年末にまとめて大掃除……はNG!? 11月のうちにやっておくべきこと3つ

そろそろ“大掃除”が頭をよぎるシーズンですね。しかし、なにかと忙しない時期ということもあって「時間がまとめて取れる冬休みに集中してやろう」「せっかく掃除してもどうせ年末までにまた汚れてしまいそうだから」などと、先送りしている方も多いかもしれません。

けれど、いざ大掃除を始めようとしたら、片付けが進まず本来の“掃除”になかなかたどり着かなかったり、予想より時間がかかりすぎてしまったり……。年の瀬も押し迫るなか、そんな失敗は回避したいものです。

そこで今回はインテリアブロガーのsumikoさんに、大掃除を短期集中でスムーズにこなすために今のうちにしておきたい前準備”を教えてもらいました。


目次

1:不用品のゴミ捨ては、スケジュールに余裕があるうちに


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出典: GATTA

大掃除のスケジュールでありがちなのは、「ゴミ捨てだけしかできなかった」という本来すべき“掃除”にたどり着かなかったという失敗です。1年間で本棚から溢れてしまった本や雑誌、書類などの要不要を一つ一つ見直しているうちに、あっという間に時間が経過してしまった経験はありませんか。

また、やっと整理してゴミをまとめたら、年末の資源ごみの回収日はすでに終了。結局、ゴミの山が片付かずに掃除ができなかった……なんていうことも。

整理に時間がかかるモノ、捨てる時にかさばるモノは、ぜひ回収日のスケジュールに合わせやすい11月に片付けておきましょう。


2:衣類の整理は、衣替えのタイミングと合わせて


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早めの整理とゴミ出しが必要なモノといえば、衣類もそうですね。衣類の見直しは、ちょうどこの時期になる冬物を出す衣替えのタイミング”と合わせるとスムーズ。同じく寝具や靴などの冬物を出すタイミングも、不用品を見直すチャンスです。

そしてさらに、めったに雑巾掛けをしない収納内も、仕上げに拭き掃除してしまえばスッキリ。

収納の中は、一度整えれば短時間でリバウンドしにくく、ついでに掃除も済ませておけば、大掃除の時はスルーできる場所になります。一足早く済ませておくと後々助かりますよ。


3:時間がかかりすぎる細かい掃除は、隙間時間を活用して


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大掃除で、隅から隅まで一気にきれいにしようとする計画は、膨大な日にちと集中力が必要になり現実的ではありません。

特に年末ギリギリにする大掃除の場合は、時間が限られているため、短時間で効果を実感しやすい広い面積を中心に掃除するのがおすすめ。例えば、窓ガラスや網戸、フローリングや浴室の全体掃除などです。

逆に“浴室の鏡のウロコ”や、“ガスコンロのこびり付き汚れ”など、面積が小さいわりに汚れが頑固で時間のかかりすぎるスポットは、今のうちから隙間時間を使って少しずつ着手しておきましょう。

「休日に30分だけ、頑固汚れを1箇所だけ剥がしとる」といった程度で積み重ねて、大掃除本番までに細かい部分を済ませておければ理想的ですね。



大掃除を新年までのタイムリミットが迫った冬休みにするなら、とにかくスムーズに“掃除”に取り掛かれるようにすることが成功の秘訣。ぜひ今回ご紹介した通り、整理整頓やゴミ出し、また小さな面積の頑固汚れなどは、前準備として一足早く片付けておきましょう。

「きれいになった」と実感できる部屋で、気持ちよく新年を迎えたいですね。

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