メイクブラシを活用しよう! プロ直伝、ブラシの選び方&おすすめ使用法♡
メイクの仕上がりをグッとよくするためには、どんなアイテムを使ってコスメを顔にのせていくのかも重要になってきます。
中でも、メイクブラシを使うと、同じコスメを使っていても仕上がりが変わります♡ 「どんな仕上がりにしたいのか?」「どれくらい色をのせたいのか?」「どんな雰囲気にしたいのか?」ということを考えて、メイクブラシを選んでみましょう!
メイクブラシを選ぶ時、まず気になるのがどんな毛が使われているのかということです。毛の種類によって、肌あたりや粉含み、発色が変わってきます。新しいブラシを購入する前に、まずはどんな種類の毛が使われているのかを確認しましょう!
リス毛の中で最高級と言われています。ふわっと柔らかく色がのり、幅広い用途で使われ、山羊とミックスさせ発色もいいブラシとして作られることも多いです。
灰リスよりもしっかりしているので、毛の短いアイシャドウブラシなどに適しています。
コシがあり、毛が短いのでアイシャドウブラシに多いです。希少で高価なのでブラシの価格も高額なものが多くなります。
肌あたりもよく、発色、粉含みもいいです。フェイス・チーブラシに使われることが多いです。性別、どの部分に生えているかによって呼ばれる名称が異なります。
各部位で毛質が異りますが、比較的安価で手に入ります。他の種類の毛とブレンドしてコシの強さなどの利点を引き出して使われることも多いです。リップやアイブロウ、アイシャドウと幅広く使われます!
良質な毛で弾力があるので、リキッド・パウダーともに使いやすいブラシができます。リップ・コンシーラー・アイライナー・アイシャドウなどに使われます。
粉含みはあまりよくありません。パウダーに使うと、発色はよくなります。天然毛とブレンドされて、毛先の形状を維持したり、性質を安定させたりすることができます。手入れも楽で、安価なものもあるので取り入れやすいブラシです!
どんな毛が使われてるのかで、特徴が違うことがわかりました! ブラシによっては、毛をいくつかブレンドして作られることがあります。
天然毛は肌あたりがよく発色が自然になるので好まれますが、手入れが大変だったりハリがなく使いにくく感じるものもあります。人工毛をブレンドすることで、ハリがでて使いやすくなったりもするので、天然毛と人工毛のミックスブラシもよく作られます。
・どんな場所に使うブラシなのか?
・どんな風に発色させたいのか?
・手入れは自分でちゃんと行うことができるのか?
こういったことを逆算して、ブラシの毛の種類を選んでみてください♡
さまざまな形のメイクブラシがあります。それぞれ、得意な色ののせ方や使い方があります。
そこで、よく使われるアイシャドウブラシとフェイスブラシの色ののり方などを形別にご紹介します。
アイシャドウブラシを1本持つなら? という時にまずおすすめなのが『NARS(ナーズ) ブレンディングアイシャドーブラシ #42』です。こちらは、毛が長くふんわりボリュームがあるタイプ。まぶたにのせたアイシャドウをぼかしなじませ、余分な粉を落とすことができます。
アイシャドウを全てのせ終わったら、ササっとなじませるようにブラシを動かして使うと、アイシャドウがしっかりまぶたになじみます♡
きれいなグラデーションeyeを作りたい、二重幅のアイシャドウ溜まりをなくしたいという方には特におすすめです!
『MAC(マック) フラットアイ シェーダーブラシ #247』はフラットでハリがあり、先端は丸くなっていて、万能に使えるタイプのブラシです。フラットなブラシは色を均一にしっかりのせることができます。アイホール全体に色をのせる時や、メインカラーをのせるときにぴったり!
また、パール入りのアイシャドウを使う時に、軽くブラシを濡らしてからアイシャドウをとりまぶたにのせると、濡れツヤ感がよりしっかりでます♡
『MAC フラットアイ シェーダーブラシ #247』と形は似ていますが、毛がより柔らかくふわっとしているタイプのブラシです。
アイシャドウが優しく発色しふわっとまぶたにのります。色のニュアンスを加えたい時や、あまり濃くのせたいくない時にぴったりです!
少し厚みがありボリュームがあるタイプのブラシです。穂先は尖ったて平くなっています。寝かせて使うと、アイホール全体にふわっと色をのせることができます!
また、穂先が尖っているので、その部分を使うと細かい箇所に色をのせることができる万能さがあります♡ 1本で全体に、細かい箇所にと使うことができるブラシです。
『SIXPLUS(シックスプラス) アイメイクブラシ』は毛が短く馬毛を使用しているので、ハリ・コシがあるタイプのブラシです。ハリ・コシがあるタイプは、アイシャドウをしっかり発色させ、まぶたにのせることができます。
短いので、ピンポイントにしっかり色をのせるのに適しています。また、アイラインを引いた後に軽くぼかしたりなどといった使用方法も可能です!
ころんっとしたフォルムの小さく丸みのタイプのブラシです。柔らかい毛がしっかり密集していて、粉含みもいいのが特徴です! 丸みがある部分は涙袋にアイシャドウをのせるのにぴったり♡
毛は短くハリのあるブラシ。寝かせて使うと少し太いラインを、立たせて使うと細くアイラインを引くようにしてアイシャドウをのせることができます。締め色をしっかり発色させのせたい時に便利なブラシです♡
ふわっとボリュームがあるブラシです。チークをしっかりブラシに含ませることができます。この形のブラシは、3通りの動かし方をすることができます。
1つ目は、ぽんぽんと軽く叩き込むように塗る方法。ピンポイントに色をのせることができます。
2つ目は、ブラシをくるくると回転させながら塗る方法。ふわっと全体に均一に発色させ自然に仕上げることができます。
3つ目は、ブラシをすっと直線を描くようにして動かしながら塗る方法。しっかりシャープな印象に仕上げることができます。
このように、いろいろな仕上げ方ができるのでとても万能なブラシです!
丸みのある穂先でボリュームのあるタイプのブラシです。大きすぎず小回りのきくこのような丸平タイプのブラシは、寝かせて使ったり穂先をつかったりすると自然なグラデーションを作ることも可能です!
チークをすっとのせた後に、ハイライトカラーを上から重ねると自然な立体感のある頬に仕上がります。
マットになりすぎず、ほどよくツヤっぽさを出したときには、ブラシでフェイスパウダーをのせるのがおすすめ♡ 毛がしっかりつまっているものの方がパウダーはしっかりつき、ふわっとしているものは軽い付け心地になります。
『白鳳堂 B206』は、穂先は丸くほどよいコシがあるタイプのブラシ。寝かせて顔全体に、細かい箇所は先端部分を使ってフェイスパウダーをのせることができますよ!
また、ルースパウダーを使う時にはパフに一度とってからブラシになじませると、毛を傷めずに使うことができます!
メイクブラシにはたくさんの種類があり、どんなものを使えばいいのか迷ってしまうこともあるかと思います。自分の目的別に、毛の種類、形を決めて選び、よりきれいで素敵なメイクに仕上げてみてください♡
(常岡珠希)
中でも、メイクブラシを使うと、同じコスメを使っていても仕上がりが変わります♡ 「どんな仕上がりにしたいのか?」「どれくらい色をのせたいのか?」「どんな雰囲気にしたいのか?」ということを考えて、メイクブラシを選んでみましょう!
メイクブラシの毛の種類
メイクブラシを選ぶ時、まず気になるのがどんな毛が使われているのかということです。毛の種類によって、肌あたりや粉含み、発色が変わってきます。新しいブラシを購入する前に、まずはどんな種類の毛が使われているのかを確認しましょう!
毛の種類1. リス
灰リス
リス毛の中で最高級と言われています。ふわっと柔らかく色がのり、幅広い用途で使われ、山羊とミックスさせ発色もいいブラシとして作られることも多いです。
松リス
灰リスよりもしっかりしているので、毛の短いアイシャドウブラシなどに適しています。
カナダリス
コシがあり、毛が短いのでアイシャドウブラシに多いです。希少で高価なのでブラシの価格も高額なものが多くなります。
毛の種類2. 山羊
肌あたりもよく、発色、粉含みもいいです。フェイス・チーブラシに使われることが多いです。性別、どの部分に生えているかによって呼ばれる名称が異なります。
毛の種類3. 馬
各部位で毛質が異りますが、比較的安価で手に入ります。他の種類の毛とブレンドしてコシの強さなどの利点を引き出して使われることも多いです。リップやアイブロウ、アイシャドウと幅広く使われます!
毛の種類4. イタチ
良質な毛で弾力があるので、リキッド・パウダーともに使いやすいブラシができます。リップ・コンシーラー・アイライナー・アイシャドウなどに使われます。
毛の種類5. 人工毛(ポリエステル)
粉含みはあまりよくありません。パウダーに使うと、発色はよくなります。天然毛とブレンドされて、毛先の形状を維持したり、性質を安定させたりすることができます。手入れも楽で、安価なものもあるので取り入れやすいブラシです!
メイクブラシを選ぶときのポイント
どんな毛が使われてるのかで、特徴が違うことがわかりました! ブラシによっては、毛をいくつかブレンドして作られることがあります。
天然毛は肌あたりがよく発色が自然になるので好まれますが、手入れが大変だったりハリがなく使いにくく感じるものもあります。人工毛をブレンドすることで、ハリがでて使いやすくなったりもするので、天然毛と人工毛のミックスブラシもよく作られます。
・どんな場所に使うブラシなのか?
・どんな風に発色させたいのか?
・手入れは自分でちゃんと行うことができるのか?
こういったことを逆算して、ブラシの毛の種類を選んでみてください♡
どんな形のメイクブラシがいいの?
さまざまな形のメイクブラシがあります。それぞれ、得意な色ののせ方や使い方があります。
そこで、よく使われるアイシャドウブラシとフェイスブラシの色ののり方などを形別にご紹介します。
アイシャドウブラシ
NARS ブレンディングアイシャドーブラシ #42
アイシャドウブラシを1本持つなら? という時にまずおすすめなのが『NARS(ナーズ) ブレンディングアイシャドーブラシ #42』です。こちらは、毛が長くふんわりボリュームがあるタイプ。まぶたにのせたアイシャドウをぼかしなじませ、余分な粉を落とすことができます。
アイシャドウを全てのせ終わったら、ササっとなじませるようにブラシを動かして使うと、アイシャドウがしっかりまぶたになじみます♡
きれいなグラデーションeyeを作りたい、二重幅のアイシャドウ溜まりをなくしたいという方には特におすすめです!
MAC フラットアイ シェーダーブラシ #247
『MAC(マック) フラットアイ シェーダーブラシ #247』はフラットでハリがあり、先端は丸くなっていて、万能に使えるタイプのブラシです。フラットなブラシは色を均一にしっかりのせることができます。アイホール全体に色をのせる時や、メインカラーをのせるときにぴったり!
また、パール入りのアイシャドウを使う時に、軽くブラシを濡らしてからアイシャドウをとりまぶたにのせると、濡れツヤ感がよりしっかりでます♡
竹宝堂 GSN-9
『MAC フラットアイ シェーダーブラシ #247』と形は似ていますが、毛がより柔らかくふわっとしているタイプのブラシです。
アイシャドウが優しく発色しふわっとまぶたにのります。色のニュアンスを加えたい時や、あまり濃くのせたいくない時にぴったりです!
竹宝堂 PS-4
少し厚みがありボリュームがあるタイプのブラシです。穂先は尖ったて平くなっています。寝かせて使うと、アイホール全体にふわっと色をのせることができます!
また、穂先が尖っているので、その部分を使うと細かい箇所に色をのせることができる万能さがあります♡ 1本で全体に、細かい箇所にと使うことができるブラシです。
SIXPLUS アイメイクブラシ
『SIXPLUS(シックスプラス) アイメイクブラシ』は毛が短く馬毛を使用しているので、ハリ・コシがあるタイプのブラシです。ハリ・コシがあるタイプは、アイシャドウをしっかり発色させ、まぶたにのせることができます。
短いので、ピンポイントにしっかり色をのせるのに適しています。また、アイラインを引いた後に軽くぼかしたりなどといった使用方法も可能です!
ヴィセアヴァン アイシャドウブラシ 02
ころんっとしたフォルムの小さく丸みのタイプのブラシです。柔らかい毛がしっかり密集していて、粉含みもいいのが特徴です! 丸みがある部分は涙袋にアイシャドウをのせるのにぴったり♡
鉄舟 シャドウアンダーライナーブラシ
毛は短くハリのあるブラシ。寝かせて使うと少し太いラインを、立たせて使うと細くアイラインを引くようにしてアイシャドウをのせることができます。締め色をしっかり発色させのせたい時に便利なブラシです♡
フェイスブラシ
CHANEL プティ パンソー
ふわっとボリュームがあるブラシです。チークをしっかりブラシに含ませることができます。この形のブラシは、3通りの動かし方をすることができます。
1つ目は、ぽんぽんと軽く叩き込むように塗る方法。ピンポイントに色をのせることができます。
2つ目は、ブラシをくるくると回転させながら塗る方法。ふわっと全体に均一に発色させ自然に仕上げることができます。
3つ目は、ブラシをすっと直線を描くようにして動かしながら塗る方法。しっかりシャープな印象に仕上げることができます。
このように、いろいろな仕上げ方ができるのでとても万能なブラシです!
VINTORTE 熊野筆チークブラシ
丸みのある穂先でボリュームのあるタイプのブラシです。大きすぎず小回りのきくこのような丸平タイプのブラシは、寝かせて使ったり穂先をつかったりすると自然なグラデーションを作ることも可能です!
チークをすっとのせた後に、ハイライトカラーを上から重ねると自然な立体感のある頬に仕上がります。
白鳳堂 B206
マットになりすぎず、ほどよくツヤっぽさを出したときには、ブラシでフェイスパウダーをのせるのがおすすめ♡ 毛がしっかりつまっているものの方がパウダーはしっかりつき、ふわっとしているものは軽い付け心地になります。
『白鳳堂 B206』は、穂先は丸くほどよいコシがあるタイプのブラシ。寝かせて顔全体に、細かい箇所は先端部分を使ってフェイスパウダーをのせることができますよ!
また、ルースパウダーを使う時にはパフに一度とってからブラシになじませると、毛を傷めずに使うことができます!
メイクブラシにはたくさんの種類があり、どんなものを使えばいいのか迷ってしまうこともあるかと思います。自分の目的別に、毛の種類、形を決めて選び、よりきれいで素敵なメイクに仕上げてみてください♡
(常岡珠希)
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この記事を書いたライター
常岡珠希
美容家。東京都出身。大学では金融工学を専攻。確率論、統計論を用いた、金融商品の研究をする。大学卒業後は、証券会社で営業を勤める傍ら、化粧品成分検定1級や日本化粧品検定1級、スキンケアマイスター、コスメマイスターといった資格取得。
多くの女性が社会進出している現代に自分が役に立てるのは「美容」と「金融」だ、といった思いから2016年にTTMK合同会社を立ち上げ、スキンケアコスメブランド運営、講師と活躍する。