佐野勇斗さん×本郷奏多さんに直撃♡ 又吉原作の映画『凜-りん-』で初共演!

佐野勇斗さん、本郷奏多さんがW主演を務め、ある村で起こった子供の神隠し事件を軸に、関わる人たちの人間模様を描いた映画『凜-りん-』が、2月22日より公開となります。

今作はお笑い芸人として、そして芥川賞作家としても活躍する又吉直樹さんが、『火花』よりも前に手がけていた舞台作品を原作に映画化。
一見、学園ミステリーのような雰囲気を感じますが、観てみると又吉さんらしい繊細な人間ドラマが紡がれていて、謎解きだけにはとどまらない物語となっています。


ローリエプレス編集部では、そんな本作でW主演を務めた佐野さん、本郷さんにインタビュー! 実際にはおなじ所属事務所の先輩・後輩の関係で、年齢差もあるお二人ですが、今回は同級生役を好演。

劇中では一触即発的なピリッとした場面もありますが、ここでは和気あいあいとした、画面の中とはまた違う二人の関係性をお楽しみください♡

又吉さん原作の物語は「面白い!」





原作を芥川賞作家でもある又吉さんが手がけられているということもあり、お二人とも脚本を読んだときから「面白い!」と感じていたそう。

佐野「個人的にミステリーとか、犯人探しの物語が大好きなので、最初に脚本を読ませていただいたときは自分が演じるとかは抜きにして、純粋に犯人は誰なんだろう? とか、そういうところで楽しんでしまいました」

本郷「そうなんだよね。コイツも怪しいし、コイツも怪しい! みたいな。僕もそういう風に物語に引き込まれて行きました。ただ読み終わってみると、意外性がすごくあって。最初に企画をいただいたときは、村で神隠しってなってたから単純なミステリーかと思っていたんですけど、そことはまた違う着地点に持って行っていて。又吉さんはすごい方だなって改めて思ったりもしました」


(C)2018吉本興業

(C)2018吉本興業

佐野さんが演じた耕太は、普通の高校生で、住んでいる村で起こった神隠し事件に巻き込まれてしまうという役どころ。一方、本郷さん演じる天童は東京から突然、田舎の高校にやってきた転校生で、どこか影があってミステリアスな雰囲気をまとっています。

佐野「僕は耕太が観ていただく方にとって一番近くに感じてもらえる存在じゃないかなって思っていて。普通というか、イマドキの若者で、自分にも近いところがあったので、変に作り込むことなく演じられました。監督も勇斗のままでいいっておっしゃってて。僕のベースを大事にして純粋で素直な子をやってくれればいいからって。ただ耕太は神隠しだったり、周りで起こる出来事によって成長もして行くので、その変化はきちんと見せたいなって思ってました」

本郷「正直、僕は天童を演じるのは難しかったですね。脚本を読んでいても“何だコイツ?”って思う場面もあって、何カ所かなんでこんなセリフを言うんだろう? って理解できない部分もありました。でもその部分を監督に相談したら、こういう捉え方をしたらいいんじゃないってことを言ってくださって、それがすごく納得できたんです。同時に監督がいろんなことを深く考えていらっしゃるってことも知れて。そのおかげで、監督に対する信頼も生まれて、そこからは手放しで監督に頼ってやれました」


(C)2018吉本興業

(C)2018吉本興業

――それぞれ演じていて印象に残っているシーンはありますか?

本郷「自分的なことになっちゃうんですけど、会心の出来のワンカットがありまして(笑)。僕が石を投げて窓ガラスを割るっていうシーンがあるんですけど。20mくらい離れてる場所から、この窓を割れたら理想というのがありつつ、スタッフさんも難しいと思うからCGで処理しますって事前に言ってくれてたんですよ。それで本番になったら、もう吸い込まれるかのように、その場所に当たってパリンって割れて」

佐野「あれはすごかった。僕も隣で見てたんですけど、当たった瞬間“うわっ! まじか”ってなって、一瞬、芝居するの忘れて、“あっ!”ってなったくらい(笑)」

本郷「僕も“おお!”って、芝居するの一瞬忘れた(笑)。あれは会心でしたね。そのお陰でCG代も数万円浮いたと思います」


(C)2018吉本興業

(C)2018吉本興業

――(笑)。佐野さんの印象に残っているシーンは?

佐野「僕はちょうど物語的にはそのシーンのすぐあとになるんですけど、5人で走るシーンですね。続きで撮ったんじゃなくて、また別の日に撮ったんですけど、めちゃくちゃ朝が早くて。でもそんな中でみんなで走ったのが大変だったけど、今思い返すと楽しかったです」

――佐野さんは他にも走るシーン多かったですよね。

佐野「走りました。特に最後の方で走るシーンは、全力で頑張りました(笑)。ドローンの動きに合わせなくちゃいけなかったりもして、何本も全力疾走して。全力で走らないと迫力が出ないので、あれはキツかったですね」

初共演の印象は優しいお兄ちゃん&想像を上回る好青年





事務所の先輩・後輩という関係性がありつつも、今回が初共演だったお二人。お互いの印象も聞いてみました。

佐野「僕が小さい頃から本郷さんのことは作品を通して観ているから、やっていらっしゃる役柄のせいもあって、ミステリアスな印象があったんです。だから現場では一言も声を交わさないとか、そんな感じなのかなって思っていたんですけど、実際に入ったらすごくしゃべりかけてきてくださって。それから、正直、僕からしたらもう大先輩なんで、そこで同級生役をやるってことで、僕が気を使ってしまうことをわかった上で、気を使わせないようにしてくださったりとかもしてくれて。気遣いがカッコいいんですよ。僕にとっては優しいお兄ちゃんみたいな存在です」

本郷「佐野くんとはこの映画でホントに初めましてだったので、全くどういう子かわからなかったんですけど、想像を上回る好青年でした。闇の気持ちがゼロな子だなって。大概、映画を一本一緒に撮ったりすると、良い面はもちろんなんですけど、どこか悪い面も見えてしまったりするもんなんですよ。でも佐野くんに関してはそういう瞬間が一瞬すらなかった。ホントに心がキレイな子なんだなって思いました」

佐野「ホントですか?(照笑)(闇の部分を)隠しきれたのかな(笑)」





――今回、お二人はW主演という立場でもありますが、その点で意識したことはありましたか?

佐野「本当は座長として引っ張るとかしなくちゃいけないんだとは思うんですけど、まだ主演の経験もそんなにないし、そんな技術もないので、まずは自分のことをしっかりやろうって思ってました」

本郷「僕も主演ってことで何かをするってことはなかったですけど、一応、みんなより年上だったので、現場の役者の意見をスタッフに伝えるってことだけはやってました」

佐野「すごくいろいろ言ってくださって」


――撮影がわりとタイトだったり、環境的にも寒かったり、大変なことも多かったとお聞きしました。

本郷「茨城の山奥で撮ってたんですけど、めちゃ寒かったです」

佐野「夜のシーンとかは震えながらやってました。あと杉の山に囲まれていて、時期も3月とかだったので花粉も厳しかったです。そういう意味では結構キツかったですね」


(C)2018吉本興業

(C)2018吉本興業

――そんな中でのムードメイカーは?

佐野「須賀(健太)くんですかね。面白いです。先輩にこんなこと言うのもって思うんですけど、すごくかわいらしいというか、愛くるしいというか。そういうところが大好きでした」

本郷「わざと大御所ぶったりするんですよ(笑)。自分の立場をすべてわかった上でのパフォーマンスをしてくれるんです。だからめちゃめちゃ賢いなって思って見てました」


――楽しそうな現場ですね。

佐野「現場では(生徒役の)5人で一緒にいることが多くて。最終日に夜が深くて寒かったっていうのもあって、ストーブを焚いてたんですよ。で、僕がその上で、ちょうど減量をしてた時期っていうのもあって、食べてたスモークタンを焼いてみたらすごくおいしくて。それをみんなにすすめたらおいしい! ってなって」

本郷「あれは最高だった(笑)」

佐野「それでスタッフさんが他にもチーズとか焼き鳥とかを買ってきてくださって。バーベキューみたいになって、すごく楽しかったです」


バレンタインデーの悲しい? エピソード




今作はミステリーでもありますが、高校生らしく、恋愛のエピソードもあります。そのお話も聞きつつ、お二人の学生時代のバレンタインデーエピソードも聞いちゃいました♡

――耕太は幼なじみに好意を寄せられてるのに、大人の女性に惹かれたりしてますよね。

佐野「耕太自身は幼なじみからの想いに気づいているのか、それとも鈍感なのか、冷たくしちゃうようなところがあるんですけど、僕自身もそれと似たようなことがあったので、気持ちはすごくわかりました。僕の悪いところでもあるんですけど、あんまり好き! って感じで迫られると、つい引いてしまうところがあって(苦笑)。逆に年上の女性に惹かれるっていう経験は高校時代の僕にはわからないところだったんですけど、最近は、年上の女性を魅力的だなって思うこともあって。だからこの年になってそういう気持ちがわかった上でこの役がやれたのは良かったですね」

本郷「僕はもう学生時代が遠い昔過ぎて。あの頃のことは何も覚えていない」


(C)2018吉本興業

(C)2018吉本興業

――今から、公開日がバレンタインデーと近かったので、学生時代のそんなエピソードも聞ければと思っていたのですが……。

本郷「(佐野さんに)共学だった?」

佐野「ずっと共学でした」

本郷「じゃあ、あるでしょう?」

佐野「いや、どれを話そうかと」

本郷「さすが! すごいね~(笑)」

佐野「違う違う!(笑) そういうモテた話がいっぱいあるとかじゃなくて。僕、高校から芸能活動を始めたんですけど、普通の高校に通ってて。その高校の歴史上、在学中に芸能活動をしたのが僕が初めてっていうようなところだったから、それだけで珍しかったんですよ。そのせいで自分で言うのもあれなんですけど、体育祭とかになると、写真撮ってくださいっていう女子の列ができたりもしてて(照笑)。だからバレンタインデーは正直、めっちゃ期待してて、カバンの中にスーパーのビニール袋を2枚も忍ばせて持って行ってたくらいだったんですけど」

本郷「かわいい(笑)」

佐野「でも実際はゼロで。ホントにゼロでした。同級生からは僕、こういうキャラなんで、もらえないとは思ってたんですけど、後輩からはもらえるんじゃないか? って。下駄箱とかも確認して、隣まで間違えて入ってないか確認したのになかったです。そういう悲しい思い出があります(笑)」

本郷「僕も下駄箱で思い出したんですけど、かわいい女の子から、直接渡すのは恥ずかしいから下駄箱にチョコを入れておいたよっていうメールが来て。えっ! うれしいって思ったんですけど、冷静に考えると下駄箱にチョコを入れるとは非常に不衛生な……」

佐野「あははは(笑)」

本郷「直接渡せないにしても、机の中とかもあったんじゃないかと。しかも、そのチョコが手作りで、しっかり密封とかされてない状態だったんですよ。それが靴のつま先の方に入っていて……」

佐野「勉強になるな(笑)」




――確かに靴の中に食べ物は不衛生ではありますね。女子は渡し方も気を付けようという教訓ということで(笑)。では、最後に、お二人が次に共演するとしたら、どんなものがいいかというのを教えてもらえますか?

佐野「今回はがっつり仲がいいとかの間柄じゃなかったので、僕がスポーツが好きなんで、なんかそういうものでパートナーみたいのをやりたいです。例えば、サッカーなら2トップのストライカーとか、野球ならピッチャーとキャッチャーとか」

本郷「それは荷が重い(笑)。スポーツものなら佐野くんがエースで、僕が監督っていう落としどころでどうでしょう? でも佐野くんはホントにいい子なので、また共演させてもらいたいなっていう想いはあります」

佐野「僕も共演させて頂きたいです!」

本郷「でも、その前にM!LK(佐野さん所属する、7人組アーティスト)のライブに行きたい」

佐野「嬉しい! ぜひ来てください。春にあるので(『M!LK SPRING TOUR 2019 “Treasure Treasure”』)」

本郷「うん!」



誘拐事件をきっかけに様々な人たちの本心が見えてくるミステリーであり、人間ドラマでもある映画『凜-りん-』は、2月22日より全国ロードショーです。普段はこんなに仲のいいお二人が、時には敵対する場面も見どころです!

読者のみなさまにプレゼント♡♡


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※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2019年2月21日(木)~2019年3月10日(日)まで

みなさまのご応募、お待ちしております♡

作品紹介


(C)2018吉本興業

映画『凜-りん-』
2月22日(金)より全国ロードショー
出演:佐野勇斗、本郷奏多/須賀健太、亀田侑樹、櫻井圭佑、大沢ひかる、平祐奈、椿鬼奴、須田邦裕、金田哲(はんにゃ)、好井まさお(井下好井)、片桐仁、堀部圭亮/勝村政信、石田ひかり(友情出演)、山口紗弥加

ストーリー


山間の村に住む耕太(佐野勇斗)は、友達の“大仏”こと石倉優太(須賀健太)、竜二(亀田侑樹)、真島(櫻井圭佑)らとつるみながら平凡な高校生活を送っていた。そんな折、東京から天童(本郷奏多)が転校して来る。周囲と積極的には馴染もうとはしない天童だったが、真島が声をかけたことで、何となく耕太たちと一緒に過ごす時間が増えて行く。一方、村では子供の誘拐事件が発生し、耕太らの通う高校の先生の子供が犠牲となる。犯人が見つからない中、村に古くから伝わる“100年に一度、村から子供が消える”という噂が広まり、耕太たちも犯人探しを始める。だがその最中に大仏の行方がわからなくなってしまい……。
(瀧本幸恵/カメラマン:山口真由子)

応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。(2019年3月10日現在)

この記事を書いたライター

瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています

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