SHINeeテミンにインタビュー 日本初ツアー&初フルアルバムはテミン色

日本でも何度もドーム公演を行うなど、大人気のボーイズグループSHINeeのメンバー、テミンが日本で初となるソロアルバム『TAEMIN』を11月28日にリリースします。

韓国では2014年から、日本では2016年からソロ活動を開始。17年7月には自身の夢でもあった初のソロステージを日本武道館で行い、現在も9月からスタートした自身初の全国18会場32公演に及ぶツアー『TAEMIN Japan 1st TOUR ~SIRIUS~』を開催。日本各地でテミン旋風を巻き起こしています。また自身の名前をタイトルにしたアルバム『TAEMIN』は、新曲もそのツアーでも披露されていて、先行配信されるとすぐに世界の各ランキングで初登場1位を獲得するなど、既に話題となっている作品です。


ローリエプレス編集部では、ツアーのため2ヶ月近く日本に滞在中というテミンにインタビュー! 今まさに行われているツアーでの出来事や、アルバム『TAEMIN』のこと、ソロアーティスト“テミン”としての想いなどをたっぷり語ってもらいました。またそろそろクリスマス!ということで、サンタクロースからもらいたいものも聞いちゃいました♡

目次

僕にとっても大切な思い出となるツアー



デビューの際、日本でソロツアーをするのが目標と語っていたテミン。それが実現し、「こんなに早くファンの皆さんの前に立つことができて嬉しい」と喜びます。

「昨年、武道館のステージに立ちましたけど、今回はツアーじゃないですか。4年前にSHINeeとしてホールツアー(『SHINee WORLD 2014~I’m Your Boy~』)を回ったときのことと重なったりもして、僕にとっても大切な思い出となるツアーになっています」

――始まって1ヶ月以上が経ちましたが、最初の頃と今とでは変わって来ていることはありますか?

「初日のライブをモニタリングしたら、実際に緊張もしていたんですけど、自分で見ても緊張感が感じられて。僕がもっとエネルギーを出すためにはどうしたらいいんだろう?ってちょっと悩みました。それでお客さんを煽るようにしてみたんです。そしたら反応もよくなって、緊張もほぐれてきました。あとはダンサーの皆さんとの呼吸もよくなっているし、慣れてきたからそれぞれの曲に合わせた表情や、雰囲気を作れるようになっているし、ちょっとずつ変わってきていますね。MCも最初の頃は考えてきた言葉だけしか伝えられなかったんですけど、今はその瞬間にファンの皆さんに伝えたいと思った気持ちとかを気楽に話せるようになったし。最初よりは余裕が持てるようになっています」

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――まだ足りないな、もっと頑張りたいなって思っていることはありますか?

「たくさんあり過ぎますね。日本語もまだまだうまくないから、もっと勉強しなきゃって思うし。頑張ってはいるんですけど、体力的に足りないって感じることもあるし。歌も踊りも全部含めて、もっと成長して、テミンらしい色を出さないといけないって思っています。誰かと比較することができないものというか。テミンと言えばこういうスタイルがあるっていうのをちゃんと見せたいです」

――ステージで印象に残っている出来事はありますか?

「アンコールのときに僕が“あと2曲しか残ってないです”って言うと、ファンの皆さんが“えーーー!”となってしまうんです。それでもう1曲、その場でファンの皆さんと一緒にアカペラで少しだけ歌うんですけど、それでもまだ“えーーー!”って言われることがあって。その反応は僕と一緒にもっといたいっていう気持ちの表れじゃないですか。なのでそのときの皆さんの姿がとても記憶に残っています」

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また今回は日本各地を巡るツアーということで、それぞれの場所での思い出もできたそう。

「それぞれの時期の日本各地の街並みを経験できたのが良かったです。今回、以前からずっと行ってみたいと思っていたお祭りにも広島で初めて行って来ました。街のお祭りだったんですけど、初めてだから人も風景も何もかも僕にとっては珍しくて、楽しい経験でした。串焼きを買って食べたり、ボールすくいもやってみました。結果は悪くはなかったと思います(笑)」

――北海道では事務所の先輩である、SUPER JUNIOR-D&Eのライブを観に行かれたりもしていましたよね。

「なんかショーを見ているような感じで、ホントに素晴らしかったです。MCも面白かったし、特にウニョクさんが演出に関して興味がある方なので、全体の演出もよくて。ファンの皆さんが喜ぶ雰囲気作りとか、曲の流れも自然で、僕も知らないうちに盛り上がって楽しい時間を過ごせました。そして、二人が客席にいる僕に質問をしてきて。もう僕がいることはファンの方にはバレてはいましたけど、マイクまで持たされて。途中で“僕は一体ここで何をしているんだろう?”って思いました(笑)。自分のコンサートじゃないのにマイクでしゃべるなんて。でもそれもいい思い出になりました」

ソロではSHINeeでは見せていなかった自分の内面を意識




アルバム『TAEMIN』には、これまで発売されたミニアルバムのリード曲や、韓国でのソロ曲の日本語バージョンに加え、すでにツアーで披露されている新曲「ECLIPSE」「Into The Rhythm」「Under My Skin」「Better Man」「MARS」「HOLY WATER」と、新録曲「What’s This Feeling」の全12曲が収録されています。

「8月くらいからコンサートの準備しながら、一緒に制作もして行きました。曲を聴いて選びつつ、その曲に合わせた振り付けとか、ステージ上の演出も考えて吟味して行きました。新曲はステージで見せることを考えながら選んだものです」

その中でもリード曲となった「Under My Skin」には特別な想いがこもっているそう。

「初めて聴いたときからメロディがすごく気に入りました。そして、僕が辛かったときの気持ちを、曲としてファンの皆さんにお伝えしたいとずっと思っていて……僕が辛かったときの僕の光は僕を応援してくれている皆さんだったということを、ちゃんと音楽で伝えたいし、その感謝を表現したかったんです。ミュージック・ビデオも今まで日本で撮ったものとは違っていて、CGとかを使わずに、その場所にいる僕をただずっと撮っていて。壮大な自然の中に僕一人だけがいるところが見どころだと思います。この曲の寂しい雰囲気が、うまく表現できたと思います。今まで日本で発売された曲の中でも雰囲気が暗く感じるかも知れないけど、一番希望を持っている曲になっています」

「TAEMIN」<初回生産限定盤>

曲を聴いたり、ライブを観たりすればすぐにわかることなのですが、グループのSHINeeのときとソロのテミンのときとでは楽曲もパフォーマンスも見える世界観もかなり違っています。

「僕はSHINeeの中のテミンで、それは当たり前のことじゃないですか。だからソロをやるときは、敢えてSHINeeの音楽性では表現しなかったものを見せるべきかなって思っています。せっかくソロをやるのだから、SHINeeとは違ったもの、もっと自分らしいものを見せたいなと。SHINeeでは見せていなかった自分の内面を意識しながら、ソロのときは作っています。だから楽曲も僕が今ホントに好きだと思っているジャンルが多いですね」

「TAEMIN」通常盤>

――ソロ活動を始めて、自分が変わったなと思うところはありますか?

「自分で自分のことを成長したって言うのは恥ずかしいんですけど、いろんな経験が僕にとって成長の力になっていると思います。その中で失敗をしたこともありますけど……『さよならひとり』のショーケースのときも、100%自分が見せたいと思っていたことができなかったり。でもそれがもっと勉強になったと思います。あと昔と比較してみると、コンサートとかで間違ってしまうと、前は表情とかにそのまま出てしまうようなタイプでしたけど、今は余裕を持って対応しています。ダンサーの皆さんは気づいてしまうんですけど、お客さんにまでそれを伝えるのはプロじゃないと思うので。もちろん間違ってしまうこと自体なるべくあってはならないですけど、でも人間だからたまに間違ってしまいますよね(笑)」

――そう思えるようになったのには何かきっかけがあるんですか?

「だってもう仕方ないじゃないですか(笑)。間違ってしまったら、時間を過去に戻すこともできないし。そして、それもライブの醍醐味じゃないかなって。他のアーティストの方のライブを見て、間違ってもそれでもいいってことを、僕は個人的に感じていて。それも面白いというか、思い出ですよね(笑)」


そろそろ街がクリスマス色に染まる時期ということで、もしサンタクロースがいるとしたら何をもらいたい?と聞いてみると、満面の笑顔で「シリウスをもらいたいな~。実際のシリウスをもらえたらお金持ちにもなれるでしょう。あははは(笑)」と無邪気に答えるテミン。そんな答えをするので宇宙に興味があるのかと聞いてみると「人間だったら誰でも空以上の上を目指していると思います」と言いながら、「僕は人間じゃないので深い海の中に行ってみたいです(笑)」と言います。

「深い海の中ってまだ人間が知らないことがたくさんあるじゃないですか。なんかそこに他の世界がありそうで。宇宙はわりといろんな情報があるから、なんとなく知ってることも多いですけど、深い海の中のことってあんまり知らないですよね。だから本能的に僕は下に行ってみたいです」


ちなみに、本当はサンタクロースからもらえるなら「瞬間移動の能力をもらいたい」と世界各国を移動することが多いアーティストらしい答えを。

「今、韓国に帰らないで2ヶ月を超えました。もともと海外はよく行ったり来たりしているので慣れてはいるんですけど、今回は特に長いですね。お母さんの料理とかは食べたくなります。そんなときに瞬間移動ができるといいですよね。でも思ったよりは全然大丈夫です。ツアーをしながら楽しい時間を過ごしているからだと思います」


アルバムを発売し、ツアーを終えると、今回の活動もひと段落。でも「僕のことをまだ知らない、日本のいろんな方々に自分を見せたいです。それで僕の音楽や、僕の姿を見て喜んでくれたら、ホントに嬉しいと思います。もっといろんなところで皆さんとお会いしたいです」と早くも次の目標を語ります。そして「コンサートでお客さんからもらう力とか、周りのスタッフさんとできた絆とかは、僕にとってとても大切なものです。これからもずっとこういう幸せな生活ができたらいいなって思います」と、柔らかな表情で話してくれました。そんなテミンが感じられるソロアルバム『TAEMIN』。ぜひ聴いてみてください♡

読者のみなさまにプレゼント♡


今回ローリエプレスからテミンのサイン入りチェキを抽選で1名の方にプレゼント♡

応募方法


1. 下記よりローリエプレスのアプリをDL

ダウンロードはこちら♡


2. レビューを投稿! (Apple StoreもしくはGoogle Playにて)

3. 公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTするだけ♡





上記条件を満たしてくれた方の中からプレゼントします!

※鍵付きアカウントに関しては応募状況の確認ができないため、無効とさせていただきますことを予めご了承ください
※抽選の基準などに関するお問い合わせには一切お答えできかねます
※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2018年11月26日~2018年12月14日まで

みなさまのご応募、お待ちしております♡

作品紹介




1stソロアルバム『TAEMIN』
2018.11.28

(瀧本幸恵/カメラマン:山口真由子)

応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございます!
(2018年12月14日現在)

この記事を書いたライター

瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています

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