「もう別れるっ!」攻撃にも我慢の限界が…【LINE事件簿 #154/嘘から出た実 3】

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LINE事件簿
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恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。

僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。

LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?

そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「嘘から出た実」をみなさんにご紹介します。

「嘘から出た実」その3


OLの翔子さん(仮名:24歳)とサラリーマンの壮太くん(仮名:26歳)は、合コンで知り合い、付き合い始めてもうすぐ1年になるカップルです。

最初は可愛いと感じていた翔子さんの「もう別れるっ!」というわがままぶりも、最近では疎ましく感じ始めた壮太くん。振り回される自分に少し嫌気がさしていました。

そんなある日の仕事終わり……。

壮太くんは仕事の企画の目途がたったということで、会社の先輩恵子さん(仮名・31歳)と後輩くんの3人で立ち飲みバルへ行き、軽く飲んで帰ったそうです。その日の晩。



翔子さんは壮太くんの浮気を疑い、この後も執拗に問いただしてきたそうです。そして、壮太くんが嘘をついた時のために撮ったという証拠写真を添付してきました。

翔子「これ、2人しかいないよね?私、ちゃんと撮ったんだから」

壮太「そうだね。でも、後輩が席を外した時じゃないかなぁ。ほら、テーブルにグラスが3つあるでしょ?」

翔子「そんなの、前に飲んだグラスがそのままあるだけじゃないの?」

壮太「そう言われてもなぁ~」

はじめは、いつものごとく「しょうがないなぁ~」という思いで冷静に対応していた壮太くん。しかし、翔子さんは一向に壮太くんの言葉を信じず、責めたてました。

翔子「サイテーッ!どうして謝って正直に本当のこと言わないの?」

壮太「謝ることしてないし、正直に言ってるよ」

翔子「ちゃんと正直に言わないなら、もう別れるっ!」

いきなり疑ってかかられムッとした壮太くん。そして、何かあればすぐ「もう別れるっ!」と言う彼女に疲れと嫌気と怒りを覚えました。

壮太「分かった。もういいよ……」

翔子「えっ?もういいって何よっ!?謝ってよ!」

しかし、この後、翔子さんのメッセージは既読にもならず、壮太くんからの返信はありませんでした。

一体、2人はどうなってしまうのでしょう?

連載「LINE事件簿」は毎日更新中!

(LINE探偵)

※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています

この記事を書いたライター

LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。 今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!

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