蛙化現象が起きてない? 好きだったのに嫌悪感を抱く原因と対処法

大好きだったはずの彼と両思いになった途端に、恋心が冷めてしまった経験はありませんか? もしかすると、あなたのその気持ちの変化は蛙化現象かもしれません……! 蛙化現象になる原因や対処方法を紹介します♡

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目次

蛙化現象に悩まされる女子へ


片思いをしているときは大好きだった相手に対して、いざ両思いになると「なぜこの人を好きだと思っていたんだろう」と悶々としていませんか?
そんな突然の気持ちの変化は『蛙化現象』にあてはまります。まずは、蛙化現象とはどんな状態を指すのかチェックしましょう!

蛙化現象の意味と読み方


蛙化現象は『かえるかげんしょう』と読み『両思いになった途端に恋心が冷めてしまう現象』を意味します。

普通は好きな人があなたのことを好きになってくれたら「こんなに幸せなことはない!」と思うくらい、嬉しい気持ちでいっぱいになりますよね♡
しかし、蛙化現象に悩まされている人は『好意を素直に受け取れない』心理状況にあります。



片思いしているときはあなたのほうが大好きだったにもかかわらず、彼も気持ちを受け入れて両思いになると「思っていた人と違う」「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうのです。
せっかく好きな人に告白されたのに断ってしまったり、付き合ってもすぐに別れてしまったりします……。

蛙化現象の由来はグリム童話


蛙化現象の由来は『グリム童話』の『かえるの王子様』といわれています。
かえるの王子様は、はじめは女性が男性のことを『かえる』のように気味の悪い存在だと思っていたのに、あるときを境に『王子様』のように輝いて見える心理状態を描いた童話です。

子供向けにかえるが王子様に変わるストーリーに簡略化されています。蛙化現象は、かえるの王子様とは反対の流れです。



王子様のようにすてきに見えていた男性が、あるできごとを境に、かえるのように好印象を抱けなくなってしまう存在に変わることから、名付けられた心理現象とされています。

蛙化現象が起きる主な原因


せっかく好きな人と結ばれたのなら、そのまま彼のことを大好きでいたいですよね♡
しかし、そんな思いを抱えていても、蛙化現象に悩まされる人もいます。ここでは、蛙化現象が起きる主な原因を見てみましょう!

蛙化現象が起きる原因1. 両思いになることが目標だった


好きな人に片思いしているときは、いつでも彼のことを想いさまざまなアプローチを頑張りますよね♡
しかし、努力して思いが実ったことで「好きな人と付き合えた!」という『達成感』から燃え尽きてしまうことがあります。付き合った途端に、蛙化現象に悩まされてしまうかもしれません。



片思いは辛いこともありますが、追いかける恋愛はとても『刺激的』なことも多いのが魅力です。両思いになるとそのドキドキ感がなくなり、つまらないと感じてしまう人もいるでしょう。

感情のままに片思いと別れを繰り返すと『常に自分に興味を持たない男性』を追いかける恋が普通になってしまいます……。いつまでも両思いの人と結ばれない悪循環が生まれてしまう原因です。

蛙化現象が起きる原因2. スキンシップに抵抗感がある


蛙化現象に悩まされる理由に『スキンシップが苦手』『性的な目で見られるのが怖い』といった感情があります。
片思いをしている最中は、自分だけが彼を見つめており『一方通行』の世界で完結しています。あなたの世界の中では、彼が王子様やアイドルのような存在になっているかもしれませんね♪

しかし、両思いになると、あなたの世界に彼も登場します。彼のほうもあなたに特別な気持ち抱いたり、行動を起こしたりするでしょう。



自分の想像とは違う彼を目にしたとき、急に彼のことが『生身の男性』として感じられて苦手意識が湧いてしまうのです。『1人の人間』としてではなく『女性』として見られるようになることで、戸惑いを感じてしまうこともあります。

蛙化現象を放置するとどうなる?


蛙化現象が発生すると「好きだったはずなのに……」と辛い気持ちでいっぱいになりますよね。気持ちを押し込めて、彼と一緒にいるとますます辛い気持ちになってしまうかもしれません……♡

蛙化現象を放置すると危険1. 相手の好意に苦しくなってしまう


蛙化現象が起こると、相手に好意を向けられない自分・行為を受け取れない自分に『罪悪感』を感じてしまいますよね。

付き合う前は積極的にアプローチしていたものの、いざ交際がスタートすると無意識によそよそしくしてしまったり冷たくしてしまったりする自分に気づきます。



自分から好意を向けていたために、彼に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうでしょう。その罪悪感を抱えたまま彼と過ごしていると、彼と会うこと自体が苦痛になってきます。
「好きだったはずなのに、会いたくない」と感じてしまうこの状況が、蛙化現象で一番辛いことかもしれません。

蛙化現象を放置すると危険2. どんどん相手に魅力を感じなくなる


あなたの好意は減る一方で、彼の思いは募っていきます。理不尽なことですが、自分に満足している人は『自分が相手より魅力的』ゆえの気持ちの温度差と納得してしまいます。

無意識にうちに『自分は相手より上だ』と認識して、ますます彼に魅力を感じなくなるケースもあるでしょう。



「こんな自分のことを好きだなんて」「女性を見る目がない」と感じ、彼の価値観を否定し、気持ちに応えられなくなってしまうこともあります。
蛙化現象に悩まされていることで、自分に自信がなくなるケースも珍しくありません。

蛙化現象が起きやすいのはこんな人


ここでは、蛙化現象はどのような人に起きやすいかを紹介します!「もしかしたらあてはまるかも……!?」と感じたら、早めの対策を心がけましょう♡

蛙化現象を起こしやすい人の特徴1. 理想の男性像がある


理想の男性像があったり、少女漫画や恋愛ドラマのような恋に憧れていたりすると、蛙化現象に悩まされてしまうかもしれません。



男性に対して『こうあってほしい』『こうあるべき』という理想を抱いていると、付き合った相手を知るにつれてイメージとの差に気持ちが冷めてしまいます。
理想の男性像を思い描くのはよいことですが『過度な期待』を抱くと蛙化現象も起こりやすくなるものです。

理想と違ったとしても「目の前の彼も好きだな!」と思えると、すてきな恋愛ができるでしょう♡

蛙化現象を起こしやすい人の特徴2. 付き合った経験がほとんどない


恋愛経験が少ないことで付き合っても「どうしたらよいの?」と不安ばかりが大きくなってしまい、結果として蛙化現象に悩まされてしまいます。

誰でも、はじめは未知の世界に戸惑うのが普通です。近年では恋愛経験が少ない女性も多いため、経験の多少は気にしなくて大丈夫ですよ♡



「私は恋愛に向いていない……」と落ち込みそうになったら、恋愛経験豊富な人に相談したり彼と素直に向き合ったりすることで解決していきましょう♪

蛙化現象が起きたらどうすればよい?


蛙化現象が起きてしまうと、彼と会うのが苦痛になったり悲しい気持ちになったりしますよね……。
ここでは、蛙化現象が起きてしまったときの対処方法を紹介します♡

蛙化現象の対処法1. 相手と距離を置いてみる


蛙化現象に悩まされているときは、彼から好意を向けられれば向けられるほどに嫌悪感が募ってしまいます……。

せっかく好きな人と結ばれたときに「いやだ」と思ってしまうことは悲しいことです。自分の気持ちの変化が大きな理由であるだけに、罪悪感もありますよね……♡



そんなときは、1度彼との距離を置いてみましょう!
我慢して一緒に居続けるよりも、いったん離れて彼に冷めてしまった理由や原因を考えたり、気持ちをリフレッシュさせたりするほうが、今後の解決につながる可能性が高まります。

蛙化現象の対処法2. 徐々に直してほしいところを伝える


彼に冷めてしまう理由はなんでしょうか?
たとえば話し方・口グセ・態度・LINEでのやり取り・好意の伝え方など『細かい部分』で気持ち悪いと感じてしまうのであれば、距離が縮まるまで待ちましょう。

彼との関係性が深まったときであれば、直してほしいところも伝えやすくなりますよね♡ もちろん、我慢したままでは苦しいと感じるなら、今すぐにお願いしてみるのもありです。

話す際は、できる限り相手を傷つけないように、言い方を工夫してみましょう!「やめてほしい」とストレートに指摘すると、否定されたように感じてしまいます。



「これからも2人で一緒にいたいから少しだけ意識してみてくれないかな」とやんわりお願いすれば、彼との話し合いで改善できるかもしれませんよ♡

蛙化現象の対処法3. いろいろな男子と接する


男性に対して理想像を抱いたりアイドル視してしまったりすると、付き合いの始まりとともに『人間らしさ』を感じ、幻滅してしまうことがあります……!

男性に対してあまり慣れていない人は、いろいろなタイプの異性と接することで『男性はどう考えるのか』『男性はこんなときどうするのか』を勉強しておくとよいでしょう。

男性についての知識があると、実際に恋愛したときのギャップが少なくなるはずですよ♪

まずは、同年代や恋愛対象になる可能性のある人に限らず、自分が「この人となら自然に話せるかも」と思う身近な異性から始めましょう。
定期的に続けていくと、少しずつ男性特有の考え方や行動に慣れていくかもしれません♡

蛙化現象は自己肯定感が低いことが原因であることも


「どうせ私なんて」「どうしてこうなんだろう」が口グセになっていませんか? 蛙化現象が起きるのは『自己肯定感』が低いことが原因の場合もあります。



蛙化現象が起こる理由1. 自分は愛されるはずがないと考えてしまう


自己肯定感が低い人は『自分のことが嫌い』な傾向にあります。せっかく好きな人が愛情を向けてくれても「こんな私を好きだと思うなんてありえない」と向けられた愛情を受け入れられません。

その結果「気持ち悪い」「一緒に居たくない」と感じ、彼からの愛情を拒絶してしまいます。まずはあなた自身が自分のことを愛せるようになりましょう!
そうはいっても、今まで嫌いだと思っていたことをすぐに好きになるのは難しいですよね。

「今日は上手く髪をセットできた」「いつもより早起きできた」など、自分の中『ちょっとだけ好きなポイント』を見つけることから始めてみます。
昨日よりも今日の自分を好きになれれば、少しずつ自分のこと肯定できるはずです♡

蛙化現象が起こる理由2. 毎日寝る前に前向きなことを思い浮かべよう


「今日も私はダメだった」「どうしてこうなんだろう」と、ネガティブな気持ちを抱えたまま過ごしていると、ずっと辛い気持ちを引きずってしまいます……。



自己評価が低いままだと、彼に好意を向けられたときに「こんな私を好きになるなんて」と否定的になってしまうかもしれません。

思考のクセを改善するためには『自己評価を上げる』ことが近道です♡ 毎日寝る前に今日できたことを思い浮かべ「やってみてよかったな♪」と前向きな気持ちで心を満たします。
毎日続けることで、自己肯定感を少しずつアップしていけるでしょう。

蛙化現象、焦らず自然な恋愛で幸せになろう





蛙化現象は、ほかの人から見ると「大したことない」と思われがちです。
しかし、本人にとっては深刻な問題です。恋愛に憶病になってしまったり大好きだった相手との別れを考えたりするくらい悩みますよね……。

もし蛙化現象に悩んでいるのであれば、まずは前向きなイメージを抱きましょう。自分のことを好きになるところから始めてると上手くいきますよ♡

悩める恋の悩み……♡ こちらの記事も参考にして、恋愛の悩みを解消していきましょう!

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この記事を書いたライター

さおり
アラサーWEBライター。恋愛、美容、ファッションなど20代女性のお悩みを解決できるような記事発信をしていていきます♡

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