような目線に変わって行くんですね。この一連はホントに面白いなって思いましたね」
古川雄輝「僕は最初に犲のメンバーが集まって撮影したシーンが印象に残ってますね。初日からアクションシーンを撮ったんですけど、そのときにみんなが監督の指示なしに、それぞれの動きをしたんですよ。それは犲メンバー個々の違ったキャラクターを、みんなが自分なりに作って現場に入っていたからできたことで。そこは一番記憶に残っていますね」
ここまでのやり取りからもわかるように、本当に仲良しの5人♡ 撮影の待ち時間や休み時間も一緒に過ごして絆を深めたそう。
加治将樹「みんな子どもみたいに遊んでいたよね。撮影終わりに一緒にお風呂に行ったり」
小関裕太「全裸のすごくいい集合写真が僕の携帯の中にあります(笑)」
――兄弟とかに例えると、それぞれどんなポジションですか?
加治将樹「(大東が)間違いなく長男ですよね。で、(小関が)末っ子」
大東駿介「(市川は)いとこって感じじゃない?(笑)」
市川知宏「なんで? 距離あるじゃないですか」
大東駿介「仲はいいんやで。家族の集まりとかで久々に会って、『こんな楽しい親戚おったん』っていう感じ(笑)」
市川知宏「(古川と加治に向かって)二人はどっちが上なんですかね?」
加治将樹「僕は古川くんを見ていてお兄ちゃんっぽい感じがしますね。僕が甘えることが結構あるんですよ。お芝居とかでもいつも周りを見ている気がします」
古川雄輝「大東さんが兄貴的な感じでみんなを引っ張って行って、加治くんは全体を見てすべてを拾っていて、いじられちゃう市川くんがいて、そこに対して別世界からの発言(小関)が入り(笑)、僕は基本それを見て笑っているっていう。バランスが良かったんだなって思います」
大東駿介「休みの日も一緒におったもんな」
――一緒に何をされてたんですか?
大東駿介「UNOしてた」
小関裕太「撮影の合間にUNOをして、終わって温泉に行ってUNOをして、温泉のあとに飲みに行った先でUNOをして、ホテルに帰って仮眠を取って、また昼前位に集まってUNOをして。ずっとUNOをしていました(笑)」
こんな風に短期間でお互いの距離を縮めて、スクリーンでは息の合った演技を披露してくれている5人。そこで“人との距離を縮めるコミュニケーションの秘訣”について教えてもらいました!
大東駿介「僕は基本的には人見知りなんですけど、作品での出会いって短い時間で関係を築かないといけないから、どうせ仲良くなるんだし、お互いに探り合いをしたりすることはやめて、今日から輪を作っちゃおう! っていうところはありますね。自分が個人的に誰かと仲良くしようとかじゃなくて、みんなで仲良くなれる輪を作れたら、楽しくなるなって思っています」
小関裕太「僕はもともと人とお話をするのが好きなので、現場に初めましての方がたくさんいても、自分から話しかける方です。自分から発信していけば、いろんな人と仲良くなれるし、周りの雰囲気もよくなるんじゃないかなって思います」
加治将樹「僕はわりとケースバイケースで、周りを見て対応します。あと、おしゃべりをするのは好きなので、自分から話しかけたりもします。仲良くなるのに時間がかかるときと、すぐ仲良くなれるときがありますけど、断然後者でした」
市川知宏「僕個人としては、仲良くなろうってあまり意識しない方がなれるんじゃないかって思います。無理した自分でいても、逆にそういう人なんだって認識されてしまったら、のちのち大変になるし。仲良くなれる人とは自然となると思うので」
大東駿介「彼は天性です(笑)。放っておいても人が集まります。なので、俺ら4人はわりと人と上手くコミュニケーションが取れるタイプだから、古川くんに聞いてみた方がいいかと」
――では古川さんお願いします。
古川雄輝「僕はちょっと特殊というか……普段は人見知りを全然しないんですけど、役者さんだけしてしまうんですよ。役者さん同士って、いろんなところで上下関係があったりするじゃないですか? 年齢以外にも、芸歴だったり、作品の番手だったり。なので、それを乗り越える上では、質問をするようにしています。質問をして答えない人っていないと思うんですよ(笑)。この方法は、読んでくださっている読者の方々も使えると思います。『天気がいいね』とかのシンプルな発言だど、そのあとの会話ってなかなか続けられないじゃないですか。でも何かしら質問できるものを探して、例えば持ち物とかで『これ、好きなの?』とか。そうすると自然と会話が生まれるんじゃないですかね」
男たちの“胸熱”なドラマを描いたアクションエンターテインメント映画『曇天に笑う』は、3月21日より全国ロードショー。福士さんを筆頭に、古川さん、大東さん、小関さん、市川さん、加治さんたちの華麗なアクションシーンは必見です! ぜひ映画館の大画面で“体感”してみてください♡
今回ローリエプレスから、古川さん、大東さん、小関さん、市川さん、加治さんのサイン入りチェキを抽選で2名の方にプレゼント♡
1. 下記よりローリエプレスのアプリをDL
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2. レビューを投稿! (Apple StoreもしくはGoogle Playにて)
3. 公式Twitterをフォロー&下記該当ツイートをRTするだけ♡
上記条件を満たしてくれた方の中からプレゼントします!
※鍵付きアカウントに関しては応募状況の確認ができないため、無効とさせていただきますことを予めご了承ください
※抽選の基準などに関するお問い合わせには一切お答えできかねます
※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2018年3月16日(金)~2018年3月30日(金)正午まで
みなさまのご応募、お待ちしております♡
3月21日より全国公ロードショー
出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人/東山紀之
(瀧本幸恵)
応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。(2018年3月30日現在)
ローリエプレス編集部ではそんなイケメンたちの中から、主役の曇 天火(くもうてんか)を演じた福士蒼汰さんと、天火も過去に所属していた特別部隊“犲(やまいぬ)”のメンバーの5人・安倍蒼世(あべのそうせい)役の古川雄輝さん、鷹峯誠一郎(たかみねせいいちろう)役の大東駿介さん、永山 蓮(ながやまれん)役の小関裕太さん、武田楽鳥(たけだらくちょう)役の市川知宏さん、犬飼善蔵(いぬかいぜんぞう)役の加治将樹さんにインタビュー♡
まずは、撮影期間中にはお休みの日まで一緒に過ごしたという仲良し5人、犲メンバーのわちゃわちゃトークからお届けします!
公式サイトからあらすじをチェック
映画『曇天に笑う』それぞれのキャラクターをお互いに紹介
東山紀之さん演じる右大臣・岩倉具視の直属部隊として、オロチ封印のために戦う犲メンバー。それぞれに蒼世は逆刃刀、鷹峯は斬馬刀、永山は二丁拳銃、武田は刀、犬飼は体術と戦い方も異なり、キャラクターも5人5色。そこで、撮影中にかなり仲良くなったという5人に、まずは個々の素の一面も交えて演じたキャラクターの紹介をしてもらいました♡
古川雄輝 as 安倍蒼世
市川知宏「僕は、蒼世と古川さんの基本の性格は似ていると思います。クールで冷静な感じ」
加治将樹「いや、(古川は)クールじゃない!」
小関裕太「第三段階くらいまで心を開くと……」
大東駿介「わかる! 立ち居振る舞いはクールに見えるんだけど、違うんだよな」
加治将樹「(古川は)市川くんに対しては、(撮影が)終わるまでにまだ距離があったのか?(笑)」
市川知宏「……」
大東駿介「それから古川くんはめちゃくちゃ負けず嫌い。現場でよく一緒に(カードゲームの)UNOをやっていたんですけど、自分が負け出すと次やろうって言って、勝ち出すともう止めようって」
一同「あははは(笑)」
――古川さんご自身の見解も聞かせていただけますか?(笑)
古川雄輝「初対面の人は、僕に蒼世っぽいイメージを受けるかも知れないんですけど、仲良くなると……僕、壁がめっちゃあるんですけど、それを全部とっぱらえば」
大東駿介「っていうことは、市川くん?」
市川知宏「(古川の隣に座っているので)ちょっと席を交換しますか?」
大東駿介「大丈夫。この取材の中で壁を超えれば」
市川知宏「じゃあ、攻めますね(笑)」
古川雄輝「(笑)」
大東駿介 as 鷹峯誠一郎
加治将樹「現場ではみんなのお兄さん。ずっと話しかけてくださったりしていて。ただやっぱり役柄はクールなので、そことは差があるかも。斬馬刀っていうすごく大きな武器を持って、役ではそれをカッコ良く使いこなしているんだけど、撮影が終わると、『重たい~、なんでこんなん持ってんねん』って(笑)」
大東駿介「めちゃくちゃ重くて、別のインタビューのときに『10kgくらいあって』って話をしていたら、スタッフさんが来て『2kgです』って(笑)」
小関裕太「あと筋肉に説得力がありました。鍛えられていて。戦う役なので僕も頑張らなきゃなって思いました」
加治将樹「(笑って見ているだけで発言をしない古川に)古川くん!」
古川雄輝「いや、みんなの回答が面白いなって(笑)。(改まって)男らしいところは普段と役とが一緒だなって思いました。年齢は一個違い(古川が一つ下)なんですけど、自分とは違ってすごく男らしい方です」
小関裕太 as 永山 蓮
大東駿介「小関くんの役はもともと原作にはない役(映画オリジナルキャラクター)で、彼が作った役ですね」
加治将樹「普段と役の差があるよね。普段は明るいけど、永山はクールっていうか」
大東駿介「(普段の小関は)ファンタジーみたいな人なんですよね」
小関裕太「そんな(笑)」
市川知宏「今、ここ(取材場所)に来るまでに、僕が『どこに向かってるんだろうね?』って言ったら、『明日へ向かってます』って」
大東駿介「『……うん』しか言われへんようなことを言ってくる(笑)」
小関裕太「この現場は(小関から見て)お兄さんが多かったので、皆さんさばいてくれるというか、一つひとつちゃんと受けてくださるんですよ。なので甘えさせてもらいました(笑)」
市川知宏 as 武田楽鳥
加治将樹「問題児感というか(笑)」
小関裕太「わかりやすいところで言うと、カッコ良く5人で目線を揃えるシーンがあって」
加治将樹「そう! 事前にここを見てくださいって説明をされて『はい、わかりました』って答えたのに、本番ってなったら市川くんだけずっと別のところを見てたんだよね(笑)」
小関裕太「完成作を確認したら、やっぱり市川くんだけ別のところを向いていました(笑)」
加治将樹「一瞬ですけどね。そのシーンを見つけられた人には市川くんが粗品を贈ります(笑)」
――市川さん、反論は?
市川知宏「全く皆さんのおっしゃる通りです」
一同「あははは(笑)」
加治将樹「でも、優しいところもあるもんね。ちょっとすぐに具体的なエピソードが出てこないけど(笑)」
大東駿介「あと、背が高いですね。それから健康」
市川知宏「僕、これで大丈夫かな?(笑)」
加治将樹 as 犬飼善蔵
小関裕太「加治さんにしか持っていない雰囲気があって、うらやましいなって思いました」
市川知宏「犬飼は体術で戦うんですけど、その武器を持たないっていうのが加治さんっぽいなって。力でいっちゃえっていう感じ。普段からパワー技ですよね?」
加治将樹「えっ? すっごい一生懸命考えてるつもりなんだけどな(笑)」
大東駿介「ムードメイカー的な存在で、そこは役と一緒ですね。ただ実はめっちゃ緻密に計算するタイプの人で。芝居もそうですね。アクションシーンのところで、(加治が)『口に何かくわえていたい』って言って。それで葉っぱをくわえてたんですけど、後半、雲がはれていくようなシーンあるんですね。そのときにおもむろに地面を探し出して、小さな花を見つけてくわえたんですよ。それはそのシーンの雲がはれたことにかけたんですけど。でも撮影って時間がかかるから、撮影が進むに連れてその花がどんどんしおれてしまって。しおれた花をくわえてるっていう。そういうところはあったね(笑)」
加治将樹「そこは見どころですね。ぜひ見つけてください」
――古川さんも一言お願いできますか?
古川雄輝「しゃべらないでいると逆に目立つな(笑)。(加治は)こういう役が上手で。もう3回くらい共演してるんですけど、同い年ってこともあってよく知っているので、今回この役をやるって聞いたときも、『ピッタリ!』って思いました」
“萌えポイント”が満載♡
もともと女性人気が高い作品だけに、本広克行監督(『踊る大捜査線』『亜人』など)も女性目線を意識して撮影を行ったとのこと。それだけに今作にはいわゆる“萌えポイント”が満載です。
加治将樹「監督から最初に『男の色気が撮りたいんだよね』って言われたのを覚えてます」
小関裕太「今回、僕が演じた役が原作ではもともと女性の設定だったんですけど、それを男性に変えていて。“男だけの作品”っていうものにしたのも、そういう意味があったんだと思います」
古川雄輝「例えば、僕の場合だと福士くんと『まだ倒れるには早い』とか言って抱き合うシーンがあったりするんですけど、そういう部分では萌えを感じられるのかとは思います。だた演じる側としては自分から萌えさせようとは思っていなくて、それは脚本と監督の撮り方によるものですけど」
市川知宏「武田は天火が犲を抜けたあと、鷹峯を慕って入隊するっていう経緯があるんですけど、真っ直ぐで熱い性格なので、何かと鷹峯に止められるんですよ。なので、そこのやり取りで師弟感というか、弟っぽいかわいらしさが出たらいいなとは思っていました」
大東駿介「僕は生命力みたいなところは意識してましたね。鷹峯は傷を負う場面があったりするんですけど、汗とか血とか、その場の熱量とか。死ぬ気で生きる感じが出たらいいんじゃないかなって。そういう生命力が見えると、自分は今作に限らずグッとくるので」
加治将樹「僕が犬飼を演じる上で意識したのが昭和のスターで。言ってしまえば勝新太郎さんのようなイメージで。最近の流行りでキレイな男性が好きっていう方が多いとは思うんですけど、僕はちょっと昭和の男性の色気のような方向でいこうと思いまして。それにドキっとしてくれる女性がいたらうれしいですね」
――そんな“萌えポイント”満載の今作で、演じていた皆さんが印象に残ったシーンはありましたか?
大東駿介「オープニングです。お祭りの中を罪人が追われているシーンなんですけど、カメラワークが最高にカッコ良くて。最初ドローンで全体を空撮していて、その高度が下がって行くと、そのまま追っている人の目線で犯人を追尾するんですよ。空撮の段階から衣装を着たカメラマンさんが下でスタンバイしていて、その降りて来たドローンをキャッチして、そのまま役者を追いながら撮ってるっていう。あと、風魔との戦いのシーンでは、主観と客観が交錯して、その場で戦ってる役者の目線から、自然とその戦いの場にお客さんもいるような目線に変わって行くんですね。この一連はホントに面白いなって思いましたね」
古川雄輝「僕は最初に犲のメンバーが集まって撮影したシーンが印象に残ってますね。初日からアクションシーンを撮ったんですけど、そのときにみんなが監督の指示なしに、それぞれの動きをしたんですよ。それは犲メンバー個々の違ったキャラクターを、みんなが自分なりに作って現場に入っていたからできたことで。そこは一番記憶に残っていますね」
仲良し5人♡ 一緒にお風呂に入ったりも!?
ここまでのやり取りからもわかるように、本当に仲良しの5人♡ 撮影の待ち時間や休み時間も一緒に過ごして絆を深めたそう。
加治将樹「みんな子どもみたいに遊んでいたよね。撮影終わりに一緒にお風呂に行ったり」
小関裕太「全裸のすごくいい集合写真が僕の携帯の中にあります(笑)」
――兄弟とかに例えると、それぞれどんなポジションですか?
加治将樹「(大東が)間違いなく長男ですよね。で、(小関が)末っ子」
大東駿介「(市川は)いとこって感じじゃない?(笑)」
市川知宏「なんで? 距離あるじゃないですか」
大東駿介「仲はいいんやで。家族の集まりとかで久々に会って、『こんな楽しい親戚おったん』っていう感じ(笑)」
市川知宏「(古川と加治に向かって)二人はどっちが上なんですかね?」
加治将樹「僕は古川くんを見ていてお兄ちゃんっぽい感じがしますね。僕が甘えることが結構あるんですよ。お芝居とかでもいつも周りを見ている気がします」
古川雄輝「大東さんが兄貴的な感じでみんなを引っ張って行って、加治くんは全体を見てすべてを拾っていて、いじられちゃう市川くんがいて、そこに対して別世界からの発言(小関)が入り(笑)、僕は基本それを見て笑っているっていう。バランスが良かったんだなって思います」
大東駿介「休みの日も一緒におったもんな」
――一緒に何をされてたんですか?
大東駿介「UNOしてた」
小関裕太「撮影の合間にUNOをして、終わって温泉に行ってUNOをして、温泉のあとに飲みに行った先でUNOをして、ホテルに帰って仮眠を取って、また昼前位に集まってUNOをして。ずっとUNOをしていました(笑)」
5人が教えるコミュニケーションの秘訣
こんな風に短期間でお互いの距離を縮めて、スクリーンでは息の合った演技を披露してくれている5人。そこで“人との距離を縮めるコミュニケーションの秘訣”について教えてもらいました!
大東駿介「僕は基本的には人見知りなんですけど、作品での出会いって短い時間で関係を築かないといけないから、どうせ仲良くなるんだし、お互いに探り合いをしたりすることはやめて、今日から輪を作っちゃおう! っていうところはありますね。自分が個人的に誰かと仲良くしようとかじゃなくて、みんなで仲良くなれる輪を作れたら、楽しくなるなって思っています」
小関裕太「僕はもともと人とお話をするのが好きなので、現場に初めましての方がたくさんいても、自分から話しかける方です。自分から発信していけば、いろんな人と仲良くなれるし、周りの雰囲気もよくなるんじゃないかなって思います」
加治将樹「僕はわりとケースバイケースで、周りを見て対応します。あと、おしゃべりをするのは好きなので、自分から話しかけたりもします。仲良くなるのに時間がかかるときと、すぐ仲良くなれるときがありますけど、断然後者でした」
市川知宏「僕個人としては、仲良くなろうってあまり意識しない方がなれるんじゃないかって思います。無理した自分でいても、逆にそういう人なんだって認識されてしまったら、のちのち大変になるし。仲良くなれる人とは自然となると思うので」
大東駿介「彼は天性です(笑)。放っておいても人が集まります。なので、俺ら4人はわりと人と上手くコミュニケーションが取れるタイプだから、古川くんに聞いてみた方がいいかと」
――では古川さんお願いします。
古川雄輝「僕はちょっと特殊というか……普段は人見知りを全然しないんですけど、役者さんだけしてしまうんですよ。役者さん同士って、いろんなところで上下関係があったりするじゃないですか? 年齢以外にも、芸歴だったり、作品の番手だったり。なので、それを乗り越える上では、質問をするようにしています。質問をして答えない人っていないと思うんですよ(笑)。この方法は、読んでくださっている読者の方々も使えると思います。『天気がいいね』とかのシンプルな発言だど、そのあとの会話ってなかなか続けられないじゃないですか。でも何かしら質問できるものを探して、例えば持ち物とかで『これ、好きなの?』とか。そうすると自然と会話が生まれるんじゃないですかね」
男たちの“胸熱”なドラマを描いたアクションエンターテインメント映画『曇天に笑う』は、3月21日より全国ロードショー。福士さんを筆頭に、古川さん、大東さん、小関さん、市川さん、加治さんたちの華麗なアクションシーンは必見です! ぜひ映画館の大画面で“体感”してみてください♡
読者のみなさまにプレゼント♡
今回ローリエプレスから、古川さん、大東さん、小関さん、市川さん、加治さんのサイン入りチェキを抽選で2名の方にプレゼント♡
応募方法
1. 下記よりローリエプレスのアプリをDL
2. レビューを投稿! (Apple StoreもしくはGoogle Playにて)
3. 公式Twitterをフォロー&下記該当ツイートをRTするだけ♡
【#プレゼント企画 】
— LAURIER PRESS (@laurier_press) 2018年3月16日
映画『 #曇天に笑う 』の公開を記念して、豪華キャスト陣にインタビュー
第一弾として、古川雄輝さん、大東駿介さん、小関裕太さん、市川知宏さん、加治将樹さんの5名を直撃!
サイン入りチェキのプレゼントもあるので、最後までチェックしてねhttps://t.co/Wu74Xz5aQU pic.twitter.com/qVjBV2FcCM
上記条件を満たしてくれた方の中からプレゼントします!
※鍵付きアカウントに関しては応募状況の確認ができないため、無効とさせていただきますことを予めご了承ください
※抽選の基準などに関するお問い合わせには一切お答えできかねます
※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2018年3月16日(金)~2018年3月30日(金)正午まで
みなさまのご応募、お待ちしております♡
『曇天に笑う』
3月21日より全国公ロードショー
出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人/東山紀之
(瀧本幸恵)
応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。(2018年3月30日現在)
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この記事を書いたライター
瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています