知っておきたい神社の参拝方法とマナー♡ 正しい作法で初詣へ行こう!

もうすぐ今年も終わり、新しい年がやってきます。お正月と言えば、初詣。一年の幸運や良縁を祈願しに神社に足を運ぶ人も多いのではないでしょうか。今回は、神社を訪れる前に知っておきたい&知っておくと素敵なオトナ女子に近づける“神社の参拝方法とマナー”をご紹介いたします♡


スマートにお参りできるように、初詣の前にチェックしてみてくださいね♡
※参拝方法は神社や宗派によって異なる場合があります。ここでは一般的な方法をご紹介いたします。

目次

2020年の初詣へ行く前に! 知っておきたい【正しい神社の参拝方法】をチェック♡





参拝方法1.鳥居をくぐって境内へ


神社に着いてまず最初に見えるのは大きな鳥居。神社の一番外側にある大きな鳥居のことを「一の鳥居」と言います。一の鳥居の手前で立ち止まり、一礼します。



参拝方法2.手と口を清める


境内に入ってすぐ、水が流れている小さな小屋があります。これは手を清めるところ「手水舎(てみずや)」と言います。参拝をする前に手と口のけがれを落とし、清めましょう。



やり方


まず、柄杓(ひしゃく)に水をすくいます。以下の手順はすべて柄杓一杯分の水を使って行いましょう。

1.右手に柄杓を持ち、左手を清めます。
2.柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。
3.柄杓を右手に持ち替え、左手に水をすくいます。
4.3の水を使い、口軽く口をすすぎます。柄杓に直接口をつけるのはNGです。すすぎ終わったら手で口元を隠して地面に水をそっと吐き捨てます。
5.左手をもう一度清めます。
6.残った水で柄杓の柄(持ち手)を清めます。

以上で、手と口を清める手順はおしまいです。

参拝方法3.参道を歩く


神社の中の道を「参道」と言います。参道を歩くときは、端を歩くようにしましょう。真ん中は神様が通る道とされているので、真ん中を避けて歩くのが正解です。

参拝方法4.拝礼する



参殿の前に着いたら、神様へのご挨拶とお願い事をします。拝礼の際の動作のことを「二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」と言います。
※島根県出雲大社や大分県宇佐神宮では「二礼四拍手一礼」など、異なる拝礼方法の神社もあります。



やり方


1.まず、賽銭箱に賽銭を入れます。(金額は自由です)
2.神様へ向かって二度お辞儀をします。(二礼)
3.胸の前で2回ゆっくりと拍手をします。(二拍手)
4.胸の前で手を合わせ、お祈りをします。
5.神様へ向かって一度お辞儀をします。(一礼)

以上が基本的な拝礼作法です。おみくじや御朱印は、拝礼が終わってからのほうが好ましいでしょう。

参拝方法5.神社を後にする


神社を出る時は、一度鳥居のところで立ち止まり振り返ります。そして、神様にむかって一礼しましょう。



2020年の初詣へ行く前に! 知っておきたい【神社を参拝する際のマナー】をチェック♡


参拝マナー1.服装


特に決まりはありませんが、露出は控えるのがベストです。オフショルダーや短すぎるスカートは避けた方が望ましいです。お祓いなど正式に参拝する場合はフォーマルな服装にしましょう。また、帽子をかぶっている場合、拝礼の際は帽子を取って神様に失礼のないようにしましょう。



参拝マナー2.おみくじは結んだほうがいいの?


凶のおみくじは結ぶのが一般的とされていますが、おみくじは結んでも持ち帰っても構いません。おみくじを引いた際は、結果に一喜一憂するよりも今後の生活のための戒めとして心にとめておくのが大切です。



参拝マナー3.その他の心構え


神社は人々が神様と向き合う時間を持つための場所です。大声で騒いだり、周囲を顧みずに振る舞うのは避けましょう。またペットを連れていく場合は、ペット禁止の神社も多いため、事前に必ず確認しましょう。

正しい参拝マナーで素敵な新年のスタートを切ろう♡


神社の基本的なお参り方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 作法も大切ですが、一番大切なのは神様を敬い、日ごろの感謝を伝える気持ちです。いつも自分を見守ってくださる神様に感謝する心を忘れずに参拝しましょう♡



(つばき かおり)

この記事を書いたライター

つばき かおり
アクセサリー作家、モダンバレエ教室アシスタント講師。2013年からアクセサリー作家としてハンドメイドのアクセサリーを制作・販売するかたわら、「健康的に美しく」をモットーに幅広い年代にバレエを指導する。

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