岸井ゆきの×成田凌が主演♡ 片思い暴走女子のちょっと変わった恋愛映画『愛がなんだ』
朝ドラ『まんぷく』で話題の岸井ゆきのさんと、今年度の日本アカデミー賞、新人俳優賞を受賞した成田凌さんという組み合わせで、ちょっと変わった男女の恋愛模様を描いた映画『愛がなんだ』が、4月19日(金)より公開となります。
岸井さん演じる平凡なOL・テルコは、成田さん演じるダメ男“マモちゃん”に恋をし、仕事も何もかも放り投げて、その恋に一心不乱に突き進んで行きます。その姿は客観的に見るとありえない! とも思うのですが、岸井さんの見せるキュートな仕草や笑顔にいつのまにかきゅん♡ としてしまい、テルコが愛おしい存在に見えてきます。“マモちゃん”もこんなダメ男……と思うのですが、成田さんが見せるダメっぷりもどこか魅力的で惹かれてしまいます。
ローリエプレス編集部では、少し不思議な恋愛関係を表現した岸井さんと成田さんにインタビュー! ご自身の恋愛観なども交えながら、撮影の裏話などを語っていただきました♡
今作の主人公、テルコと“マモちゃん”ことマモルは、誰もが憧れるような恋愛映画のヒロイン、ヒーローではなく、ともすると反感を買ってしまいそうな二人。けれどもそんな二人を岸井さん、成田さんが演じることで、完全には共感できないけど、なんだか魅力を感じてしまう愛おしいキャラクターになっています。
岸井「最初に原作を読んだときはテルコはすごい熱量だと思って、ちょっと引いちゃったくらいだったんですけど(笑)。でもテルコの主観で考えてみると、すごく単純なんですよね。ただただマモちゃんが好きっていう。仕事を辞めてしまったり、周りあるものを捨ててまでマモちゃんに向かいっていくっていうのは私自身は理解できないけど、でもそうしたいっていう気持ちってみんなにあるものだなって思うから、そこはあまり難しく考えずに、マモちゃん一直線に演じました。でもテルコってすごくマモちゃんのことを好きなくせに、本音では話してないんですよ。いつも本音の1、2歩手前で止まって、マモちゃんに気を使ってる。微妙な距離感があるんです」
――テルコはおなじ女性からすると、ちょっとイラっとするようなところもあるんですけど、岸井さんが演じているとなんだかそれすらかわいらしく見えてくるのですが、そこは演じる上で意識されてましたか?
岸井「私自身はかわいく見せようとは思ってないし、たぶんそういう考え方は役を演じるには邪念だと思うんです。だから私はとにかくテルコがどれだけマモちゃんを好きかっていうのをだけを考えてやってました。ただそうやって演じたものが、画面を通してそんな風に感じてもらえたのなら、それはすごく嬉しいですね」
――マモルもなかなかおなじ男性として共感しにくいキャラクターではなかったですか?
成田「岸井さんもおっしゃってたように、マモルの主観になって理性を捨てると共感できるというか、そうなるよなとは思えました。ただ時々客観的にこんなことを言えちゃうのはすごいなって思ったりはしてましたけど(笑)」
――マモルを演じる上で気をつけていたことはありますか?
成田「イラっと来る瞬間みたいなのははっきり見せた方がいいなっていうのと、マモルはいろいろテルコに対して酷いことをしてますけど、それをマモル自身が意識的なのか無意識なのかは常に曖昧にしたいなって思ってました。例えば、道を歩くときはテルちゃんが常に車道側とか。一緒に焼き芋を食べるときも、袋つきの方と、裸の方とをどっちを渡すのかとか。なんか誰かにわかるんだか、わからないんだかくらいのユーモアは欲しいなって思って。あとはキツいセリフを、わざと棒読みっぽくしてみたり。なるべく力が入らないようにするのを意識してました」
――完成作を観たりして、客観的にマモルにイラっとすることとかはなかったですか?
成田「居酒屋のシーンは本当にイラっとする(笑)。居酒屋でテルコと話してて、食べてもいないのに一回モグっとするとか。俺、こんなことやってたんだって思って。自分の奥の方で意識していた、マモルってそういう奴っていうのがあって、それが無意識に出てたんですけど。“ねっ”て言うときの言い方とかもそうだし」
岸井「あのシーンは何テイクも撮ったから、結構いろいろ出ちゃってるよね(笑)」
成田「出ちゃってる。成田凌的部分も出てきてる(笑)。確か12回くらいやったよね?」
岸井「やった。ちょっとさっきと変えようかなとか、ホントにいろいろやって」
成田「編集室で監督と映像見ながら、監督は“うわっ、これムカつく。いいね~”とかって言ってるんだけど、僕はこんなムカつく感じでやってなかったんだけどなって思いながら。もうちょっと優しさ出てたと思ってたんだけど(笑)」
普通のOLのテルコが、デザイン事務所に勤める普通のサラリーマンであるマモルに恋をした日常を描く本作には、特別なセットや、CGを使った壮大なシーンなどはないのですが、日常を描いてるからこその素敵なシーンもたくさんあります。
――お二人が印象に残ってるシーンはありますか?
成田「さっき話した居酒屋のシーンも何回もやったので印象には残ってるんだけど、あとはテルコと二人で部屋でただしゃべってるシーンとかかな」
岸井「うどんを食べるところだよね。あれも長回しだった」
成田「そう。何分あったんだろう? っていう。あのシーンは次に何を言うかわからない感じのマモルと、それにそわそわしているテルコがいて。別の鍋焼きうどんのシーンともつながっていたりもして、あのシーンだけのショートフィルムにしても、この二人の関係性が伝わるんじゃないかなっていうような感じで。それから、監督がこういうシーンになると二人のどちらかにセリフを追加することがあって。このときも僕にだけうどんを食べて“優しい”って言ってって。だからうどんを食べながら急に緊張してきちゃて(笑)」
岸井「“優しい”って何!? って思った(笑)」
成田「でもそれもなんかパワーのある言葉だなって思って。だからこのシーンは結構好きだな」
岸井「私は美容院以外で人にシャンプーされたのは人生で初めてで。試写で見て、恥ずかしくなりました」
成田「しかも正面からね(笑)。確かに、撮影のときもテルちゃんが照れてたから、恥ずかしいんだろうなって思ってた」
岸井「あとは別荘のシーンも楽しかったな」
成田「本編では残念ながらカットされちゃったんですけど、朝食のシーンとかもめっちゃ良かったよね。ほんとに眠かったし(笑)」
岸井「すごく、大変な撮影で。みんなほとんど寝ずに頑張りました」
成田「いや~映画の現場だなって思いましたけどね(笑)」
岸井「すごく思い出深いです」
――観ていて、テルコがマモルが好きになってしまうすみれ(江口のりこさん)に対しての感情をラップに乗せて言うシーンは印象に残りました。
岸井「あれもすっごい長回しだったし、ホントに緊張しました。マモちゃんはタクシーに乗るし、すみれさん帰るし、自分の移動もあるし、照明も歌い始めはついてて、終わるころには消えてるとか、すごく大変で。しかもその日、ちょうどワールドカップの日本戦の日で、街がざわついていて」
成田「そうそう。だから待ち時間もずっと耳を塞いで、結果がわからないようにしてたんだけど、僕がセリフをしゃべってる最中に点が入って。周りからわー! って声が聞こえてきて、一瞬、頭が真っ白になりました(笑)」
――最初の段階からラップはやることになっていたんですか?
岸井「そうなんです。最初に頂いた準備稿(最初の段階での台本のこと)の段階からラップって書いてあって。でもそのときは途中でなくなるだろうなって思ってたんですけど、台本が改訂されても重要事項のように入ってて。それでこれはまずいなと思っていたら、ラップの音源が送られてきて。ラップは、やったことがなかったので、先生もついてくださったんですけど、上手いとか下手とかが重要じゃなくて、感情を乗せることが大事なんだと言ってくださって。そこを大切に頑張りました。でも今でも大丈夫かな?と心配です」
成田「でもこういうのが一個、作品の中にあると面白いよね」
岸井「私は怖いよ~。撮影は2回くらいしかやってないんですけど、リハーサルをホントに何度もやって。テルコ的にはすごく傷ついているシーンでもあったから、ホントに大変でした」
“どうしてだろう、私はいまだに田中マモルの恋人ではない”というテルコの印象的なモノローグがあるように、二人の関係は恋人ではありません。ただ普通の恋人同士以上にラブラブな瞬間があったり、テルコ自身は盲目的にマモちゃんが好きだったりと、とても微妙な関係性だったりします。
――お二人はテルコとマモルの間に愛は存在していたと思いますか?
岸井「テルコにとっての愛はマモちゃんだと思います。ただすごく一方的ではありますけど」
成田「そこは難しいですね。それを曖昧にしている物語だから。ただマモルにもテルコに対して情みたいなものはあるし、それは愛してるっていうことではないのかもしれないですけど、多少の愛情はあるとは思いますね」
――ではそれぞれ個人的に、二人の恋愛についてはどう思ってましたか?
岸井「あんな風にすべてを捨てて、好きな人に向かって行く熱量は私にはないので、テルコを羨ましいなって思いました。やっぱり自分ではできないなって」
成田「実際にテルコとマモルのような関係性の人たちはいるんだろうなと思いますし、その関係が良いとか悪いとかではなく、それも一つの恋愛の形なんだと思いますね」
岸井さんと成田さんだからこそ表現できた、微妙な関係の男女の恋愛を楽しめる、映画『愛がなんだ』は、4月19日より全国ロードショーです!
今回ローリエプレスから、岸井ゆきのさん、成田凌さんサイン入りチェキを抽選で1名の方にプレゼント♡
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上記条件を満たしてくれた方の中からプレゼントします!
※鍵付きアカウントに関しては応募状況の確認ができないため、無効とさせていただきますことを予めご了承ください
※抽選の基準などに関するお問い合わせには一切お答えできかねます
※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2019年4月19日(金)~2019年5月7日(火)まで
みなさまのご応募、お待ちしております♡
映画『愛がなんだ』
4月19日(金)より全国ロードショー
出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、筒井真理子、片岡礼子、江口のりこ
ストーリー
友人の結婚式の二次会で出会った山田テルコ(岸井ゆきの)と田中マモル(成田凌)。猫背で冴えないマモルだが、テルコはその綺麗な手に惹かれてしまい、“マモちゃん”に恋をしてしまう。それ以来、“マモちゃん”中心の生活になってしまったテルコは、マモルからの連絡を待ち、仕事も手につかない日々が続く。マモルに呼び出されればいつでも、どこでも駆けつけるテルコだったが、マモルの方はそんなテルコを深夜に一人で帰らせたりと冷たくあしらう。テルコの親友・葉子(深川麻衣)は、そんなテルコを心配してマモルとは関わらないようにと助言するも、テルコは聞こうともしない。だがある日、マモルのテルコに対する態度が急変。優しく接してくれるマモルにテルコは嬉しくなり、それからは恋人同士のような甘い日々が始まる。毎日のようにマモルと会い、マモルの部屋にも当たり前のように泊まるテルコ。そのせいで会社での勤務態度が以前にも増して悪くなり、クビになってしまうが、それさえも意に介さない。しかしマモルがまたテルコへの態度を急変させ、マモルからテルコへの連絡が一切来なくなってしまう。
(瀧本幸恵/カメラマン:石井小太郎/ヘアメイク:星野加奈子[岸井ゆきの]、宮本愛[yosine.・成田凌]/スタイリスト:岡本純子[アフェリア・岸井ゆきの]、伊藤省吾[シトル・成田凌]/衣装:ワンピース ¥38,000[REKISAMI (03-3373-7493)・岸井ゆきの])
応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。(2019年5月7日現在)
岸井さん演じる平凡なOL・テルコは、成田さん演じるダメ男“マモちゃん”に恋をし、仕事も何もかも放り投げて、その恋に一心不乱に突き進んで行きます。その姿は客観的に見るとありえない! とも思うのですが、岸井さんの見せるキュートな仕草や笑顔にいつのまにかきゅん♡ としてしまい、テルコが愛おしい存在に見えてきます。“マモちゃん”もこんなダメ男……と思うのですが、成田さんが見せるダメっぷりもどこか魅力的で惹かれてしまいます。
ローリエプレス編集部では、少し不思議な恋愛関係を表現した岸井さんと成田さんにインタビュー! ご自身の恋愛観なども交えながら、撮影の裏話などを語っていただきました♡
微妙な関係の男女の曖昧な恋愛
今作の主人公、テルコと“マモちゃん”ことマモルは、誰もが憧れるような恋愛映画のヒロイン、ヒーローではなく、ともすると反感を買ってしまいそうな二人。けれどもそんな二人を岸井さん、成田さんが演じることで、完全には共感できないけど、なんだか魅力を感じてしまう愛おしいキャラクターになっています。
岸井「最初に原作を読んだときはテルコはすごい熱量だと思って、ちょっと引いちゃったくらいだったんですけど(笑)。でもテルコの主観で考えてみると、すごく単純なんですよね。ただただマモちゃんが好きっていう。仕事を辞めてしまったり、周りあるものを捨ててまでマモちゃんに向かいっていくっていうのは私自身は理解できないけど、でもそうしたいっていう気持ちってみんなにあるものだなって思うから、そこはあまり難しく考えずに、マモちゃん一直線に演じました。でもテルコってすごくマモちゃんのことを好きなくせに、本音では話してないんですよ。いつも本音の1、2歩手前で止まって、マモちゃんに気を使ってる。微妙な距離感があるんです」
――テルコはおなじ女性からすると、ちょっとイラっとするようなところもあるんですけど、岸井さんが演じているとなんだかそれすらかわいらしく見えてくるのですが、そこは演じる上で意識されてましたか?
岸井「私自身はかわいく見せようとは思ってないし、たぶんそういう考え方は役を演じるには邪念だと思うんです。だから私はとにかくテルコがどれだけマモちゃんを好きかっていうのをだけを考えてやってました。ただそうやって演じたものが、画面を通してそんな風に感じてもらえたのなら、それはすごく嬉しいですね」
――マモルもなかなかおなじ男性として共感しにくいキャラクターではなかったですか?
成田「岸井さんもおっしゃってたように、マモルの主観になって理性を捨てると共感できるというか、そうなるよなとは思えました。ただ時々客観的にこんなことを言えちゃうのはすごいなって思ったりはしてましたけど(笑)」
――マモルを演じる上で気をつけていたことはありますか?
成田「イラっと来る瞬間みたいなのははっきり見せた方がいいなっていうのと、マモルはいろいろテルコに対して酷いことをしてますけど、それをマモル自身が意識的なのか無意識なのかは常に曖昧にしたいなって思ってました。例えば、道を歩くときはテルちゃんが常に車道側とか。一緒に焼き芋を食べるときも、袋つきの方と、裸の方とをどっちを渡すのかとか。なんか誰かにわかるんだか、わからないんだかくらいのユーモアは欲しいなって思って。あとはキツいセリフを、わざと棒読みっぽくしてみたり。なるべく力が入らないようにするのを意識してました」
――完成作を観たりして、客観的にマモルにイラっとすることとかはなかったですか?
成田「居酒屋のシーンは本当にイラっとする(笑)。居酒屋でテルコと話してて、食べてもいないのに一回モグっとするとか。俺、こんなことやってたんだって思って。自分の奥の方で意識していた、マモルってそういう奴っていうのがあって、それが無意識に出てたんですけど。“ねっ”て言うときの言い方とかもそうだし」
岸井「あのシーンは何テイクも撮ったから、結構いろいろ出ちゃってるよね(笑)」
成田「出ちゃってる。成田凌的部分も出てきてる(笑)。確か12回くらいやったよね?」
岸井「やった。ちょっとさっきと変えようかなとか、ホントにいろいろやって」
成田「編集室で監督と映像見ながら、監督は“うわっ、これムカつく。いいね~”とかって言ってるんだけど、僕はこんなムカつく感じでやってなかったんだけどなって思いながら。もうちょっと優しさ出てたと思ってたんだけど(笑)」
人にシャンプーされたのは人生で初めて
普通のOLのテルコが、デザイン事務所に勤める普通のサラリーマンであるマモルに恋をした日常を描く本作には、特別なセットや、CGを使った壮大なシーンなどはないのですが、日常を描いてるからこその素敵なシーンもたくさんあります。
――お二人が印象に残ってるシーンはありますか?
成田「さっき話した居酒屋のシーンも何回もやったので印象には残ってるんだけど、あとはテルコと二人で部屋でただしゃべってるシーンとかかな」
岸井「うどんを食べるところだよね。あれも長回しだった」
成田「そう。何分あったんだろう? っていう。あのシーンは次に何を言うかわからない感じのマモルと、それにそわそわしているテルコがいて。別の鍋焼きうどんのシーンともつながっていたりもして、あのシーンだけのショートフィルムにしても、この二人の関係性が伝わるんじゃないかなっていうような感じで。それから、監督がこういうシーンになると二人のどちらかにセリフを追加することがあって。このときも僕にだけうどんを食べて“優しい”って言ってって。だからうどんを食べながら急に緊張してきちゃて(笑)」
岸井「“優しい”って何!? って思った(笑)」
成田「でもそれもなんかパワーのある言葉だなって思って。だからこのシーンは結構好きだな」
岸井「私は美容院以外で人にシャンプーされたのは人生で初めてで。試写で見て、恥ずかしくなりました」
成田「しかも正面からね(笑)。確かに、撮影のときもテルちゃんが照れてたから、恥ずかしいんだろうなって思ってた」
岸井「あとは別荘のシーンも楽しかったな」
成田「本編では残念ながらカットされちゃったんですけど、朝食のシーンとかもめっちゃ良かったよね。ほんとに眠かったし(笑)」
岸井「すごく、大変な撮影で。みんなほとんど寝ずに頑張りました」
成田「いや~映画の現場だなって思いましたけどね(笑)」
岸井「すごく思い出深いです」
――観ていて、テルコがマモルが好きになってしまうすみれ(江口のりこさん)に対しての感情をラップに乗せて言うシーンは印象に残りました。
岸井「あれもすっごい長回しだったし、ホントに緊張しました。マモちゃんはタクシーに乗るし、すみれさん帰るし、自分の移動もあるし、照明も歌い始めはついてて、終わるころには消えてるとか、すごく大変で。しかもその日、ちょうどワールドカップの日本戦の日で、街がざわついていて」
成田「そうそう。だから待ち時間もずっと耳を塞いで、結果がわからないようにしてたんだけど、僕がセリフをしゃべってる最中に点が入って。周りからわー! って声が聞こえてきて、一瞬、頭が真っ白になりました(笑)」
――最初の段階からラップはやることになっていたんですか?
岸井「そうなんです。最初に頂いた準備稿(最初の段階での台本のこと)の段階からラップって書いてあって。でもそのときは途中でなくなるだろうなって思ってたんですけど、台本が改訂されても重要事項のように入ってて。それでこれはまずいなと思っていたら、ラップの音源が送られてきて。ラップは、やったことがなかったので、先生もついてくださったんですけど、上手いとか下手とかが重要じゃなくて、感情を乗せることが大事なんだと言ってくださって。そこを大切に頑張りました。でも今でも大丈夫かな?と心配です」
成田「でもこういうのが一個、作品の中にあると面白いよね」
岸井「私は怖いよ~。撮影は2回くらいしかやってないんですけど、リハーサルをホントに何度もやって。テルコ的にはすごく傷ついているシーンでもあったから、ホントに大変でした」
結局、テルコとマモルの愛って?
“どうしてだろう、私はいまだに田中マモルの恋人ではない”というテルコの印象的なモノローグがあるように、二人の関係は恋人ではありません。ただ普通の恋人同士以上にラブラブな瞬間があったり、テルコ自身は盲目的にマモちゃんが好きだったりと、とても微妙な関係性だったりします。
――お二人はテルコとマモルの間に愛は存在していたと思いますか?
岸井「テルコにとっての愛はマモちゃんだと思います。ただすごく一方的ではありますけど」
成田「そこは難しいですね。それを曖昧にしている物語だから。ただマモルにもテルコに対して情みたいなものはあるし、それは愛してるっていうことではないのかもしれないですけど、多少の愛情はあるとは思いますね」
――ではそれぞれ個人的に、二人の恋愛についてはどう思ってましたか?
岸井「あんな風にすべてを捨てて、好きな人に向かって行く熱量は私にはないので、テルコを羨ましいなって思いました。やっぱり自分ではできないなって」
成田「実際にテルコとマモルのような関係性の人たちはいるんだろうなと思いますし、その関係が良いとか悪いとかではなく、それも一つの恋愛の形なんだと思いますね」
岸井さんと成田さんだからこそ表現できた、微妙な関係の男女の恋愛を楽しめる、映画『愛がなんだ』は、4月19日より全国ロードショーです!
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※応募期間:2019年4月19日(金)~2019年5月7日(火)まで
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作品紹介
映画『愛がなんだ』
4月19日(金)より全国ロードショー
出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、筒井真理子、片岡礼子、江口のりこ
ストーリー
友人の結婚式の二次会で出会った山田テルコ(岸井ゆきの)と田中マモル(成田凌)。猫背で冴えないマモルだが、テルコはその綺麗な手に惹かれてしまい、“マモちゃん”に恋をしてしまう。それ以来、“マモちゃん”中心の生活になってしまったテルコは、マモルからの連絡を待ち、仕事も手につかない日々が続く。マモルに呼び出されればいつでも、どこでも駆けつけるテルコだったが、マモルの方はそんなテルコを深夜に一人で帰らせたりと冷たくあしらう。テルコの親友・葉子(深川麻衣)は、そんなテルコを心配してマモルとは関わらないようにと助言するも、テルコは聞こうともしない。だがある日、マモルのテルコに対する態度が急変。優しく接してくれるマモルにテルコは嬉しくなり、それからは恋人同士のような甘い日々が始まる。毎日のようにマモルと会い、マモルの部屋にも当たり前のように泊まるテルコ。そのせいで会社での勤務態度が以前にも増して悪くなり、クビになってしまうが、それさえも意に介さない。しかしマモルがまたテルコへの態度を急変させ、マモルからテルコへの連絡が一切来なくなってしまう。
(瀧本幸恵/カメラマン:石井小太郎/ヘアメイク:星野加奈子[岸井ゆきの]、宮本愛[yosine.・成田凌]/スタイリスト:岡本純子[アフェリア・岸井ゆきの]、伊藤省吾[シトル・成田凌]/衣装:ワンピース ¥38,000[REKISAMI (03-3373-7493)・岸井ゆきの])
応募期間は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。(2019年5月7日現在)
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この記事を書いたライター
瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています