志尊淳に直撃♡ 旬の若手俳優多数出演の映画『走れ!T校バスケット部』

主演の志尊淳さんを筆頭に旬の若手俳優が多数出演し、弱小バスケ部が全国大会を目指すまでの日々を描いた青春映画『走れ!T校バスケット部』が11月3日より公開となります。

バスケの名門高校で一年生ながらレギュラーで活躍していた陽一(志尊淳さん)は、いじめが原因で通称“T校”と呼ばれる高校へと転校。バスケは辞めて勉強に打ち込む日々を送っていました。しかし、そんな陽一を弱小バスケ部のマネージャー・浩子(早見あかりさん)らが熱心に勧誘。陽一は押さえつけていたバスケへの想いが再燃し、キャプテンの俊介(佐野勇斗さん)ら、新たな仲間とともに全国大会を目指します。


ローリエプレス編集部では、バスケ未経験ながらバスケの名選手・陽一を演じた主演の志尊淳さんのインタビューを公開♡ 今作への思い入れから、志尊さん自身の学生時代の思い出などたくさんお話してもらいました!

目次

スポーツを扱った青春群像劇に憧れ



ご自身も学生時代にスポーツに打ち込んでいた経験もあり、「スポーツを扱った青春群像劇に憧れがあった」という志尊さん。バスケットボールは未経験ながら、「バスケがめちゃくちゃ上手い役というのはプレッシャーでしたけど、もともとスポーツが好きなので、抵抗はなかったです」と話します。

「バスケの練習は現場に入る約3ヶ月前から始めてはいたんですけど、他のスケジュールもあったので、大体週に1回、10日に1回くらいのペースでやって、クランクインが近づくに連れて頻度が増えました。僕の場合は、ずっと野球をやっていたこともあって足腰と肩が強いので、ロングパスを重点的に練習したり、スピードを鍛えるために走り込みをしたりもしました。ただバスケはやっぱりチームプレイなので、個々の技術を上げることはもちろんなんですけど、僕はみんなとのコミュニケーションだったり、全体の動きを通してよく見えたらいいなって気持ちでやっていました」


――共演者の方々とのコミュニケーションはどのように取っていたのですか?

「この作品をやって僕が一番感じたことでもあるんですけど、バスケをすること自体がコミュニケーションになるんです。パスの出し方だったり、コート内での動き方だったり、失敗したときの悔しがり方だったり、チームとしてそういうものをお互いに見ながらプレイして行くと、自然とコミュニケーションがとれました。おなじキツイ練習を乗り越えることで感じるものもあって、練習が終わると自然とみんなで“このあと、ご飯行く?”という感じでした。」

――志尊さんはみんなが大変なときなどは、率先して引っ張って行くタイプですか?

「それぞれがプロの役者として現場に来ているので、そこに干渉するようなことはなかったですけど、チーム感を出すためには僕が先導しなきゃっていう気持ちはあったので、なるべく練習中は声を出すようになどの心掛けはしていました。本当は、どちらかと言えばそういうことをするのは苦手ではあるんですけど。自分一人良くなればいいっていうわけではなくて、チームとしての成長を大切にしたいという思いでやらせて頂きました」

葛藤や負の気持ちもしっかりと表現する


(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

今作はシリーズ累計120万部を超える人気小説の映画化。バスケを中心とした仲間との青春物語ではありますが、主人公の陽一はいじめに遭ったり、それによって一度は夢を諦めたりと、学生時代に誰もが経験するような悩みや葛藤も抱えていて、そのリアルさも人気の一つです。

「シリーズものの作品を2時間の映画というものにするために、原作よりもコンパクトになってはいるんですけど、その中でも僕が大事にしたかったのが、葛藤であったり、負の気持ちもしっかりと表現するということでした。やっぱり高校生くらいの方で陽一とおなじような悩みを抱えてる方もいると思うんです。だからきれいごととして済ませたくないという気持ちは強かったです。監督とも相談しながら、感情を表すところであったり、逆にチームメイトに隠している気持ちだったりは、繊細に演じるようにしました」

――陽一の転校という判断についてはどう思いましたか?

「いいと思います。転校自体は悪いことではないし、世界が変わりますよね。それに、陽一の立場からしたら、転校することも大変な決心が必要なことだったと思います。転校したことによって責任も生まれるし、生半可な気持ちでしているわけじゃない。だから僕もこういう判断はいいなって思いました」

(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

志尊さんをはじめ、今作には注目の若手俳優がチームメイトとして出演しています。バスケをしながらコミュニケーションを取って行ったという俳優同士のリアルな空気感が、映画からも感じられます。

――皆さんでいるときの空気感や、ポジションみたいなのってどんな感じですか?

「まず西銘(駿)、佐野はチームの中で年下だったので、“皆さんについて行きます!”みたいな、甘えてくる感じでめちゃかわいくて。で、(佐藤)寛太はいつもはわりと後輩キャラなんですけど、今回は年下2人がいたので、中途半端な立ち位置で(笑)。でも、上と下をつなぐすごくいい架け橋になってくれて、“飯、行きましょう!”とかの声もよくかけてくれてました。それから、38歳で僕らの後輩役をしてくださった阿見201さんは、かなりイジられてました。後輩役だからイジってくれって、ご本人もおっしゃっていたし、イジられるのが嬉しい人なんです(笑)。鈴木かっちゃん(鈴木勝大)は寛太とおなじように、みんなを率先してくれてました。で、戸塚純貴はマイペース(笑)。(早見)あかりはマネージャー役だけに、みんなを見ていていろいろと的確に判断してくれてました。僕は……僕が何も言わなくて勝手にことが進んでいるで、それについて行くタイプ。お財布係とかですかね(笑)」

――皆さんでお芝居について話したりすることはありましたか?

「普段はあんまりそういう話はしない人たちだとは思うんですけど、今回は群像劇ってこともあってわりとした方なんじゃないかと思います。誰が言ったかは忘れてしまったんですけど、自分が前に出ることも大事だけど、シーンの意義をみんなで感じないといけないっていう話をして。意見共有のようなことはしていました。それ以外は、ホント、男子校みたいなノリです(笑)。この間もメンバー集まっての取材があったんですけど、みんなしゃべってて誰もスタッフさんの話を聞いてないんですよ。仕事のときは、気をつけないといけないですが、そうじゃないときはずっとみんなしゃべりっぱなしです」



――さらにそこにバスケのスター選手役の竹内涼真さん、教師役の千葉雄大さんが、友情出演されています。

「バーチー(千葉)とは、バーチーが知らないメンバーもいたので、撮影前日にみんなでご飯に行きました。バーチーはみんなの話を“そうなんだ~”って言いながら穏やかに聞いていて、聖母のように僕らを見守っていました(笑)。涼くんとはシーン中、ずっと話してました。いつもおなじメンバーで撮影をしていたので、二人が入って来た日は現場の空気が変わって新鮮で、二人ともいい風を吹かせてくださいました。僕としてはバーチーが先生で、涼くんが先輩っていうのは不思議な感覚でしたけど」

――このあと、勇斗さんと寛太さんにも取材させて頂くのですが、お二人にメッセージをもらってもいいですか?

「勇斗はファッションが好きで、この間も急に連絡が来たと思ったら“淳くんが持ってるスニーカー、ハイカットでしたっけ? ローカットでしたっけ”って。それで“ハイカットだよ”って返事したら、“良かった~、僕もハイカット買ったんです”とかって、すごいかわいいんです。だから今度一緒に買い物に行こうって伝えてください。で、寛太は特にないです(笑)」

――えっ?

「寛太はプライベートで週1くらいのペースで会っているんですよ。だから、最初に勇斗の話をしてもらって、寛太には何もないと伝えてもらえるといいと思います(笑)」

学生時代は部活と勉強と寄り道!?に夢中




今作が青春群像劇ということで、志尊さんの学生時代のお話や、友達とのエピソードなどもあれこれ質問してみましたよ♡

――志尊さんは友達とワイワイするのは好きですか?

「常にワイワイしていたいタイプではないですけど、ワイワイするのも好きです。たまに翌日の仕事が遅い時間からだったりすると、何人か友達を誘ってみんなでご飯に行ったりもします。この撮影中は未成年が2人(佐野、西銘)いたので、2人にはお留守番してもらって、成人チームで飲みに行ったりしてました。あとは未成年チームも一緒にカラオケに行って、みんなで声が枯れるまで歌ったりもしました」

――お酒を飲むとどうなりますか?

「すぐに酔っ払らっちゃうんですよ。なのでバーンと行って、シューンとなるタイプです(苦笑)。みんなが温まったくらいに寝ちゃう。でも最初はみんなのために頑張ります。自覚してるんですけど、空気を読んで気を使うタイプなので、みんなにはやし立てられたりすると、乗っかります」



――学生時代に夢中になっていたことは?

「部活と勉強。でも高校生のときは寄り道して友達と遊ぶことに夢中になってました(笑)。小2から中学までは野球をやっていたんですけど、プロになりたいって思った時期もあったので、結構打ち込んでました。ただプロになるためにはいわゆる強豪校に進学しないといけなくて。僕は野球が強いよりも自分にとっていい学校に行きたいっていう気持ちが強かったし、高校からはこの仕事を始めたので」

――学生時代はいろいろと悩むこともあったと思いますが、壁にぶつかったときの対処法は?

「壁とか挫折ってあんまり好きな言葉ではなくて。それって本人がそう思うか、思わないかの問題だと思うんです。僕のこれまでにそれほどのことがなかったからそう言えるのかも知れないですけど、そのとき選んだ道が正解でも不正解でも、振り返れるってことは挫折じゃないって思うんです。当時は思い詰めていたかも知れないんですけど、それも成長の糸口だったって考えます。とにかく、僕の場合は考えるよりはやるっていうタイプで。考えても変わらないなら、とにかくできるまでやるしかないっていう気持ちですね」


「フェイクドキュメンタリー的なところがあって」と言うように、若手俳優たちがバスケに打ち込むリアルな姿もにも心が動かされる、“青春”の光と影を真っ直ぐに描いた映画『走れ!T校バスケット部』は11月3日より全国ロードショーです。

次回は、陽一のバスケ部仲間・矢嶋俊介役の佐野勇斗さん、ゾノこと牧園浩司役の佐藤寛太さんとの対談の様子をお届け♡ 次回もお楽しみに!

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※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2018年10月31日(水)~2018年11月11日(日)まで

みなさまのご応募、お待ちしております♡

作品紹介


(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

映画『走れ!T校バスケット部』
11月3日(土)より全国ロードショー
出演:志尊淳/佐野勇斗/早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201/竹内涼真(友情出演)/千葉雄大(友情出演)/真飛聖、YOU、竹中直人/椎名桔平

ストーリー


幼い頃からバスケットボールが大好きで、バスケの強豪校である白瑞高校に入学した田所陽一(志尊淳)。一年生からレギュラーになり、その実力を発揮していたが、ある日、親友をいじめから救ったことで、自らが標的に。エスカレートするいじめで大好きなバスケも続けられなくなり、通称“T校”と呼ばれるバスケ弱小校へと転校する。もうバスケはしないと決めた陽一だったが、そんな陽一をT校バスケ部のマネージャー・浩子(早見あかり)らは熱心に勧誘。その気持ちに負けて一度だけのつもりでプレイする。すると、押さえつけて来たバスケへの想いが再燃、陽一はバスケ部に入ることを決め、俊介(佐野勇斗)、ガリ(戸塚純貴)、ゾノ(佐藤寛太)、透(鈴木勝大)らとともに、全国大会を目指す。
(瀧本幸恵/カメラマン:山口真由子/スタイリスト:手塚陽介/ヘアメイク:仲田須加)

応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございます!
(2018年11月11日現在)

この記事を書いたライター

瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています

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