品格をあげる香水のお作法♡ 洋服や髪から香らせるときのハウツー編

こんにちは、調香師のAIです。

フレグランスを使うときに、いろんなところに香りを吹きかけているという方が多いのではないでしょうか?
実はやり方を間違ってしまっている場合も……。
今回はその代表的な例として、洋服や髪に香りをまとうときのポイントをおさらいしたいと思います♡



目次

あなたは香水をどこに振りかけてる?


今の季節は洋服を着込むこともあり、肌の露出も少なく、肌にフレグランスをつけても意味がないのでは……と思ってしまいがち。外出するときに、適当に自分の体の周りに振りかけちゃう人も多くいるかもしれません。

肌にまとうことでも十分周囲に香りは届いているものですが、今回は肌以外にフレグランスを上手につける方法を伝授したいと思います!

好感を持てる香りのまとい方のコツは、人気のフレグランスを使うよりも、自分好みの、または自分らしいフレグランスを“適量”と“正しいまとい方”で身につけることですよ♡

髪に香水をまといたいときは?



まず、髪から香りを香らせたい場合は“ヘアミスト”や“ヘアフレグランス”が一番なのは言うまでもありません。そうとは言っても、お気に入りのフレグランスを髪からも香らせたい時もありますよね。

まず一つ注意したいのは、フレグランスの主成分はアルコールなので、髪にそのまま振りかけてしまうと、髪にダメージを与えてしまいます。

そこで登場するのがヘアブラシです!

香水のまとい方


ヘアブラシにフレグランスをシュッと吹きかけてから髪をブラッシングをすることで、ダメージを防ぎ、髪全体に香りをふんわりとまとうことができます!



それからもう一つ、「イイ女は、夜に香りを仕込む」と言うように、夜寝るときにフレグランスを使う方法もあります。枕元にふんわりとフレグランスをひと吹きして、香りを楽しみながら眠りにつくと、髪の毛にもいい具合に香りがうつって、翌日も揺れ動く髪の毛から、さりげなく香りが広がりますよ♡



洋服に香水をまといたいときは?


次に、洋服に香りをまとう場合。何も気にせずに洋服につけている方は多いかもしれません。「今までそうしていてもなんともなかったよ!」という方も要注意。特に明るい色の洋服はシミになってしまう可能性があります。

特に気をつけたいのは、シルクやファー、レザーなどの毛皮製品。シミになってから長時間が経過してしまうと、シミが落ちづらくなってしまいます。毛皮製品にフレグランスは避けましょう。

さらに、洋服に香りをそのままつけてしまうと、香りが浸透して、お肌につけるよりも香りは揮発しにくくなってしまい、周囲の人からは少し香りがくどい……と思われることもあります。



香水のまとい方


Tシャツやパーカーなどに香りをまとう時は、洋服の内側に♡ ランジェリーやインナーにつけるイメージで香りをつけるのがおすすめです!

全体的にふわっと香らせたい場合は、お出かけする前に空中の高い位置にふわっとふりかけて、フレグランスのミストをくぐるようにして香りを身にまとうのもいいですよ♡ 決して霧が出る近くで洋服につけないことがポイントです。

おしゃれをして外出をする際には、フレグランスも使う方が多いと思いますが、おしゃれ着にはフレグランスはつけないで、肌に直接つけて香りを楽しみましょう! 
(AI)

この記事を書いたライター

AI KIKAKU
調香師として、空間演出を含めたフレグランスに関わる仕事で活動中。香水はファッション、香りはアート!

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