取り出しやすさを追求してたどり着いた!キッチンでやめてよかった収納方法3つ

モノをすっきり収納したはいいものの、いざ使う場面になったときに取り出しにくくて困ったという経験はありませんか? かつては収納グッズを多用していた整理収納アドバイザーnonさんも、取り出しやすさを追求してやめた収納方法があるのだそう。

今回は、取り出しやすさを優先したい方に参考にしてほしい“キッチンでやめてよかった収納方法3つ”をnonさんに教えてもらいました。


目次

1:見た目を優先した収納


筆者は以前、モノを片付ける目的だけでなく、見た目を美しく整えるための収納グッズもたくさん持っていました。

そのひとつが保存容器。冷蔵庫を開けたときの見た目が気になり、調味料は保存容器に移し替え、収納スペースの中に収納グッズがずらっと見栄えよく並んでいることに満足していました。

こうなると、収納グッズでスペースが埋まっている状態ですね。

使いやすさよりも見た目を重視したことで、出し入れがしにくくなっただけではなく、保存容器を洗う手間や詰め替える手間が余計にかかりストレスに。


出典: GATTA(ガッタ)

そこで、扉を閉めれば見えない冷蔵庫の中などの収納スペースは、見た目にまでこだわることをやめました。

便利な収納グッズやおしゃれな収納グッズをみると「なにかに使えそう!」とついつい増やしてしまいがちです。収納グッズは買ってから収納するモノを考えるのではなく、収納したいモノに合わせて収納グッズを買えば、ムダになりません。


2:収納グッズを使いすぎる収納


以前はSNSや片づけ本の影響を受けすぎて、グッズを使ったほうが収納しやすくなると信じていろいろと試していました。

たとえば、お鍋やフライパンの収納に伸縮式のスタンドやファイルボックスを使った収納がよく紹介されていますよね。確かに、収納スペースが狭い場合やお鍋やフライパンをたくさん持っているなら、収納グッズを活用したほうが便利な場合もあります。


出典: GATTA(ガッタ)

しかし、スペースが十分にあり、収納グッズを使わずに置くだけの収納が成立する場合は、そのままのほうが取り出しやすくしまいやすいこともあります。ちなみに筆者は、食器棚や冷蔵庫でも収納グッズはほとんど使っていません。

スペースに対してモノを増やしすぎなければ、収納グッズを使わなくてもすっきり収納は叶いますよ。


3:スペースとモノの量のバランスが悪い収納


非常用のことを考えると食品のストックや消耗品のストックを持つことは大切です。しかし、詰め込みすぎると出し入れがしづらくなるだけでなく、何をどれくらい持っているのかも把握しづらくなります。


出典: GATTA(ガッタ)

理想は“スペースに対して8割の収納”といわれているそうですが、なかなかできないのが現実。筆者は10割収納にしていますが使いづらさを感じたことはありません。ただし、10割以上にならないようには意識をしています。

キッチンのスペースが限られてる方は、非常用のストック、普段使いしていない調理道具や食器を別の場所に収納するのもひとつです。



いかがでしたが? 見栄えよく収納したり、便利なグッズを使うのも楽しいですが、逆に手間が増えてストレスになってしまうことも。

取り出しやすさを考慮して今の収納を見直してみると、使いやすくなるかもしれませんよ。ぜひ参考にしてみてくださいね!



【画像】※Oksana Shufrych  / Shutterstock.com

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