中川大志さんがドラマ『賭ケグルイseason2』でパワーアップした強烈キャラを続投! 

昨年、人気漫画の実写化として放送され、個性的なキャラクターを若手俳優たちが振り切った演技で見せたことでも話題となったドラマ『賭ケグルイ』。そのヒットを受けて5月3日(金)より『映画 賭ケグルイ』が全国公開され、映画の導入でもあり、season1の続編となるドラマ『賭ケグルイ season2』が絶賛放送中です!

“ギャンブルの強さ”で生徒の階級が決まる名門高校を舞台に、一見おしとやかな美少女ですがギャンブル狂の蛇喰夢子(じゃばみゆめこ/浜辺美波さん)が、数々の難敵と対峙。学園を支配する桃喰綺羅莉(ももばみきらり/池田エライザさん)率いる生徒会から敵視されながらも、壮絶な駆け引きバトルに挑んで行きます。


ローリエプレス編集部では、season1から今作に出演し、season2でついに夢子とのギャンブル勝負の場に立つこととなった生徒会会計・豆生田 楓(まにゅうだ かえで)を演じる中川大志さんにインタビュー! 普段の中川さんとは全く違うイメージの、狡猾な野心家である豆生田を再び演じることになったときの想いや、注目の若手俳優が集まる現場の様子などを語っていただきました♡


目次

『賭ケグルイ』では他の作品ではできない芝居ができる




昨年の1月期に放送されたseason1に続き、season2にも出演できることに、中川さんは「嬉しかった」と、素直に喜びを口にします。

「season1の撮影をしているときから、続編をやりたいねっていう話はしていたんです。1では豆生田が夢子と戦うところまでは描けなかったので、次にやるとしたらそこだよねって。だから実現できてすごく嬉しかったです。1のときは他のキャラクターがギャンブルシーンをやっているのを見ていて、楽しそうだなって。豆生田は振るだけ振って、自分はやらなかったので(笑)。2ではその想いも発散できました。『賭ケグルイ』にはこの作品の中だからこそ成立する世界観とキャラクターがあるからこそ、僕らも他ではやれないような芝居のテンションができたりもするんです。振り切ってやれる楽しさがありますね」

――現場に入ったときは「戻ってきたな~」みたいな感覚もありましたか?

「制服を着て、メガネをかけて、あの空間に入るとありましたね。でも『賭ケグルイ』は普段よりギアを2、3段階上げて芝居をしないといけないので、その勘を取り戻すのはすぐにとはいきませんでした。Season1を見返したりもしました」

(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

season1では自ら戦うことはなく、周囲の人を駒のように扱って平静を保ってきた豆生田でしたが、season2では思わぬ誤算で夢子によってギャンブルの場に引きずり出され、本性が露わになって行きます。

「豆生田は一番上まで上り詰めることを目的としていて、そのためには手段を選ばない。自分が動くのは最終手段で、周りの人を動かして目的を果たそうとする。先の先まで物事を計算して組み立てられる人だなって思います。ただseason1まではそうだったんですけど、2になるとこれまで見えてこなかった表情も出てくるので、そこは自分も台本を読んでいて楽しみでした。というか、僕もそうなんですけど、みんなそれぞれ自分が演じているキャラクターに対して愛情がすごくあるんです。だから1よりもみんながパワーアップして役を作ってきていて。それが僕も刺激になりましたし、2から新しく入ってきたメンバーにもいい影響を与えていたと思います。それぞれのキャラがブラッシュアップされてますね」

――中川さんにとって豆生田はやりやすいキャラクターですか?

「疲れます(笑)。毎日毎日、1シーン1シーンのカロリーが高いので、やっていて疲れますね。特にギャンブルシーンはすごい。普段味わえないような緊張感と高揚感があるので、僕だけじゃなくてみんな撮影が終わると毎日ぐったりしてました(笑)。やり切ったという気持ちのいい疲労感なんですけどね。基本的な豆生田のキャラクターは、あまり表に感情を出さない、何を考えているかわからないような人で、抑え込んだ芝居なんです。ただ今回はそれが崩れていく。そこは観てる側としても楽しみにしているところだと思うので、やる側としても面白みを感じながらやりました」


夢子VS豆生田の対決がついにスタート




Season2の最大の見せ場ともなる夢子VS豆生田のシーンは、何十億という人生すべてをかける金額が賭けられ、緊迫したやり取りが続きます。ただ演じる中川さん自身は先の手を知っているだけに、一つひとつのリアクションを取るのは難しいところもあったそう。

「現実味のない額を賭けてゲームをするので、まずは演じる自分がどれだけそれを信じられるかだと思うんです。その上、自分は台本を読んでいて、結果も知っているわけですから、それをどれだけ忘れてやれるかというものあって。その辺は難しかったですね。カードを引くときはこの先の手を忘れて、一つひとつリアクションするようにしました。ただ同じシーンでカットを変えて何回もやったりもするので、苦労はしました。それから、同じ空間でずっと向かい合って一対一で芝居をするっていうのもあんまりない経験で。ギャンブルのシーンでは集中力を相当使いました」

(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

そんな緊張感のある現場では、共演者の方たちの存在が刺激となり、支えとなったと言います。

「(高杉)真宙(鈴井涼太役)とはこれまでも何回も共演しているので、そんなに一緒のシーンはなかったんですけど、会ったときは安心感がありました。基本的にはテンションが高いタイプじゃないと思うんですけど、周りに合わせて盛り上げようと話に乗ってくれたり、一緒にふざけたりしてくれます。ただそんなときは『大丈夫? 無理してない?』”って声をかけますけど。かわいい人です(笑)。浜辺美波ちゃんは、今回一緒にいることが多かったんですけど、すごくしっかりしているなって思いました。あとこの夢子という役を役者としてすごく楽しんでやっているのが伝わって来て。自分もそこに引っ張られて乗って行ける部分もありました。一緒にお芝居をしていて楽しかったです」

(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

――今作には個性的なキャラクターがたくさん出てきますが、中川さんが好きなキャラクターは?

「生志摩 妄(いきしまみだり/柳美稀さん)が好きですね。season1をやってるときに(監督の)英さんと豆生田は妄が好きなんじゃないか? っていう話をしていたんです。好きだったんだけど、彼女がギャンブルによってあんな風に壊れてしまって、それを切なく思いつつ、俺が元の妄を取り戻してやるみたいな(笑)。そんな感じをちょっと出してもいいんじゃないか? っていう話もしたりしてたんです。だから僕自身も妄のキャラクターは好きですけど、豆生田としても好きなんじゃないかと思います。演じていても妄は豆生田に対してガンガン向かって来て、それによって豆生田が普段見せない一面を見せたりもするので、そこはやっていて楽しかったです」


何が起きるんだろう? っていうのを楽しみに




最後に、中川さんのプライベートが少しだけ知れる質問にも答えていただきました♡

――中川さんは賭け事は好きですか?

「うーん、嫌いじゃないですかね(笑)。豆生田のように計算するというよりは、やっちゃえ! 行っちゃえ! みたいな感じですけど。結局、賭け事だから運じゃないですか。もう運に任せるしかないっていう考え方です」

――役者としての作品選びも、ある種、賭け事的な部分はありませんか?

「そういう意味では直感を大事にしているところはあります。(仕事を受けるにしても)ファーストインプレッションでやりたいと思うか、思わないかっていうのはありますね。もちろん次はこんな役をやってみたいとか、同じようなイメージが続かないように違う感じのをやってみたいとか、そういうのはあるんですけど、そういうことじゃなくて、最初に感じた作品のエネルギーというか、これは面白くなりそうだなっていう感じというか。だからもうホントに直感なんですけど」



――その直感は当たっていますか?

「けどそれが当たってたか、当たってなかったかという判断は何を基準にするかで違うから難しいですよね。ただ僕はこれまでやったものはすべてやって良かったと思っています。ときには現場がつらかったなとかはありますけど、それがあっての今だと思うので。だからお芝居もそうなんですけど、何でもやってみようって思うことが大事なんだと思います。何かを守ってやらなかったときほど、あとから自分が残念に思うこともないので。確かにこの仕事自体がギャンブルみたいなところはありますけど、何が起きるんだろう? っていうのを楽しみにやって行けたらと思います」

――ちなみに、豆生田は何よりものし上がって行くことを大切に生きていますが、中川さんが今、大切にしていることは何ですか? 豆生田のように人生に関わるようなことでなくていいのですが。

「それで言うと、布団のカバーと中の布団がずれないこと(笑)。わりとキレイ好きなところがあるので、毎朝、起きたときに必ずベッドメイキングをします。カバーと中の布団がずれている状態が一番ムカつくんですよ。あれだけは許せない(笑)。家に帰ってきて布団がぐちゃってなっているも嫌なので、必ずキレイにしてから出かけます!


「豆生田がいよいよ戦います! 確実にこれまでのキャラクターはseason1よりパワーアップしているし、新しく入ってきたキャラクターとの化学反応も生まれて、期待を裏切らない作品になっているのでぜひ見てください」と中川さんも太鼓判を押すドラマ『賭ケグルイ season2』。第三話より夢子VS豆生田の戦いが始まります!

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※抽選の基準などに関するお問い合わせには一切お答えできかねます
※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2019年4月16日(火)~2019年5月7日(火)まで

みなさまのご応募、お待ちしております♡

作品紹介


(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会・MBS

MBS/TBSドラマイズム『賭ケグルイ season2』
<MBS> 毎週日曜日 25時50分~放送(全5話)
<TBS> 毎週火曜日 25時30分~放送(全5話)
出演:浜辺美波、高杉真宙、松村沙友理(乃木坂46)、池田エライザ、中川大志、森川葵

4話のストーリー


ユメミ(松村沙友理)を陥れた真犯人、豆生田(中川大志)に対して、夢子(浜辺美波)は公式戦を申し込む。公式戦は夢子ら家畜と呼ばれる生徒に与えられた唯一の権利で、挑まれた者は拒否することはできない。予想外の展開に驚愕する豆生田、観客席の鈴井(高杉真宙)、芽亜里(森川葵)ら。また皇(松田るか)は自分が生徒会に返り咲くために、夢子を生徒会長にするための夢子と会長(池田エライザ)との公式戦を望んでいただけに、激しく動揺する。そんな中、夢子と豆生田とのギャンブルバトルが始まる。選ばれたゲームは“選択(チョイス)ポーカー”。ジョーカーを除いた52枚のカードで行うポーカーで、5枚のカードを一度だけチェンジし、役の優劣を競う。ただし、このポーカーにはフォールもコールもなく、ベットとレイズのみ。そして掛け金は無限。より多くの金を積んだ者に選択権が与えられるため、大金を持つプレイヤーが圧倒的に優位となる。生徒会の会計として莫大な資金を動かす豆生田は、最初に10億円のチップを購入。圧倒的に豆生田が有利な状態からゲームはスタートするが……。
(瀧本幸恵/カメラマン:稲澤朝博)

応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。(2019年5月7日現在)

この記事を書いたライター

瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています

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